大阪③ : 森ノ宮でサーカスを(少しの京都も) | 旅行記
三連休の3日目、つまりは旅行最終日。
今日も、公演を見るのがメインイベントです。
森ノ宮ビッグトップで公演中のサーカス、シルク・ドゥ・ソレイユ。4月に東京公演を観たのですが、どうしてももう一度見たくてその日に予約しました。
シルク・ドゥ・ソレイユって、なに?
サーカスでしょ!という程度の知識で以前行ってしまったので、改めて調べると。
コロナの影響で一度経営破綻しており、2年に1度行っていた日本での公演もこれが5年ぶりだそう。エンターテインメントの復興を目指し、また生まれ変わったんですね。今回の日本巡業は、東京・大阪含めて200以上の公演を行うもの。約130万人ほどを動員するようです。規模が、凄い…。
今回の演目『アレグリア』は、スペイン語で“歓喜”や“喜び”を意味しています。
セリフはほぼありません。ストーリーが分からなくても楽しめます。もちろん公演中は撮影不可なので、公式からの引用と言葉で私の思うシルク・ドゥ・ソレイユの見どころを紹介します。
シルク・ドゥ・ソレイユの見どころ
圧巻のパフォーマンスとアクロバット
まずは、もちろんこれ。体どうなってるの?と思うほどしなやかで美しい大きな動きが見られます。生演奏、生歌
5人のミュージシャンによる力強い音楽、2人のシンガーによる生歌。目の前で奏でられる音楽が世界観を完成させていきます。豪華な衣装とセット、メイク
そのすべてを本社の工房でキャストに合わせて作られている衣装、場面に合わせて動くステージ。煌びやかで華やか、キャストの動きや表情の魅力を引き立てます。
サーカスは子ども向けのイメージが強いか、そもそもあまり馴染みのないものである人が多いかもしれません。でも実際に見てみると、演奏や舞台のクオリティやストーリーの面白さ、日常では目にしない超人的なパフォーマンスは、大人向けの要素も多くとても面白い。ぜひ、いろんな人に見て欲しい…!
私の一番好きな演目は、エアリアル・ストラップ。空中ブランコです。男女ペアで笑顔で舞う演目、そして男性ソロがまるでバレエのように宙で踊る演目。頭上で繰り広げられるそれは、雪に見立てた紙吹雪も相まって目を見張るほどに美しいのです。これを見るためだけに行っても悔いはないと思えるほど。
最後の2分ほどのフィナーレは撮影タイムで、すぐ近くまでキャストが来てくれます。
シルク・ドゥ・ソレイユは、見終わったあとにすぐ「見足りない…」と思ってしまいます。しっかり2時間半あるのに、今すぐにもう一度見たくなってしまう。今年2回目なのに、また行きたいという気持ちでいっぱいです。
今回は特に、とあるキャストさんがすごく刺さって…。言語化が追いつかないので、またエッセイとして書きたいと思います。
さて、満足したので大阪城いこうか、と外へ出たら土砂降り。迷った挙句、1時間かからないし在来線で京都に行ってしまおう!ということで、森ノ宮から祇園四条へ。
去年、新婚旅行で1週間ほど宿泊していたあたり。大好きな『いづう』さんがあるので、こちらで少し遅めのお昼ごはん。江戸時代から続く老舗です。
美味しすぎる…!脂の乗った鯖が酢の効いたご飯とぴったり。鯛は柔らかく厚みがあり、小鯛は皮目に歯ごたえを感じて最高。ガリやゴマは挟まっていないシンプルなもので醤油もつけないのですが、しっかり旨味が口いっぱいに広がります。お土産としてデパ地下やオンライン、東京でも扱われていますが、こちらの本店では出来てから時間があまり経っていないものを食べられます。違いを楽しむのもまた一興。
このあとは、『無碍山房』さんでわらび餅を食べて『和久傳』さんのお弁当を購入して新幹線へ。滞在時間3時間、目いっぱい京都の食を楽しんで帰路につきます。
2泊3日、雨で思ったより全然観光ができず、そういえばお好み焼きも串カツも食べられなかった…!という悔いも残りますが、美味しいものを食べライブを楽しんだ、よい旅行でした!
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