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いつだって乙女でいたい♡ #2


こんにちは、美少女アイドル、レオみちゃんです☆


みなさんは、今までに命の危機を感じたことはありますか?


今日のブログは、美少女アイドルこと私、レオみちゃんが体験した命の危機について紹介したいと思います。



※ 読む前にいくつか注意事項があります。

  • 刺激的な内容かもしれませんので、読む前に一度、深呼吸をして心を落ち着かせて読むことをお勧めします。

  • このブログに限り、私が美少女アイドルであることをお忘れください。

  • 最後に、他言無用でお願い致します。


そして、私のこの経験からみなさんに何かしらの教訓を与えることができたら大変嬉しく思います。



・・・・・・・・・・・



あれは、

大学生になったレオみちゃんが、ようやく1人暮らしにも慣れてきた時に起こった出来事。

まだ美少女アイドルになる前の普通の人間だった私。



午前5時。

突然の腹痛に襲われた。


「あ、うんぴーだ!!」

そう思った私は、何の疑いもなくトイレに駆け込んだ。


「何でこんな朝早くに起こしてくれてんだ、このうんぴー。プンプン」

と怒りを覚えながらも、便座に鎮座した。


「ほらよ、あんたのために朝早く起きてトイレに来てやったんだ、早く出てきなさい。」

と心で呟きながら、勢いよく踏ん張った。



、、、、




、、、あれ?出てこない。




おかしい。




ふんっ


ふんっ




少し強めに踏ん張ったが出てこない。



「まったく・・・・・世話の焼けるうんぴーだ。」



「ふーーーーーーーーーー。」
一旦深呼吸をして、落ち着かせた。


そして次の腹痛の波がきた時に勢いよく、


「ふーーーーーんっ」
顔を真っ赤にしながら踏ん張った。





それでも出てこない。




・・・・・なぜ?



その後も腹痛は来るが、何度踏ん張っても出てくる気配がない。



踏ん張る私。

出てこないうんぴー。

そして、襲ってくる激しい痛み。

その繰り返し。

次第に冷や汗が出てくる。




とりあえず、一旦ベットに横になって休もう・・・。
時間が解決してくれるだろう。
そう思い、ベットに向かう私。


トイレからベットまでの距離がいつもの10倍遠く感じる。


這いつくばってベットに向かう美少女アイドル。


途中、何度も意識が飛んでしまったが、何とかたどり着いた。



「今回のうんぴーは長い戦いになりそうだ。」
お腹をさすりながら、そう呟いた。




・・・・・・



ふと時計を見ると午前9時。


あれからも何度もトイレに行っては踏ん張ったが、全くウンぴーが出てくる気配がなかった。


「これは、もう病院に行くしかない。」
そう思った。


ただ、病院に行くにしても、この家からどうやって行こうか。



自力で病院まで行けるだろうか・・・。


それとも救急車?


いや、ここは学生しか住んでないマンション。


よっ友の顔見知りくらいしか居ない。


そんな中で救急車なんて呼んだら、どうなるか・・・・。


下手に目立ちたくない。



いろんなあれこれを考えた挙句、



「・・・・自力で向かうか。」
そう決意した。



原付に乗り、ふらふらしながら病院に向かう。



病院が家の近くにあったのは不幸中の幸いだった。



・・・・・




早朝にも関わらず、病院は老人で溢れていた。

漂う加齢臭が、さらに腹痛を掻き立てる。

受付に並ぶたくさんの老人たち。

そして、最後尾に並ぶ私。




「私の番まであとどれぐらいだろうか・・・。」





一向に進む気配がない。





私は覚悟を決め、老人の群れをかき分けて加齢臭と戦いながら受付まで向かうことにした。


冷や汗をかいた内股歩きのオカマを、老人たちは引き攣った顔で見てきた。


そんなことはどうでもいい。
受付だ。
早く受付に行かなければ。
その時の私はそれしか考えてなかった。




「助けてください。お腹が痛いです、、。」
青ざめた顔で、受付のおばさんに伝える私。


今にも倒れそうな私に、さすがのナースのおばさんもやばいと思ったのか、急いで車椅子を用意し、診察室まで案内してくれた。





やっと、この痛みから解放される・・・。




・・・・・




何時間眠っていたのだろうか。


「レオみさん、レオみさん」


ナースのお姉さんの呼びかけに目が覚めた。


あの後、先生が来て検査等をした後、点滴をした私は寝不足と疲労困憊でそのまま眠りについた。


なぜか苦笑いしているお姉さん。


ナース 「先生がお呼びですので、診察室に向かいますよ」


そう言われ、車椅子に乗って診察室に向かった。




・・・・・



診察室に入ると、深刻そうな顔をした先生が待っていた。




「・・・・終わった。」
そう私は確信した。


私は、これから余命宣告をされるのだろう。


(癌だったら)寿命は残り2年とかだろうか。




健康診断ちゃんといっておけば良かった。


もっと人生を楽しんどけばよかった。


好きな人に好きと言っておけば良かった。


いろんな後悔が私の脳裏に浮かぶ。




・・・・・




先生 「こちらを見てください。」

先生は静かにそう言い、先ほど撮ったレントゲンの写真を私に見せてきた。





先生 「落ち着いてきいてくださいね。」





レオみ「はい・・・・・。」





静寂が私の不安をさらに掻き立てる。




先生 「・・・・・・・。」





レオみ「(ゴクリ)・・・・・。」






先生 「レオみさんは・・・・・」







そう言い、少しの沈黙の後先生がこう言った。











先生 「驚異的な便秘ですね」









レオみちゃん「・・・・・?」
何て言ったのかすぐに理解できない私。








先生 「この白いところあるでしょ?これ全部うんちです。」







と言って指した先には、




一面真っ白になっている私の大腸があった。






そう、私は便秘だったのだ。






しかも、驚異的な







神様、なぜ私に試練を与えるのですか?













P.S

入院している間もうんぴーは一度も出なかった。

「あのうんぴーは一体どこに行ったんだろうか。」

と、少しだけ不安になりながら、

「驚異的な便秘か・・・・クスっ」

と思い出し笑いをして、笑顔で家に帰ったレオみちゃんだった。




終わり。




レオみちゃん☆

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