【日本代表】アジア最終予選ここまでの戦いと次の2試合
いよいよ最終予選が再開されます。今回は1/27と2/1に行われるワールドカップアジア最終予選第7節と第8節について、これまでの結果を踏まえて展望を書いていきます。
最終予選レギュレーション(おさらい)
アジア最終予選は6カ国ずつ2つのグループに分かれて、H&A総当たりの 10試合行われます。各グループ上位2チームが本大会出場。3位はプレーオフにまわります。当然日本はグループ2位以内を目指して戦っています。現在6節までが終了しており残りは4試合です。
グループリーグの状況(現在の順位)
首位は無敗のサウジアラビア、日本はオーストラリアとの勝ち点差1で現在2位です。オマーン、中国、ベトナムはこの時点でほぼ予選突破の可能性が無いので、上位3チームによる争いとなっています。
日本代表のここまでの戦い
日本は初戦のオマーン戦(H)に敗れさらに3節のサウジアラビア戦(A)にも敗れ窮地に立たされましたが、その後オーストラリア戦(H)、ベトナム戦(A)、オマーン戦(A)と連勝しグループ2位まで盛り返してきました。
今後の戦い
残りの4試合のうち3試合がホーム開催なのは有利な点です。さらに最終節まで競った時に力の劣るベトナムとホームで戦えるのもかなり有利。ちなみに最終節ではサウジアラビアとオーストラリアが直接対決します。日本としては直近のホーム2試合で勝てれば予選突破がかなり近づきます。
中国戦(2022/1/27)
ホームで行われるこの試合、自力で勝る中国には確実に勝ち点3を取りたいところです。中国はブラジルなどからの帰化選手が脅威になるとされていましたが、近年中国企業の不振に伴い続々と帰国しているという話もあり、試合に参加するかは不透明でした。ただ、最新情報ではアラン、ブラウニングという2名の帰化選手が日本戦に出場可能と報じられています。
サウジアラビア戦(2022/2/1)
ホームとはいえ相手のサウジアラビアはグループ首位で第3節で日本も敗れています。ホームで借りを返してほしいところですが、サウジアラビアは今回の予選でここまで無敗、簡単には勝てないと思われます。それでも、敗戦するとオーストラリアに抜かれる可能性が高く、次のアウェーでのオーストラリアとの直接対決になってしまうので、それは避けたいです。場合によっては引き分けでも良しとするしかないかもしれません。
まとめ
この2試合については、中国戦は勝利が絶対、サウジアラビア戦も最後まで勝利を目指してもらいたいと思います。この2試合が終わった段階で2位以内であればグループ突破の可能性はかなり高いでしょう。ちなみにオーストラリアは同じ日程でベトナムとオマーンと対戦するので2連勝してくる可能性が高いです。
最後に今回の予選を通しての日本代表の特徴は「堅守だが得点力不足」です。スコアを見るとわかりますが勝っても負けてもウノゼロ(1-0)のスコアで、1試合に複数失点を許していませんが複数得点もできていません。つまりグループ2位にいるのは堅守のおかげです。1点を守り切る強さがあるとも言えますが、逆に1点先制されてしまうと厳しくなります。
森保監督は、まずはしっかり守ってどこかで1点を取りに行くというここまでの戦い方を大きくは変えないでしょう。逆に先制されたときに勝つためには2点が必要になるので、そういった状況でどのような采配をするのか注目してみたいと思います。
それでは失礼します。
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