スカンジナビア半島の記憶 #6
宿に戻ったときには、5時を過ぎたくらいだったと思う。8時からオーロラツアーの予定があったが、それまでにはかなり余裕があった。Hは事前にツアーの申込みはしていなかったが、現地申込でどうにか参加できることになったようだった。
オーロラツアーを控えていたわけだが、こういうときに過去の経験は生きるのだ(と思っていた)。オーロラを観察するためには、運が必要なことは間違いない。が、それ以上に体力勝負な面もある。なぜかといえば、それは尋常じゃなく夜は冷え込み、体力が常に奪われていくか