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奥野克巳・吉田尚記と文化人類学

1971年2月25日、「NHKブックス」、49歳の岩田慶治(1922年1月12日~2013年2月17日)著『東南アジアの少数民族』(日本放送出版協会、360円)が刊行された。

1972年1月、シカーゴウとニュー・ヨークで、41歳のマーシャル・サーリンズ(Marshall Sahlins、1930年12月27日~2021年4月5日)著『石器時代経済学』Stone Age Economics(Aldine Atherton) が刊行された。

月刊思想誌『思想』(岩波書店)1973年8月号、9月号、10月号に、51歳の岩田慶治著「コスモスの世界」上・中・下が掲載された。

1976年9月20日、「NHHKブックス」、54歳の岩田慶治著『コスモスの世界自然・アニミズム・密教空間』(日本放送出版協会、600円)が刊行された。

1978年1月、「民族探検の旅」(全8集)第2集、55歳の岩田慶治編『東南アジア照葉樹林から南海へ、神と祭りの世界』(学習研究社、1,500円)が刊行された。

1984年2月20日、「叢書・ウニベルシタス」、マーシャル・サーリンズ著、54歳の山内昶(やまうち・ひさし、1929年2月13日~2006年)訳『石器時代の経済学』(法政大学出版局、2,800円)が刊行された。

1993年5月17日、「岩波同時代ライブラリー」、71歳の岩田慶治著『コスモスの世界自然・アニミズム・密教空間』(岩波書店、本体1.050円)が刊行された。
書き下しエッセー「西・東・南の自然観」を収めた。

1995年8月15日、「岩田慶治著作集」(全8巻)第6巻(第6回配本)『コスモスからの出発』(講談社、本体6,600円)が刊行された。
コスモスの世界自然・アニミズム・密教空間』を収めた。

2018年5月23日、ボルネオ島の狩猟採集民「プナン」とのフィールドワークをおこなった奥野克巳(おくの・かつみ、1962年 ~)著『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』(亜紀書房、本体1,800円)が刊行された。

2020年10月15日、奥野克巳MOSA(もさ)著『マンガ人類学講義ボルネオの森の民には、なぜ感謝も反省も所有もないのか』(日本事業出版社、本体1,800円)が刊行された。

2022年6月21日、奥野克巳著『これからの時代を生き抜くための 文化人類学入門』(辰巳出版、本体1,600円)が刊行された。

2023年4月26日、「新潮文庫」、奥野克巳著『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』(新潮社、本体850円)が刊行された。
カバー装画は山下航(やました・わたる、1979年~)生だ。

2023年8月23日、「講談社現代新書」、奥野克巳著『はじめての人類学』(講談社、本体900円)が刊行された。

2024年1月12日、人類学者・奥野克巳と、妖怪絵本作家・加藤志異(かとう・しい、1975年~)、芸術考古学者・石井匠(いしい・たくみ、1978年~)を中心に人類学のおもしろさや、その可能性を伝えるYouTube番組「聞き流す、人類学。」で、48歳の吉田尚記(よしだ・ひさのり、1975年12月12日~)が出演する「【狩猟民プナンから異世界転生】ニッポン放送アナウンサー・吉田尚記の巻(第1回)」(28分22秒)が公開された。

2024年8月3日、毎週土曜18時ごろに最新回を配信する、奥野克巳、48歳の吉田尚記が、文化人類学をテーマに対談をおこなうPODCAST番組『奥野克巳・吉田尚記の文化人類学ラジオ』の配信が始まった。
2024年12月に書籍版が刊行される予定だ。

2024年8月8日、「ちくまプリマー新書」、奥野克巳著『ひっくり返す人類学生きづらさの「そもそも」を問う』(筑摩書房、本体860円)が刊行される。

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