見出し画像

心の話

体調のことについて前回お話しました。体調、食欲の次と言えば! 精神的な話だと思います。食欲の話の際に少し話したとは思うのですが、今回はもっと詳しく、話していこうと思います。個人の差があるものですので、私の話はあくまで一例としてご参考お願い致します。

私が留学を始めたのは9月です。着いた当初は右も左も分からないし、料理は美味しくないしという理由と、ホームシックが相まって常に泣きそうな状況でした。毎晩布団の中で泣いていました。最初の一カ月は本当に辛かったです。なんで留学に行くとか言っちゃったんだろうと何度も考えました。しかし、この1カ月しなければいけないことが山積みで、病んでいるだけではどうしようもない状況でした。
授業の取り方、大学のウェブサイトへの登録、お友達作り、お部屋の必要なものの買い出し、ととにかくやらなければならないことが沢山あって、本当に大変でした。そのやらなければいけないもののおかげで耐えられた部分もあったのかもしれません。質問しなければ手続きができないから頑張るとか、授業ちゃんと取らないといけないから頑張るとか、自分の人生に関わることだったため、辛いとか言ってられないと思えたのかもしれません。
心のどこかで思い出さないようにしていた部分もあります。SNSはシャットアウトして、日本で楽しくしている友達をみないようにしました。その友達は何も悪くないのですが、悲しくなってしまうので。また同じドイツに留学した(大学は違う)人と愚痴を言い合ってメンタルを保っていました。家族と電話はしませんでした。電話すると泣いてしまうのが、分かっていたからです。泣いている姿は親に見せたくありませんでした。時差もあるため、夜電話したいと思っていても、向こうは朝だったりするのもあります。泣いた私をすがすがしい朝を送ろうとしている家族に見せたくはなかったです。そのためlineの文章でいかにも楽しそうに過ごしているように見せかけていました。電話は今の今までしていません。
基本この話をするとメンタル強いねと言われるのですが、ただの見栄っ張りです。自分がしたいと言ったのだから、弱い部分を見せてはいけないとおもっただけです。
日本にいる友だちとは電話を何回かしました。友だちと電話している時は、楽しいの方が上回るので、泣いたことはありません。泣かれても困るだろうしという思いもありますが。

10,11、12月は、色んな所に旅行に行ったり、人と会ったり、お友達ができたりしたことでメンタルは9月よりも安定しました。私はここで油断していたのです。もう山場はこえたと12月の時点で思っていましたが、本当にやばいのは1月でした。

1月でドイツの授業は終わりです。そのため授業によってはテストや最終課題の説明があります。それを聞くたび私はいやだなと思っていました。特にテストが本当に嫌で、ストレスでした。しかしながらこれだけでは私のメンタルは崩壊しません。
私のメンタルを壊したものは、完全に個人的なものなので、当てはまらない方の方が多いとは思います。それは成人式です。私は留学した年が成人であり、当然成人式に出席する予定ではありました。しかし留学が決定したため、あえなく成人式は出席することは叶いませんでした。私は留学を考えていたため、振袖などは決めていませんでした。留学行く前は成人式参加できないのは寂しいけど、そんなもんだと思っていましたが、予想をはるかに超えメンタルにダメージを与えました。
成人式もダメージを与えたのですが、それよりも同窓会の方がメンタルにきました。成人式と同時にだいたい同窓会が行われていると思われます。同窓会でしか会えない友達も多くいます。その楽しい同窓会、成人式に参加できない、みんなと会えないことが何よりも私を落ち込ませました。振袖を決めてなかったのが、不幸中の幸いです。決めてたとしたらもっとメンタルやばかっただろうなと今考えると思います。
1月はとても寒く、半分冬季鬱のようなものだったのかもしれません。何に対してもやる気が起きず、ただ時間を浪費していく日々でした。
私にとってのストレスの山場は1月でした

このようなメンタルぼろぼろの私はどのようになんとかしていたのでしょうか。4つほどしていたことを説明します。
1つ目、無理しない!もう授業休みたかったら休む!心が第1で休んでました。ちなみに1月以外はほとんど出席していたので、単位は大丈夫でした。唯一ちゃんと出席したのはドイツ語の授業だけです。それ以外はたまに休んでました。
2つ目、友だちにとにかく電話!色んな友だちと話しました。休んだ時も休んでしまったと懺悔する電話を先輩に掛けしました(笑)。みんなが仕方ないよって言ってくれることでメンタルを保っていました。
3つ目、食べたいものを食べる。この時の私はチョコと辛いラーメンを食べることで精神を保っていました。太ってもいいから食べてました。それで心が少しでも充たされるならそれでいい!と思ってました。
4つ目、ストレッチをする。何もしない日に罪悪感を抱いてしまいがちだったので、それならストレッチをすることで、ストレッチを頑張った日にしようとしてました。一番は授業に出席したり、課題ができたりすることが罪悪感を抱かずに済むのですが、その日は本当に何も手につきませんでした。そのためストレッチをして満足して寝られるようにしました。

このように対策を取ってみました。私はあと半年留学が残っています。もしかしたらその時にもっとすごい絶望感に苛まれるかもしれません。その時はまたご報告します。
私の中で一つある考えとして、自分が選んだのだから頑張ろうというのがあります。誰かに行けと言われたわけではありません。自分が選んだ道なのだから一生懸命立ち向かおうと思えました。

留学する皆さんは、自分の心第1で行動してください。本当に逃げたいのなら、帰っちゃうのもありだと個人的には思っています。
次回は、旅行の話をしたいなと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?