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帰属のエラー

人の行動を、まわりの状況よりも

その人のもっている性質のせいにしてしまいやすい

反対に自分の行動はまわりのせいにしてしまいやすい

これを行為者ー観察者バイアスといって

帰属のエラーとともに社会心理学のなかで

重要な概念といわれています

人のミスには厳しくその人の性質や傾向を非難するのに

自分がミスした時はまわりのせいにしたい

ちょっと自分にもあてはまりドキリとします

帰属理論を提唱するフリッツ・ハイダーは人

の行動というものをあまりにも高く見積もり

過ぎて状況については低くみつもる心理的な

傾向を実験で確かめました。

キューバのカストロについて支援する記事と

批判する記事の2つを実験参加者に読ませて、

実は、それを書いた二人の人物は選択できずに命じられたままに書いたぢけなのですが

そしてその事を

実験参加者に公表したにもかかわらず、

彼らは(実験参加者)は

支持する内容やその反対を書いた人物はその

ような思想や性質の持ち主であるように捉え

てしまうことを確認しました。

これはちょっとショックですね。

その人の行動からその人らしさを作ってしま

いやすいバイアスがかかりやすいんですね

たとえば社会的促進などでは、たしかに

その人が頑張り屋さんなのではなく

集団という状況がKeyになっているのですが

人はそうは捉えにくいのですね。

少し込み入ってきましたが、まとめると

人は状況よりもその人の性質に原因を求めや

すいというところでしょうか。













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