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自分が【4月中旬】くらいにいる気がする話

こんばんは。MIZUPIです。
以前もnoteで執筆しましたが現職で二度目の休職中、毎日家事なんかをしながらゆるゆると過ごしております。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。

唐突ですが、青春ってなんで青い春なんでしょうね?
春といえば桃色とか赤とかそんなイメージがありますが、青には少しネガティブというか、マイナスなイメージすら持ってしまったりします。
いいことばかりじゃないよ、と警告されているような雰囲気すらしますね。

どうして私が急に「青春」について考え始めたのかというと、
30歳手前で「自分は一生シングルなんだ」と覚悟を決めた矢先、ありがたいことにお相手してくださる方が現れたのです。
これは運命のミルフィーユかな?と思うくらい、おもしろいくらいに自分と共通したり重なるところがある方で。
今までの自分だったら正直、こういう場所に記録として残してしまった時点で、お別れしたら真っ先に思い出を全部消したくなるのでしょうが、不思議なことに今の彼さんにはそういったネガティブな感情があまりなく(最初からお別れすることを考えてしまっているのもどうかと思いますが)、もしお別れしたとしても「ああ、いい経験をさせてもらったなあ」と思えるような方なのです。

正直、今まで私は所謂「まとも」な恋愛をしたことがありませんでした。
金銭関係、二股、身体目当てと思えるような方もいました。
それは、必ずしも相手だけが悪いわけではなく、自分が「だめんずホイホイ」なことも原因でした。
困っている人を見ると助けずにはいられない、お願いされたら断れない、自分の時間や身を削ってでも相手に合わせる、完全に都合のいい人になっていました。
自分のこの性質が治らない以上はまともなパートナーシップは築けないと思い、この先私は一人で生きていきます、と知り合いに宣言もしました。

そのはずなのに、やっぱりひとりは寂しいもので、友人たちがどんどん結婚していくのを見ていると、ああ、自分もこんな人生がおくりたかったな、と思ってしまうのです。
他人とパートナーシップを結ぶことが必ずしも正解なのかというと、そうではないと思います。
それでも私は、ひとりぼっちなのは寂しかったのです。

なので、私と全く関係のない新しい出会いを求めて、いわゆる婚活イベントに勢いで参加したのです。
イベントで最初に私の隣にいらした方は、緊張して挨拶程度しかできない私に世間話をしてくださいました。今日花粉症すごくないですかー、なんて。
そんな他愛もない話をしているうちに、自然と「他にどんな人がいるか分からないけど、この人がとても気になる」と思っていました。
なので、参加者全員とお話ししたあと、思い切ってアプローチをしたら、お相手も私を選んでくださったのです。
正直、お相手も私を選んでくださるとは思っていなかったので、そのときはドキドキが止まらなくて、恥ずかしいので俯きながら会場を出て、一緒にお茶をいただきました。

お茶をしているときに前述した「運命のミルフィーユ」とも思えるような共通点が次々と発覚し、私はひたすら笑わせられながら息も絶え絶え、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
当日はお相手と連絡先を交換してさようならをして、二日後に会う約束をしました。
そして二日後(まだお付き合いしていなかったので、デートと言えるかは微妙なラインです)、お相手といろんなお店を巡ったりお昼をいただいたりして、そろそろお別れの時間だね、といった雰囲気で信号待ちをしているときにお相手から「付き合ってみる?」と言われ、私はとっても嬉しかったのですが喜びのあまり「そんなテンションなんですか!笑」と言ってしまったのを今でも覚えています。

そんな不思議なスタートから始まった私の幾度目かの青春…なのですが、
青春とは到底言えないくらい青い部分がなく、私の持病のことや現状をすべてお話ししても、うんうんと聞いてくださって、正直私は遠慮されると思っていたので驚きでした。
私が家族に控えめに「彼氏ができたって言ったらどうする?」なんて呟いている間にも、彼は周囲に彼女ができたと嬉しそうに話していたそうで、周囲の方々もそれを聞いてとっても喜んでくださったそうで、逆に私が嬉しくなりました。
(悲しいことに、今までのお相手は「周りにあんまり言いたくないんだよね」みたいな方がほとんどだったので…)

長くなってしまったのでそろそろまとめますが、そんなこんなで今はとても楽しく毎日を過ごしています。
このモチベーションなら、仕事も頑張れる!と思ってしまうくらい。
ですが、新しい関係が生まれる際に失ってしまった関係もあります。
でもそれは、自分のこれからのために失くすべきモノだったのだと信じて。
自分というクルマを走らせるガソリンは人によってレギュラーだったりハイオクだったりと違いがあると思うのですが、私はパートナーの存在だったみたいです。
これからよりよい方向へ一緒に向かっていけるよう、焦らずゆっくりと進んでいきたいと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、また次回お会いしましょう。

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