詩「恥じらいのあらわ」 32 矢口れんと 2020年10月5日 10:35 *「恥じらいのあらわ」流行りのシャツに袖を通して裸になっていく少年少女夕闇にいちど溶け朝日に散りゆく逆光のシルエット粒子がたなびいて代弁したかの人の健勝とかの人への羨望を裸になれないわたしは恨めしそうに衣を脱ぎ去り草をまとって 朝露の羊水へ……空よ あなたに甘えるように仰向いた誰もわたしの背中を見ませんように* #詩 #詩歌 #ポエム #文芸 ダウンロード copy #詩 #ポエム #文芸 #詩歌 32 ご支援頂いたお気持ちの分、作品に昇華したいと思います! 記事をサポート