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栄養学科に通う人達へ

この記事は、管理栄養士養成校などに通う大学生がみてくれているのでしょうか。

私は、令和4年の春に管理栄養士養成校(以下:栄養科)の大学を卒業しました。

栄養科の人達にしか分からないこと、沢山有りますよね。

これらを踏まえて、どうやって大学生活を過ごそうか悩んでいる皆さんに『大学生活が充実した』と自信を持って言える私から、アドバイスを贈ります。

~7つのアドバイス~

➀栄養科以外の繋がりを持つ
➁飲食&病院でバイトをする
➂恋愛は自ら狩りに行く
➃専門科目は上級生になってから勉強すれば大丈夫
➄期間限定カフェを開いてみる
➅気になる先生のところへお話を聞きに行く


栄養科以外の繋がりを持つ

栄養科は、狭いです。女子ばかりで、同じような思考をもって、「食」が好きな女の子ばかりで、お洒落で、可愛い子達が多いでしょう。だけど、その中に留まることが気持ちよい人も、気持ちよくない人も、よく聞いて欲しいのですが、大学生活ではそれ以外の人達と関われる絶好の期間です。栄養科の子達としか関わらないと、必ず視野は狭くなります。なので、総合大学だったら、別の学科の人が沢山いるサークルに入るなり、インカレに入るなり、違う専攻の人と関わる機会を積極的に持ちましょう。なんなら、違う大学の人、違う世代の人と関わることもとてもおすすめです。今までの既存の価値観が開け、自分の人生を考える上での大切なアドバイスが得られます。

②飲食&病院バイトをする

栄養学を学ぶ上で、給食経営や衛生のことについて勉強します。そこで、飲食のバイトをすることで、給食経営で学んだ在庫管理を実感できたり、キッチンの裏側はこういう風に衛生面が管理されているのかとか、実際の食品ロスを肌身で感じたり出来ます。また、そこで働いている人達の料理技術が盗めたり、提供した食品を召し上がるお客さんをみて、学ぶことが沢山あると思います。スーパーやドラッグストアのバイトでも、商品のラインナップを見て食品会社の考えを探ったり、購入している人を分析してみたり、実際に自分が働いてみてどう思ったのかなどをメモしてみるなども貴重な経験となるはずです。

さらに、私がおすすめするのは、病院で働いてみることです。役職は問いません。管理栄養士は医療従事者にもなれる資格なので、アルバイトで病院のどこかしらで働くことは、病院管理栄養士が少しでも興味がある人にはとても貴重な経験になると思います。管理栄養士として病院で働いたらどうなるかという想像が出来るだけでなく、患者さんとの触れ合いや、他の医療種の方達の動きなんかも知れて、参考になります。また、病院管理栄養士を目指さないとしても、通常生きていて見えない世界を見ることで考えるものが沢山あるはずです。

③恋愛は自ら積極的にしにいく

学科内、男性、いません。

(これを見てくれている方が共学栄養科の男性であれば、周りに女性が沢山いて羨ましい限りです。学科内恋愛は人生経験の為にも推奨派です。後先考えず、好きな子がいたらアプローチしましょう!)

女性は、アプリや、バイト、サークル、他大学、旅、フル活用して、出会いを求めていきましょう。

私の周りは、様々な場所へアクティブに活動している子は恋人がいましたが、自ら探し求めに行かなければどんなに可愛い子でも長い間、恋人はいませんでした。

必ずしも努力したら恋人が出来るというわけではありませんが、せっかく様々なことに挑戦できる大学生の期間は積極的に恋愛をしてみるのはいかがでしょうか。学ぶことがあるはずです。

④専門科目は上級生になってから勉強すれば大丈夫

1,2年生のころは、『私は本当に栄養学科に通っているのか?』と思うほど専門知識がありませんでしたが、実習に行くことや、国家試験の対策をすることで、それらは身につきます。

そこまでは、ひたすら情報戦でテストを乗り切り、他にやりたいこと(サークルや趣味など)に全力を投じて大丈夫です。

私の場合、大学1,2,3年生まではそのような姿勢で、他の自分の興味があることに力を注いでいました。3年生の病院実習で本格的に専門勉強をし、その後、4年生の前半に大学院受験の為に6ヶ月間くらいひたすら勉強をし、大学院に合格した後は、またひたすら遊び、国家試験ちょっと前くらいに真剣に勉強して、無事管理栄養士になれました。

もちろん、「勉強がしたいんだ!」という方はしても全く良いと思うのですが、「知識が全く身についていないけど大丈夫かな」と過度に心配しなくても大丈夫ですよという感じです。

④期間限定カフェを開いてみる

これも学校で学んできた勉強が体系化する貴重な経験となりました。将来カフェ経営をしてみたいと思っている方は、予備体験が出来ますし、気づくことが沢山あるはずです。きっと周りの栄養科の友人に声をかけたら、賛同してくれる子が多いはずです。

具体的に、カフェの開催の仕方はネットで検索すればすぐに出てきます。(今度記事にします。)

私の場合、友人4人で短期間カフェを開いたのですが、利益と自分たちのコンセプトの両立が難しくて悩んだり、友人達の熱意がばらばらで仕事を円滑にするのに悩んだり、色々学びました。

自分が本当にカフェを開きたいのか、チームワークが向いているのか、なども考察でき、進路を決める上でも役に立つと思います。

⑤気になる先生のところへお話を聞きに行く

栄養学、幅広いです。気になった先生のところには、個人的に話を聞きに行くとなにか自分の興味と化学反応が起きるかも知れません。

教授は大体、勉強熱心な子に対しては優しく受け入れてくれるはずです。興味のある研究をしている先生が他大学だったとしても、訪問してみるのも良いでしょう。私が訪問した教授方は、全員丁寧に対応して下さって本当に有感謝しかありませんでした。


おわりに

私が、高校生だった時、「食べることが好きで栄養学にも興味はあるけど、噂では管理栄養士養成校って忙しいって聞くなあ・・・。大学ではエンジョイ青春ときめきキャンパスライフを送りたいのに!!!」とかなり進路に迷い、あげくには、片っ端から管理栄養士養成校に通う見知らぬ大学生達のツイッターをフォローし、つぶやきや投稿などから暇具合・リア充具合を調べるという奇行をくりだしていました。

レッツエンジョイEIYOUキャンパスユアライフ!!!


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