起業はスモールスタートが鉄則
こんにちはLeoです。最近時間ができたことをいいことに仮想通貨やFXなど今まで取り組んだことのなかった新しいことにチャレンジしているのですけどボクの本職はデイトレーダーとかではなく事業家です。笑
最初の紹介記事でも書きましたけど現在国内外で4社ほど法人に関与(代表、役員、株主、顧問などで)ほんの少し余裕がある時間が確保できたので5月からSNSど素人にもかかわらずTwitterをはじめ、noteをはじめています。
今日は相談事項No1の起業や独立に関してボクの考えを書きたいと思います。
以前の記事で思考を常にシンプルにすることが大切と書きました。
この延長上で考えてもらいたいことが「Think Big Start Small」です。
Think Big Start Small
これは結構有名なフレーズだったりするのですけど、文字通り和訳すると「考えは大きく、始まりは小さく」という意味になります。
どういった事業やサービスをやるのかある程度固まっている前提で起業や独立を決意したとして、あなたはいろいろな投資をしていく必要が出てきます。例えば飲食店をやる場合は店の初期費用や家賃、光熱費など必ずかかるものってありますよね。当然飲食店をやるということはお店を持たなければならないのですが、ここで自分に問いかけてみてください。
「本当にお店が必要ですか?」
これを問えるかがThink Big Start Smallの最初の関門になります。
決してお店を持つことが悪いことではありません。ボクのような連続事業家で色々な経験やノウハウがあるという前提で最初からお店を持つことは悪いことでもありません。ただあなたが全くの経営素人(例えば飲食店に勤めていた、料理経験があるなどはコンテンツとしての専門家であり経営という観点では素人です。)の場合、お店を持つことはとてつもないリスクを背負うことになるのです。そこで考えていただきたいのが以下の問いです。
これも以前の記事で紹介しました。
やりたいことは今の環境で実行できないか?
例えば飲食店の例を継続して、あなたが今飲食店で一定の経験を持っている場合にいきなりその仕事を辞めていきなりお店を始めることを避けられないかを考えてみてください。
例えば
・今在籍するお店の場所を借りてスポットで活動をさせてもらうチャンスがないか
・休日などを活用して自ら飲食提供可能なポップアップストアなどのレンタルスペースを利用して一時店としての提供をできないか
こういった形で完全にこれまでの職を断ち切ってまであなたがやりたいという覚悟があればいいのですけど、少しでも成功精度を高めるためには自分の中で仮説立て、検証する期間を独立前に行えるのがボクはベターだと思っています。独立をしたらやらなければいけないことがごまんと出てきます。
・個人事業主届出/法人登記
・資金調達(自己資金・借入など)
・店舗選定・契約
・内装・設備改修
・採用(最初は1人で回すことを前提に考えた方が良いです)
・食材調達・メニュー作成
・情報掲載用の素材撮影・HP制作
・PR・マーケティング戦略計画(広告・SNS運用など)
・プレオープン(試食会の開催)
・オープン
など
独立したらただただ出費が膨らみ、回収をしなければならないプレッシャーがあなたの肩にのしかかります。しかもこれらのやらなければならないことというのが本質的なことではないのでまた厄介です。
あなたが独立をして、起業をして生き残るためには何が必要なのか?
それは
困っているお客さんの課題を解決して満足してもらう。その対価として報酬をいただく。
ということです。これが本質です。この行為の積み重ねが売上であり、コストを差し引いた利益となり、あなたの報酬となってくるのです。
独立準備をしていく中で、当たり前に思えることなのですけど
この本質的なことを忘れてしまい、とにかくお店をオープンさせることに全力で取り組んでしまい、結果本質を見失ったお店が出来上がってしまうことはよくありがちな失敗例なのです。
自分が独立をしたときにどんな解決策を困ったお客さんに提供して喜んでもらえるのか。安さなのか、美味さなのか、はたまたエンターテイメントなのかまずはこの本質的な部分を自分の腹に落とし込み、果たして自分が考えた解決策(コンセプトや料理など)がどれほど満足してもらえるのかを検証することの方が大切なのです。ここがお店の根幹となり、建物でいう土台の基礎部分となるのです。これがないまま本質的ではないことに時間を取られ、立派なお店ができても基礎が全くない状態なのですぐに崩れ去ってしまうのです。
なので余裕がある今の環境の中でテストを兼ねて自分が提供できる価値について検証を行うことはとても大切なのです。
早速明日からスモールスタート!
スタートアップの世界ではよくスモールスタートと言われます。
お店を持つというのはリアルビジネスの例として出しましたがITの世界でもこの話は通用します。
実際にまだ使われていないサービスなのに自分達で勝手に顧客像を作り機能を定義して数百万〜数千万の費用をかけて作り込んで満を持してサービスをリリースする。蓋を開けたら作り込んだ機能は顧客に全く刺さらないし、使われなかった。結果営業も機能せず、サーバーコストや機能実装にかけた費用が無駄に終わってしまう。(ボクも何度も経験しました笑)
最初にやるべきは
どんなお客さんの課題をどうやって解決するのか?
この本質的な部分をしっかりと仮説立て、いきなり数百万〜数千万かけて機能開発を行わず、簡易でランディングページやサイトを作ってトライアルを行い検証するというプロセスを入れることでぐんと成功精度が上がるのです。
すでに独立をしてしまった方は後戻りできないので今ある環境の中で、これから起業や独立をしようと考えている方はぜひこの思考を参考にして取り組み検討してみてください。
あとは個人事業主や法人登記する場合などオフィスを借りることもありがちなのですがとにかく最初は固定費をほぼ0にすることを考えた方が良いです。すでに売上が十分にあり全然余裕で賄えてるというのであれば別ですが売上がまだ十分にない場合は月数万の出費も後々ボディブローのように効いてきますので笑
オフィス1つとっても大切な判断を
オフィスは例えばシェアオフィスやコワーキングスペースを活用することも1つ案ですが、ボクはそれすら必要ないと思っています。従業員などもおそらく最初は自分1人か2人とか数人くらいの規模感ではと思いますし、今はリモートでビデオ会議ができる環境なども揃っているので例えば法人登記や郵便物の受け取りなどをオフィスを借りることの目的とするのであればバーチャルオフィスなどを借りるなどで事足りてしまいますから。ボクがよく活用しているのはThrees(スリーズ)というサービスです。
ホテルの朝食会場や客室がワークスペースとして15分単位で利用できるサービス。都内はまだまだエリアが限られているようなのですが手軽にこうしたサービスが使える環境が増えてくれたら個人的には嬉しい限り。都心のカフェって凄い混み合ってる時とかありますよね?ビデオ会議なんてできないのでそんなときにカフェがわりに使ってます。都度利用と定額利用の2つがあり都度利用はスポットで使いたいときに使えるので便利です。定額も最近出たみたいですけどこれは月に半分以上とか使う方ならお得に利用できるのでまずは都度で使ってみるのが良いかもです。
あと最近Threes(スリーズ)がバーチャルオフィスのGMOオフィスサポートさんと提携をされたようでThrees経由だと基本料年間20%OFFで利用できるらしいです。しかもGMOと契約するとThrees(スリーズ)の利用が全ての拠点を対象にずっと5%OFFになるらしい。組み合わせて活用すると効率が良さそう。
月1の郵便転送、法人登記(しかも場所は渋谷の一等地)で年間2万いかないって凄すぎますよね。複数法人の設立などにも活用できそうです。(なんか最後は営業みたくなりましたが回し者ではありません笑)
今後ボクが活用していて便利だなぁと思ったものは記事の中で紹介していけたらと思います。こうしたサービスを活用しながら固定費を極限まで下げる努力ができると成功精度が上がっていくのではないかなと思います。
夢や目標に向かって取り組んでいる方、悩んでいる方を応援していきたいと思いますので何か気になることや聞いてみたいことがあればTwitterのDMなどからお気軽にどうぞ。
それでは😊
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