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京都① : 烏丸御池〜茶山で散策とカフェ巡り | 旅行記

この週末は、大学の講義で京都へ。
旅行を兼ねているので、旅行部分だけざっとこちらに記しておこうかなと思います。
10月末の土曜日、朝からよい天気で散歩が捗りました!

アルバトロスでモーニング

モーニングなら、ここ!と友人におすすめされて。一乗寺にあります。なんと5:30から開いているらしいです。早すぎる…!
ドアを恐る恐る開けると、明らかに常連さんしかいない空間、カウンター内にはお忙しそうにママさんがひとり。

いただいたのはモーニングサービスB。野菜と果物たっぷり、パンは耳が落とされて食べやすくカットしてくれてありました。塩が効いたゆで卵が美味しい…!紅茶セットで500円です。安い〜!
固ゆで卵ってもそもそして苦手だったのですが、ここのは何故かめちゃくちゃ美味しかった。元気になれますね、卵って大事。

DEAN&DELUCAでレモネード

移動して、烏丸御池へ。
DEAN&DELUCA、大好きなんです。東京でも品川店や六本木店が好きでよく行くのですが、京都店は別格。

DEAN&DELUCA京都店

この重厚な外観!
大正時代初期に建てられた銀行をリノベーションしたもので、建築設計は東京駅を手がけた辰野金吾とのこと。この建物まるごとDEAN&DELUCAなのです。

ハロウィンの雰囲気あふれる店内は白の天井が高く、金庫の名残も。

かつての金庫室は食品雑貨庫へ

そもそも、なんで旅行先で輸入食品雑貨店へ?と思うかもしれませんが、京都の食材を使ったデリや市内パティスリーのケーキやお菓子などを扱っているため、実際はかなり観光客向けのお店なのです。9時あたりは空いており、ゆっくりレモネードを飲みました。飲み物も食べ物も、ちゃんと美味しくて大好き。

六角堂でお参り

烏丸御池駅からほど近くにあったので、ふらりと立ち寄りました。紫雲山頂法寺・六角堂。
聖徳太子によって創建された西国三十三所観音巡礼の礼所で、いけばなの発祥といわれているそう。時間があまりなかったので見られませんでしたが、資料館などもありもっとゆっくり巡りたかった場所でした。

この立派な柳は「六角柳」と呼ばれ、
縁結びのパワースポットだそう

マリベル 京都本店(MarieBelle)でランチ

ランチタイム〜!
昼ころになると観光客がぐっと増え、行列もちらほら見かけるように。お目当てのカフェはスイーツ中心のため、運良く最初に入れました。

MarieBelle(マリベル)はNYのショコラトリーで、日本には京都と大阪に店舗があります。和洋折衷な創りのこのお店にずっと行ってみたかったので、念願叶っての来店です。

ハロウィン仕様で、チョコもお菓子も可愛すぎる…。店内奥のカフェスペースへ進むと、アンティーク調の空間が。来れて、よかった…。

キッシュプレートを頂きました。サラダはディルのドレッシングでとても好み、サーモンのキッシュは熱々とろとろで最高でした!
チョコはショップで購入。後でいただくのが楽しみです。

サーモンとほうれん草のキッシュ、
季節限定のautumn plate

白河院庭園でゆったり

ふらりと歩くうちにたどり着いた京都市動物園にほど近い白河院庭園は、大正8年(1919年)に竣工し、その後100年以上大きな改変をされることなく守られてきた庭園だそう。イロハモミジがうっすらと紅葉し、静かな庭園に華を添えます。

11月末が見頃
テーブルも椅子も陶器製

池のまわりには苔が何種類か生えています。この可愛い苔はたしか苔寺でも見たのですが、なんという種類なんでしょう…。

喫茶「迷子」で古本を

元田中の喫茶店、「迷子」へ。こちらは完全予約制のアンティークと古本を扱う喫茶店です(2階はゴスペルという別のカフェ)。

蔦が立派!
入ってすぐ左側が迷子

ヴォーリス建築事務所設計というこの建物は、住宅街の中で存在感を放つ洋館です。1階の喫茶「迷子」に入ると、膨大な量の古本とアンティーク雑貨が。また、活躍中の作家さんの雑貨販売もされていました。

江戸川乱歩が多めでした
ホーリーバジルとアールグレイのブレンドハーブティー

メニューは、珈琲と紅茶、ハーブティーの3つだけ。博識なマスターのお喋りと、レコードの音楽を聞きながら珍しい古本をゆっくり楽しむことができる非日常空間です。

2ページごとに袋とじされている、
化粧裁ちされていない造本「月に吠える」

北白川ちせ・ギャラリーへ

徒歩で北上し、北白川ちせという北白川のクラフト&ギャラリーへ。
店主は彫金作家さんで、素敵な指輪を作る方なので前から気になっていました。

小さな洗練されたショップさん

店内ではアクセサリーのほかにもジャムやお菓子が売られており、奥のギャラリーでは個展が開催されていました。
「太陽と月の陰」という題のもと、絵と音のユニット「repair」の作品展示・販売が行われています。優しく静かな作品でした。ポストカードを買ったので、早く部屋に飾りたい!

絵・日下明

猫町で夕食

茶山へ到着し、夕食へ。予約したのは洋食屋の「猫町」さん。店名は荻原朔太郎の代表作からとっているそうです。

看板に猫が潜んでいます

大通りから少し外れたお店は外観から素敵な雰囲気。店内は満席で、人気の高さが分かります。
5人で訪れたので、温野菜や自家製ローストハムと焼き舞茸のサラダ、ナスのグラタン、牛タンの赤ワイン煮などを頂きました。どのお料理もボリュームたっぷりで美味しかったです。なにより野菜が付け合せでもしっかり乗っていて、最高。大原野菜を使用しているそうで、甘みのある味が濃い野菜たちでした。また行きたい!

豚肉のサルシッチャ

歩き回った1日でした。充実していたなあ…。
京都の街中でしっかりとカフェ巡りをしたことがなかったのですが、ピークの時間を外したり事前予約をしたりすれば充分楽しめるなという印象でした。また行きたいところばかりです。紅葉もちらりと見ることができて秋を感じました。
風も冷たく、朝晩は結構冷え込むなあという感想。暖かくして過ごしましょう。

次回、京都②では一乗寺の書店・雑貨屋巡りの様子を掲載します!

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