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職場の教養 5月29日 葦の生き方

イソップ寓話の一つに、『樫の木と葦』という話があります。
細い葦が生い茂る小川の近くに大きな樫の木がありました。樫の木は、「力強い木である自分はどんな嵐が来ようと倒れることはない」と豪快に語ります。
一方、葦は「私たちは、風に逆らって争ったりしません。風の前でお辞儀をするのでそもそも折れることはないのです」と常々言っていました。ある日、強力な風が来て樫の木だけが倒れてしまいました。
この物語は…(以下略)

【今日の心がけ】
相手の話に耳を傾けましょう

【1】朝礼のイメージを変える

こちらのページで職場の教養を用いた活力朝礼の感想を述べるためのコツを書いています。まずは朝礼のマイナスイメージをニュートラルに戻しましょう。


【2】 著者の個人的な感想

前職は、何も意見を言わずに相手の話に耳を傾けるだけの人ばかりでした。改善もない、新提案もない、不平や不満があるかもしれないけど言わないからわからない、みたいな感じで。

でも仕方ないんですよね~。二足の草鞋どころか五足くらい履かされてましたのでみんな意見を出したくないんですよね。「六足目は勘弁…」みたいな。みんな事なかれ主義で、葦のような働き方をしていましたよ。

謙虚さは必要な要素ですが、謙虚すぎるのも問題です。葦のように、強い勢力が現れた時に毎回「仰せのままに」と言っているようでは、一向に成長しません。物事を好転させるためには樫の木のような力強さも必要だと思うのですよ。

相手の話に耳を傾けられる謙虚さを持った樫の木になれたらいいですね。


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