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フォーカスを合わせる

写真の撮り方で、『ボケ』というものがあります。被写界深度を浅くして、フォーカスを合わせたもの以外がぼけるように撮る方法です。撮りたい被写体を浮き上がらせ、幻想的な写真になります。

ボケには『前ボケ』『後ボケ』と言われる写し方があります。後ろボケは被写体の後ろがボケるのでイメージしやすいですよね。前ボケは後ろのものにフォーカスを合わせると、その前のものが透けるという、ちょっと面白い撮り方です。明るいレンズを手に入れたとき、こればっかり撮った記憶があります(笑)。

フォーカスの外れた写真は、見ていて気持ちが悪い。わざと外した写真もありますが、それは意図が分かれば気持ち悪くはない。フォーカスを外すことにフォーカスしているから。

そして写真に限った話ではなく、どこにフォーカスを合わせるか。これってとても大事ですよね。

目的地がないと道に迷う。望む人生を生きたければ、どういう人生を生きたいのかをはっきりさせる。

最近見たバスケットボールの田伏勇太選手のCMでの、『自分の選択を正解にするのは自分』という言葉がとても印象に残っています。きっと、自分の目指すものを明確にして、どんな失敗も次のステップの糧にしてきたんだろうなと思わされる言葉ですし、田伏選手だから納得できる。

人生100年時代と言われるようになってきたので、まだまだこの先を思い描いて行きたいものですね。

雨上がりのしずくに朝日が反射して、玉ボケができました。

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