【マリノス】第34節京都サンガ戦レビュー【Jリーグ2023】
京都サンガとアウェイで対戦。
結果は1−3で敗戦。
今季リーグ最終戦を白星で飾れず。
フォーメーション
現状のベストメンバーで臨んだ最終戦。
試合展開(得点経過)
1得点目 前半24分 ロペス(マリノス)
中盤でエウベルがうまく反転して右サイドの山根へ。山根の折り返しをロペスが押し込んで先制点。
1失点目 前半49分 豊川 雄太(サンガ)
ショートカウンターからゴール前の豊川にボールが入る。うまく反転した豊川がシュートを決めて同点に追いつかれる。
2失点目 後半9分 原 大智(サンガ)
クロスのクリアを拾われて角度のないところからシュートを決められる。
3失点目 後半13分 川崎 颯太(サンガ)
原からのクロスを川崎が押し込む。
気になったところ3つ
1.角田の退場が響く
この試合、前半19分にセンターバックの角田がDOGSOによりレッドカードを受け退場。残りの70分以上を10人で戦わなければならなくなった。それでも、すぐさま1点を先制するもののその後は3失点して逆転負け。
マリノスが最終戦で退場者を出すことはもはやお家芸と化しているが、やはり最後くらいは11人同士の戦いが見たかった。
2.ロペスの得点王
この試合でロペスが22得点目を取ったことによって、見事ロペスが今シーズンの得点王に輝いた(大迫と同点)。この試合ではなんとしてもロペスに点を取らせようという空気があり、結果的にもそれを達成できたのはよかった。
今シーズンのロペスは正にMVP級の活躍だった。海外からのオファーも断り、怪我もなくシーズン通してコンスタントに点を取り続けてくれた。ぜひ来年以降もマリノスで活躍してほしい。
3.最後まで
結果的には敗北してしまったが選手たちは最後まで諦めず戦い続けた。10人になってもゴールを目指し続けた。
最後までマリノスのスタイルを貫き通したことは、評価されるべき。スタイルを曲げてしまったらそれはスタイルではない。
全体感想
消化試合とはいえやはり勝ちたかったのが本音だ。ロペスに得点王を取らせるという目標は達成したが、チームの勝利には結びつかなかった。退場者を出したとはいえ、チャンスもあったので残念だ。
今季は複数の主力の流出から始まり、多くの負傷者を出すなど波乱とも言えるシーズンだったが、結果的には2位。最大の目標だったリーグタイトルは逃したものの、状況を考えればよくやったというべきか。
それでもやはり優勝と準優勝には大きな差がある。何年か後に振り返ってみたとき優勝チームは覚えていても2位のチームは記憶には残らない。シビアな勝負の世界だが、だからこそタイトルを獲った時の喜びは計り知れない。
来年はタイトル奪還を目標に、もっともっと強くなりたい。
次の試合に向けて
次は12月13日(水)にACLで山東泰山とホームで対戦する。
今シーズン最後の試合にしてACLグループリーグ突破がかかる試合。2点差以上の勝利なら突破が決まるが果たして。
それではこの辺で失礼します。
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