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「動画講座」って何?Zoomを使ったオンラインレッスンとの違いやメリット・デメリットについて解説!

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、教室やレンタルスペースといった対面での指導が難しくなっています。多くの講師・先生方がインターネットを活用した遠隔指導へのシフトを余儀なくされる中、まず初めに思い浮かぶのが「Zoomなどのビデオ通話サービスを活用したオンラインレッスン」ではないでしょうか。

しかし、最近ではこの「ビデオ通話サービスを活用したオンラインレッスン」に代わる新たな教え方として「動画講座」という方法が注目されており、動画講座だけで生計を立てている方も増えています。

本記事では、「動画講座」の概要やメリット・デメリットについて解説していきます。また、記事の後半では、目的に応じた活用方法や、動画講座の一般的な撮影形式についてもご紹介しますので、「動画で教えることに興味がある!」という方は是非参考にしてみてください。

動画講座とは

動画講座とは、事前に撮影・編集した動画コンテンツをオンラインで公開する講座のことです。「DVDなどで提供していた映像教材がオンラインで受講可能となったもの」と聞くと、イメージが湧きやすいかもしれません。教えるテーマによって作り方は様々ですが、「レッスン1, 2...」といった具合に学習内容を細かく構成し、作成した動画を順番に配置することで、体系的な学びを提供できることが大きな特徴です。最近では、オンラインで動画講座を販売できるツールが増えてきたため、誰でも簡単に教えられるようになっています。

動画講座のメリット・デメリット

それでは、動画講座のメリット・デメリットについて挙げてみたいと思います。

動画講座のメリット

① 時間・場所の制約がない
動画講座は講師の時間を切り売りする必要がないため、どれだけ受講生の数が増えても、講師の労力は一定のままです。また、講座の提供方法がオンラインであるため、対面レッスンのように地理的な制約が一切なく、日本中、ないしは世界中の人々にあなたの講座を届けることができます。「少ない時間で、より多くの受講生に教えることができる」のが、動画講座の大きなメリットと言えます。

② 販売から受講までを自動化できる
従来のオンラインレッスンでは、レッスン開催日の時間の確保はもちろん、開催当日に向けてZoomリンクを共有したり、開催のリマインドをしたりなど、講座を販売した後もやるべきことがたくさんありますよね。動画講座なら、講座の購入から受講まで全て受講者側で完結するため、講座の販売以降の作業を自動化できます。「一度講座を作成すれば、あとはオンラインで販売するだけ」というのが、動画講座の最大の魅力です。

③ 受講者の習熟度が高い
対面またはオンラインのリアルタイムレッスンとは異なり、動画講座は「事前に撮影した動画コンテンツ」を販売します。受講者は自分の好きなタイミングで何度も講座を見返すことが出来るため、講座の中でわからない部分があった場合でも、理解できるまで復習できるというメリットがあります。

動画講座のデメリット

① 講座の作成が大変
「一度作成さえすれば、あとはオンラインで販売するだけ」である一方、そこに至るまでが大変というデメリットがあります。なぜなら、動画の撮影や編集、その過程で必要な機材・ソフトの用意など、従来のオンラインレッスンにはない事前準備が存在するからです。ですが、私たちが運営している動画講座プラットフォーム「Lekcha(レクチャ)」では、利用者様の講座作成〜販売における個別サポートを無料で実施しておりますので、初めての方でも安心して動画講座に取り組めます。

② 受講生の細かいニーズに対応しずらい
動画講座では、講師と受講生がリアルタイムでコミュニケーションを取れないため、理解度を確認しながら教え方を調整したり、質問にその場で回答する、といったことができなくなります。そのため、受講生の細かいニーズや、講座の中でつまずきそうな部分をあらかじめ認識した上で、講座を作り込む必要があります。対策として、「販売前にSNSのフォロワーや既存の生徒を対象にニーズをヒアリングする」ことが効果的です。

③ 受講生のモチベーション維持が難しい
動画講座は「講師→受講者」の一方通行の関係であるため、どうしても学びの姿勢が「受け身」になりやすい傾向にあります。そのため、受講者に飽きずに学習してもらうためには、講座の中にクイズを設けたり、実際に手を動かしてアウトプットする仕掛けを用意するなど、能動的に学べるきっかけを用意することが重要です。Lekcha(レクチャ)では、受講生のモチベーションを向上させるために、「進捗度に応じてフォローアップできる機能」や「動画の途中でクイズを設置することで“飽きさせない仕組み”」を実装していく予定です。

動画講座の効果的な活用方法

次に、動画講座がどういったシーンでより効果を発揮するか、具体的な活用方法についてご紹介します。

リアルタイムレッスンの自動化

「教える」を生業とされている講師・先生の方であれば、一度は「レッスンを自動化したい」と考えたことがあるのではないでしょうか?リアルタイムで繰り返し同じ内容を教えていると、どうしても飽きてしまいますよね。動画に置き換えることでその悩みから解放され、さらには空いた時間を有効的に活用することもできます。

高単価サービスへの集客導線

マンツーマンレッスンやコンサルなど、高単価なサービスを提供されていらっしゃる方は、見込み客を確保する導線として動画講座を活用するのがオススメです。動画講座は「いつでも・どこでも」気軽に受講できる特徴があるため、「いきなりリアルタイムのレッスンを受けるのは不安。。。」という受講者の方にも、ご自身のサービスを体験してもらうきっかけになります。

培った知識・経験を副業の一環でマネタイズ

「時間はないけど、本業や趣味で培ったスキルをマネタイズしたい」という方には、動画講座がピッタリです。都度時間の確保が必要な従来のオンラインレッスンとは異なり、動画講座は一度作成すればあとは販売するだけ。さらには、顔出しをせずに「解説音声+スライド資料の投影」といった方法でも講座を作れるため、本業への影響を気にせず新たな収益源を作ることができます。

動画講座の撮影形式

最後は、「実際にどういう動画講座を作ればいいのか」という疑問にお答えするべく、動画講座の撮影形式についてご紹介します。

動画講座には、大きく2つの作成形式があります。
1. 講師が実際に教えている様子をカメラで撮影する
2. スマホ・パソコンに投影した画面を録画する

上記2つの撮影形式について、詳しく見ていきましょう。

講師が実際に教えている様子をカメラで撮影する

実技がともなう講座に適した方法です。動画内で講師の指導風景を直接見せることができます。

講座テーマの例:水彩画の描き方

スマホ・パソコンに映した画面を録画する

座学が中心の講座に最適な方法です。学習内容の要点をスライドでわかりやすく伝えたり、複雑なITソフトの使い方を実演している様子を見せたりすることができます。

講座テーマの例:アロマを用いたブランディングの方法
講座テーマの例:デザインソフトの使い方

ご紹介した形式の中で、あなたが作りたい講座のテーマに合ったものを選んでみてください。

まとめ

動画講座のイメージは掴めましたでしょうか?「学び」のオンライン化は世界中で日々加速しており、なかでも時間・場所に左右されない動画講座の需要は高まるばかりです。少しでも気になった方は、ぜひ動画講座を始めてみてください!

日本発の動画講座プラットフォーム「Lekcha(レクチャ)」を使えば、
誰でも簡単に“自分だけのオリジナルサイト”で
動画講座の販売をはじめられます。

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