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RIPPLE〔詩〕

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2018年6月の記事一覧

四行詩 10.

四行詩 10.

    堕ちて潜って沈んだ先で

    「腐るだけ」などと誰が言う

    闇深まれば 深まるほどに

    踊りはじめる 光の砂塵

 お師匠さんの言葉からインスピレーションを受けて書いた。しかしどこに記載があったかをまったく見失ってしまった。こういうことってよくありませんか?
 きっと僕がこの詩をまた見失ったときに、ひょっこり顔を出して僕をたしなめるのだろう。
#詩 #エッセイ #

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遠き

遠き

東の空に赤い月
有明の月ならばまだ
美の世界へと昇華できるものを
知らずに待てれば
恋はただ美しいものを

繋がりすぎた僕らには
なすすべもなく
差し出せるものもなく
散ることさえも許されず
大地に落ちて腐るのみ

〜せめて抉られたいと願う駄文〜

おやすみなさい
まだ寝ないけど
#詩 #ポエム #エッセイ #執筆