【初心者が】UTAUで歴史系替え歌を制作してみた - 方法について解説
1,はじめに
本記事の内容は、私のブログと同一です。予めご留意ください。
最近、やたらと私のYoutubeのおススメ動画に「歴史系替え歌」が出てくるんですよ。前から思っていたのですが、この界隈のクオリティー、全体的に高くありませんか?
私はそういうクオリティーの高い動画に出会うと簡単に影響を受ける人間なので、自分でも歴史系の替え歌を制作してみることにしました。私は替え歌どころか音楽系の動画を制作したことはなく、音楽とは無縁の生活を送っていたのですが、それでも一応動画が作れたので、今回は、備忘録もかねて替え歌制作の方法を残しておきたいと思います(クオリティーが高いとは言っていない)。
2,完成した作品
まずは、完成した動画を紹介します。MVはなく、改善の余地がある点にご留意ください。
知名度が高い曲である「神っぽいな」をベースに、一般的に関心が高い領域である「第二次世界大戦前後の日本」をテーマとした歌詞をつけてみました。これを人は「王道」と呼びます。平安時代の国風文化だとか十字軍の遠征をテーマにしても誰も見ないでしょう。。。
しかし、先ほど「動画が作れた」とは言いましたが、「完成した」とは言ってません。To be honest, 本動画は未完成です。動画をご覧いただくと明らかですが、最初の約30秒程度しか完成していませんし、何よりMVがありません。今後はこれらの部分を中心に、クオリティーの向上が必要かと思われます。
3,解説
タイトルの通り、替え歌の作成にあたっては「UTAU」を用いました。UTAUとは、言わずと知れた歌声合成ツールでして、以下のページからダウンロードできます。
また、肝心のUTAUの使い方ですが、以下の動画が非常に参考になりました。
UTAUの使用にあたっては音声ライブラリのインストールが必要です。今回は無料の「重音テト」を使用しましたが、ここはお好きなキャラクターでよろしいかと思います。一応インストール先を貼っておきます。ダウンロードされたzipファイルをそのまま(解凍せずに)UTAUのウィンドウにドラッグ&ドロップすればOKです。
後は感覚的に操作するだけでキャラクターが発声してくれます。試行錯誤を繰り返して希望の替え歌を作ってみましょう。
音源について
知名度の高い曲である「神っぽいな」や「ルマ」については、作曲者(キノピオピー様 / かいりきベア様)が音源を配布してくださっています。例えば、前者の「神っぽいな」の場合、当該動画の概要欄から音源をダウンロードできます。使用する曲によって利用規約などが異なりますので、随時確認することをお勧めします。
一般的には、「個人が」、「非商用目的で」使用する場合は許可あるいは黙認されていることが多いように感じます(勿論、曲によります)。
ただ、替え歌を作成する場合はMIDI(演奏情報を記録したもの)を使用したほうが便利かもしれません。MIDIを使用することで、絶対音感がなくても音階やリズムが分かって替え歌の制作上便利です。midishowというものがあるので一応紹介しておきます。(日本語版はないので注意)
歌詞の内容
歌詞の内容については深いことを考えず、思いついたものをそのまま歌詞にしていけばいいと思います(だからクオリティーが低いのか)。勿論、リズムや韻といった要因に左右されますが、その制約が、かえって面白いのです。
歴史系替え歌の場合、歴史に関する深い知見があると面白い動画が作れそうですね。私は専門が理系なので、凝った歌詞は作れませんでした。有識者の方ならきっと目を見張るような動画が作れそうです。
おしまい
いつもはプログラミングやゲーム制作をやっているのですが、たまには変わったことをするのも新鮮で楽しいですね。またやるかは分かりませんが、いい経験になりました。