矢口れんと 2021年3月23日 15:40 日比野は腹を括った。「お、お花見とか興味ある?」「いいね、行こうよ!!」あまりにすんなり事が運んで彼は拍子抜けした。「じゃあ桜を見れるカフェを探してみるよ」「え……花は梅、菓子は月餅、花見にはやっぱ紹興酒でしょ?」しまった、バイト仲間の彼女は弩級の中華フリークだった。 #ショートストーリー #140字小説 #花見 #ひねくれ大学生日比野くんの日記 #61話 18 ご支援頂いたお気持ちの分、作品に昇華したいと思います! サポート