ドブリーデン
チェコ語で「こんにちは」は「Dobrý den(ドブリーデン)」という。
スーパーで買い物をする際にレジの店員に「Dobrý den」とあいさつし、「Děkuji」とお釣りを受け取り、「Na shledanou」と別れの挨拶をする。
だいたいこの3点セットでチェコでの生活をどうにかしていた。
この「こんにちは」「ありがとう」「さようなら」の会計時の基本挨拶はヨーロッパ圏のどの国に行ってもだいたい同じだった。
日本ではレジで会計をしてもらう時に「ありがとう」ぐらいしか言わない。
チェコのサービスで感じたことは、当たり前だが店員も同じ人間だということだ。
疲れたら座るし喉が乾いたら飲むしお腹が空いたら食べるし話したい時は話すし愛想も余計に振りまかない。店員も人間だし客も人間、そこに変な上下関係があまりない。
客が「こんにちは」と言えば店員も「こんにちは」だし
客が「ありがとう」と言えば店員も「ありがとう」だし
客が「さようなら」と言えば店員も「さようなら」なのだ。
日本の丁寧な接客も嬉しいし好きだけど、これくらい自然でもいいんじゃないかと思う。