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私の日常ってラッキーとアンラッキーの割合が完璧なんだけど、ちょっと激しくない?

私の毎日には、ちょっとした暇つぶしに使える程度の事件が度々起こる。
ちょっとした、というのは例えば…会社のエレベーターを待っている数分の間、聞いている人を飽きさせない程度。
だけどそれが毎週のように起こって、悲しいと嬉しいがちょうど半分ずつくらいでやってくるから驚きだ。
いつからこんな事件だらけになったのかは思い出せないけど、気付いたらこんな生活だった。


奇跡のチケットその1

ディズニーのチケットがあっさり取れた。これはかなり嬉しい事件だった。
久しぶりにディズニーに行きたくなって、毎週水曜日のチケット争奪戦に参戦してみたら、噂に聞いていたよりもずっと簡単にチケットが買えた。入場制限が緩和されたせいだと思っていたけど、その後何週間か同じように試してもサイトにアクセスすらできず驚き。
クリスマスシーズンに日曜日の1dayパスをあっさりゲットなんて、今思えばすごいラッキー。

奇跡のチケットその2

大好きなアーティストのライブチケットが復活当選した。しかも前から5列目の席。
木曜日に復活当選者が発表され、その日のうちに飛行機のチケットを予約し、日曜日には憧れの人たちの前に立っていた。
チケットが当たっただけでも奇跡なのに、前の週に冬服をたくさん買ったばかりだったし、偶然土曜日にエステの予約を入れていたからコンディションは最高だったわけで、それはもうご機嫌で会場である北海道に飛んだ。
何もかもが完璧な1日で、嬉しさのあまり北海道に感謝の気持ちを込めてたくさんお土産を買って帰り、次の週末には友達を呼んで石狩鍋パーティーをした。
過去10年振り返っても1、2を争う奇跡的でラッキーな事件だった。

私、何かしましたか

北海道でライブを満喫した翌日の月曜日。仕事終わりに友達と映画を見た帰り、見ず知らずの男の人に後ろからビールをかけられた。
水が地面にあたる“ビシャ”っという音に振り返った時には、買ったばかりのコートからビールの匂いがしていた。決して治安が良いとは言えない街で起こった出来事とはいえ、ぶつかったとか、目が合ったとか、そういうフリみたいなこともなく、いきなり無言でビールをかけられ、事態を把握した頃には犯人に逃げられていた。
これは未だに納得できないアンラッキーな事件。

なんで今なの

ビールをかけられた2日後、通勤中に貧血で倒れて頭を強打し運ばれた。
昔から貧血気味ではあるが、倒れるなんて小学生の頃の運動会ぶりだった。お気に入りのコートを汚されて落ち込んでいたのに、顔に痣までできてしまった。
心配した上司から帰って休んでいいよと言われたので、気持ちの良い秋晴れの日に、痛い頭を抱えながらソファで有給を消化した。この世で最も切ない有給の使い方。これはやっぱりアンラッキー。
ちなみにこの記事の見出し画像は、駅からの帰り道で太陽に背を向けながらフラフラと歩いている時、せめていつかネタになればと思いながら撮った写真。

いい感じのバランス保っている件

奇跡のチケットその1から貧血で倒れるまでが約1週間。
この1週間が偶然ハプニング週間になってしまったわけではなく、私の日常はだいたいこんな感じなのだ。

カフェで注文を間違えられる。

面倒な会議が急遽中止になる。

UberEatsでランチにベーグルとコーヒーを頼んだらコーヒーだけ届く。
夕飯にカレーを頼んだらルー抜きが届く。

上司に美味しいご飯とお酒を奢ってもらう。

規則性という程ではないけれど、とっても嬉しいことがあった後には、それなりに悲しいことが続くし、ちょっと残念な事件の後には、そこそこ嬉しい事件が起こっているような気がする。
最近は有名なあの曲にならって、悲しいことがあればもうすぐ楽しいことがあるだろうと、凹むのは少し待つことにしている。

それに、度々ハプニングに見舞われるせいで、少々のことでは動じなくなった。
フードコートでラーメンを注文し、出来上がりを知らせるためのピーピーなるやつを握りしめて、30分間大人しく待つくらいには動じない。
(ラーメンにしてはさすがに遅いだろうと店員さんに確認したら、注文が通っていなかった。3日前の日曜日のことだ。)

一緒にいた妹は「あなたといるといつも何かが起こるから、いっその事それをネタにお笑い芸人に転職すればいい」と面白がっていた。
私は「細かいことが気になる性格だから、小さなことを事件にしてしまっているだけだろう。みんな何かしら起きているのに、気付いてないんじゃないか。」と言ってみたが、「そんな山あり谷ありの日常をみんなが送っているわけないだろう」と一蹴されてしまった。
それなら言われた通りネタにしてみるか、と投稿に至ったわけだけれど、
それにしても今日のアンラッキーはラーメン待ち30分で、ラッキーは妹が楽しそうってことでいいの?
…それじゃちょっと割に合わなくない?などと考えながら静かにラーメンを啜った。
そのうちもう少しのラッキーが訪れてバランスをとってくれるはず。

この投稿を読んでくださっているあなたが、エレベーターを待っている間にすべて読み切れたかどうかは分からないけど、電車に乗っているならきっと一駅分くらいの暇つぶしにはなったはず。そうであれば嬉しい。

これからも時々、私の日常に起きているラッキーとアンラッキーを一駅分くらいにまとめてお届けしたい。
きっとそんなに待たなくても、すぐに三駅分くらい話したいことが起きるだろうから、今日はツイてないなー…みたいな日に見に来て欲しい。

私ももうすぐ楽しいことがあるかも、と思えるように。


UberEatsのカレー(ルーなし)
このあと筆者が美味しく頂きました。白いご飯として。
(すぐに返金してもらえたけど、無料のご飯はむしろラッキーとしてカウントされるの…?)

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