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高尾山に登った

先輩が知人のLを集めて高尾山に登ろうぜ!という企画をなさっていたので便乗してたレポ。
山の趣味はなく、麓から頂上までの完歩は10年ぶり、という人間の目線で書いているので色々とご容赦を。

コースは1号路。急坂や階段がそこそこあるけれど、完全舗装なので晴れていればスニーカーでも登れる。
速乾冷感インナー(¥1500)、ワークマンのパンツ(¥1980)、帽子(¥1000)の爆安装備で高尾山口駅に降り立つ。履き慣れたスニーカー、背にはリュック。水は2本用意した。暑い。
午前中の1号路だと木陰が多いが、わたしは光に弱いのでドライブ用のサングラスを装着。大正解だった。

山麓からゾロゾロと登り始める。
鮮やかな緑にハッキリした日差しが、夏の近さを物語る。ルートは序盤からなかなかの斜度。すっかり怠けていた坂登りの筋肉がきしみ、全身から汗が出る。無理のないペースで水分補給をしながら、同行した方々と、他愛のない会話を楽しみながら歩を進める。爽やかな山中で色恋の話もなかなか乙なもの。
……カッコつけて書いたけど要はおげれつな話をしてました!山ん中でスンマセン!!!楽しかったです!!!!!

ケーブルカー駅を過ぎれば、急斜面はおしまい。名物のてんぐ焼で糖質補給。サクサクの生地に、大粒の餡がうまい。
傍らにリス科滑空動物の像を見かける。ムササビとモモンガどっちがどっちか分からん問題。
後で調べたら高尾山にいるのはムササビなのだそう。両者の一番違うところはサイズで、ムササビは座布団、モモンガはハンカチに喩えられていた。山田君1枚持っていって〜。

薬王院では良縁を強めに祈願。
そこから先の傾斜は、これまでよりはキツくない。が、山頂の手前にガッツリと階段が。励まし合いながら階段を越え、坂を越えて山頂。

うーん、達成感

高所から眺める景色はいいものだ。
実は高所恐怖症なのだけど、遠景なら問題なく楽しめる。
(東京タワーとかにある足元がスッケスケの床、ああいうのがめちゃくちゃ苦手)


下山にかかる。実は木曜日、2日後に高尾山が控えているにもかかわらず、これまでサボっていた脚トレをガチでやってしまい、前ももの筋肉痛を抱えていた(ただのバカ)。その結果、下り坂は前ももを酷使することを、文字通り痛感した。
帰路のルートを皆で話して、リフトに乗ろうということになった。このまま歩いて下りも試してみたかったけど、筋肉痛もあるしリフトも乗ってみたかったし、ありがたい話だった。ケーブルカーは何度も乗ったことがあったけど、リフトは初めて。スキー場にある昭和の二人乗りリフトそのものである。
初夏のリフトは気持ちいい風を感じられて良きものだった。

下山後、近隣のアイリッシュパブでビールとランチ。

限定のギネスカレー。ほろ苦スパイシーでめちゃくちゃ美味しかった。

ご飯を食べながらざっくばらんにおしゃべり。内容は守秘義務があるので(笑)ここでは書かないけれど、飲み会するだけじゃわからない面がたくさん知れて、面白かったなー。
お店も居心地が良くて、お料理もお酒も種類豊富でどれも美味しかったです。オススメ。


にしても、山っていいもんだなぁ。
今日はノンビリ登ったが、今度、一人でタイムアタック的に黙々と登ってみたくもなった。1号路の登り標準が90分で、今日のメンバーのうち1人は70分で登ったというから、万全を尽くせば60分で行けちゃったり……しないかしら。さすがにムリかな?

……とここまで書いて、ボンヤリと最寄り駅階段に差しかかったら前ももがバッキバキになってて笑った。いてえ。アドレナリンが切れたらしい。
今日は湯船に浸かってストレッチして、アミノバイタルを3本突っ込んで寝よう。

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