製菓衛生師はとった方が良いのか?問題について
こんにちは、タイゾーです。
僕はパティシエを10年ほどやっているんですが、専門学校の学生と話すとき高確率で、『製菓衛生師ってとった方が良いですか?資格って他に何かいりますか?』
なんてことをけっこう聞かれます。
結論から言うと、『製菓衛生師』の資格はとっておくと後が楽ですが・・・別に無理してとる資格でもないです。
その点も含めて、パティシエの資格のことを書いていきます。
『無料』で読めますので気になる方は読んでいってください。
製菓衛生師は必要なのか?
冒頭でも書いたように、パティシエになるのに製菓衛生師の資格は必須ではないです。
どっちかというと、資格そのものより製菓衛生師をとるときに学ぶ『食品衛生知識』のほうが大切です。
お菓子に限らず、食品の仕事に関わる方が絶対に必要なのが『食品衛生の知識』です。
(大切なことなので2回書きました。)
食品衛生について、超ザックリ言うと【食中毒】などを起こさないようにするための知識です。
そういった知識がないと、
・汚い手で作業する(雑菌がつく)
・高温多湿の部屋に商品を置く(カビなどが繁殖する)
・体調が悪いのに仕事する(O157やノロウイルスの危険)
こういったリスクを防ぐことができなくなります。
そのために食品衛生の勉強をするのは、大切なことです。
その過程で製菓衛生師の資格をとることも良いことだと思っています。
製菓衛生師のメリット
じゃあ、食品衛生の知識さえあれば資格いらないじゃん・・・と思う人もいるかもしれませんが製菓衛生師には『食品衛生責任者』になるための講習免除という大きなメリットがあります。
飲食店やお菓子屋・食品工場なんかも必ず1施設に1人『食品衛生責任者』が必要です。
その食品衛生責任者になるには、講習を受ければ誰でもなることはできますが・・・大人になってからの座学はキツイです。(笑)
その講習が免除なのは大きいですよ。
真面目な話、年をとると立場とともに仕事量が増え忙しくなります。
そのため、講習を受けるための時間確保が面倒だったりするので、専門学生又は若いうちに製菓衛生師の資格を取っておくのはあとあと楽というのはそういう意味もあります。
製菓衛生師以外にも、調理師などでも免除されるので何かしら衛生面の資格は持っていた方が良いかもしれませんね。
まとめ
個人的な考えとして、製菓衛生師の資格は取っておいた方が良いですね。
食品衛生責任者のいない職場などでは、重宝されたりもします。
時間やお金など、今はムリという方でもなければ勉強してとっておくのもアリですね。
勉強したくないは知らんけど(笑)
ここまで読んでくれてありがとう^^
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