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【「TFJで先生になる21歳の物語。」vol.3】

皆様、こんばんは。なんでも楽しむ天才こと小学校の先生を目指す経営学部生の大林凌也です。今日は昨日に引き続き、研修中の気づきのシェア 第二章「信頼残高 〜学校と営業〜 」です。

私と同じTFJの研修生の方が「信頼残高」のお話をしてくださいました。「信頼残高」とはスティーブン・コヴィー氏の『7つの習慣』の本に出てくる言葉みたいで、簡単に説明すると、「個人が持つ他者からの信頼度」です。

私が大学2年生の時に、ベトナムとカンボジアでビジネスインターンシップをした際に得た、学びがあります。それは、「人は信頼している人からしか商品やサービスを買わない。営業は商品を売る仕事ではない。営業は信頼を作る仕事である。」でした。

そういえば日常でも似たようなことがある。例えば、親友から勧められた本は買ってしまうし、先輩おすすめの居酒屋にはついつい行ってしまう。つまり、「誰がおすすめしてくれるによって人の行動は変化する」ということです。

このことを受けて、学校における信頼残高について見てみると本当に面白い。例えば、信頼のある先生から子どもに厳しい指導があった時、親は子どもを鼓舞し、信頼のない先生から子どもに厳しい指導があった時、親はモンスターペアレントと化す。

これは職員室でも一緒だと思う。信頼残高の高い先生の意見や提案は通りやすいし、応援されやすい。信頼残高の低い先生の意見や提案は誰からも応援してもらえない。だから、学校や社会で何らかの主張をしたい時に信頼残高が0だったら誰からも応援してもらえないということだ。

だから、経験値という信頼残高が0の新卒教員の私が学校に赴任してまず初めにするべきことは子ども達、同僚の先生、地域、保護者、管理職の先生と信頼関係を築いて 「信頼残高を貯める」こと。

信頼関係の築き方について持論はありますが、それはまた後日にしたいと思います。お楽しみに!

「信頼残高」こそこの時代の一番の財産である。

学校は「他者との信頼関係を築くことを練習する場所」だと思うので、子ども達には信頼関係をどうやって築くのかを私自身の行動で教えてあげれるように私ももっともっと努力していきたいと思います。