【マリノス】グループステージ展望【ACL2022】
グループステージ組み合わせ
2022年のACLのグループステージ組み合わせと日程が決定し、いよいよ2022年のACLが開幕します。マリノスと同じグループには韓国の全北現代、オーストラリアのシドニーFC、ベトナムのホアンアイン・ザライFCが入っています。
レギュレーション
グループステージは4チームの2回戦総当たりで行われます。グループ内の1位チームが決勝トーナメント進出、グループ2位になると5つあるグループの2位の中で上位3チームに入れば決勝トーナメント進出となります。
前回出場時(2020年)の成績
マリノスの前回(2020年)出場時のグループステージの成績は4勝1分1敗で、グループ1位で決勝トーナメントに進出しました。全北現代とシドニーFCは今回も同じグループです。
対戦相手の情報
全北現代モータース(韓国)
ACLでは2回優勝経験があり、Kリーグで現在5連覇中という韓国を代表する強豪チームです。しかし、今年のKリーグでは序盤苦しんでおり、現在6位となっており、3月に2人の韓国人選手を緊急補強しています。
注目選手はFWのグスタヴォ、イルチェンコの外国人コンビ、さらに中盤には日本でも活躍したキム・ボギョンがいます。また、日本人の邦本 宜裕という選手も活躍しています。
中盤より後ろではバルセロナ下部組織出身のペク・スンホ、海外移籍経験のあるキム・ジンスなどもいて、選手の質は高いです。
シドニーFC(オーストラリア)
Aリーグで過去3回優勝しているオーストラリア国内の強豪です。ACLにも何度か出場経験があります。今年のAリーグでは序盤苦しんでおり、現在4位となっています。
注目選手は現役オーストラリア代表DFのライアン・グラント。長くシドニーFCで活躍するミロシュ・ニンコヴィッチ、過去にはAリーグ得点王になったボボ、マンチェスターシティからのレンタルから完全移籍したアンソニー・カセレスなどがいます。
ホアンアイン・ザライFC(ベトナム)
下部組織にアーセナルFCと共同経営しているアカデミーがあり育成に力を入れています。国内リーグは始まったばかりですが4戦終わって未勝利とこちらも苦しんでいます。
アカデミー出身でMFのグエン・トゥアン・アイン、FWのグエン・コン・フオンに加え、FWのグエン・バン・トアン、DFのヴー・ヴァン・タンといった選手はベトナム代表として先日のアジア最終予選で日本とも戦っています。
全体展望
ライバルは全北現代
実力的にはマリノスと全北が2強で、それに続くのがシドニーFC、ホアンアイン・ザライFCです。全北は国内リーグ、ACLの実績的にもこのグループではマリノスの一番のライバルです。全北との直接対決に勝たないとグループステージ突破はできません。
過密日程との戦い
まず中2日で6試合というハードスケジュールを考慮すると、チームを2つに分けてターンオーバーしていくと思われます。2戦目と6戦目でライバルとなる全北現代と当たるため、ここを主力となるチームで臨みたいです。
とはいえ初戦も大事なので、まずは力の劣るホアンアイン・ザライにしっかり勝って、次の全北現代にも勝って連勝スタートしたいです。連戦の最後になるほどきつくなってくるので、早めに勝ち点を積んで後半の日程になるべく余裕を持たせたいです。
いずれにせよ、ACLは総力戦です。監督や選手だけでなく、スタッフ含めたチーム全員の力が試されます。コロナ渦でベトナムにチームごと移動して6試合行って帰国するだけでも大変な労力です。移動やホテル、食事、衛生面など気を付けることは山ほどあります。しかし、2年前も同じような経験をしていることがここで生きてくるでしょう。ACLを獲るというマリノスの悲願のためにも全力で応援したいと思います。
それでは、この辺で失礼します。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?