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繊細な「HSP」の方が仕事をしやすくなる方法。
こんにちは。nami(leilei_candle)です。
HSPという言葉を聞いたことがありますか?
HSPとは「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」の略で、非常に感受性が強く、繊細な気質を持った人のこと。
周りからの刺激にとても敏感で弱いため、生きづらさを感じながら生活している方が多いと思います。
今回は「繊細な『HSP』の方が仕事をしやすくなる方法」について書いてみたいと思います。
「HSP」は生まれつき繊細な人
この「HSP」という言葉は、数年前から世間的に言われるようになりました。
アメリカの心理学者であるエレイン・アーロン博士の研究によると、「生まれつき繊細な性質を持った人」が5人に1人の割合で存在することがわかりました。
わたしは、この言葉に出会って、とても心が救われたのを覚えています。
繊細すぎてストレスを抱えることが多く、生きづらさを感じることが多かったからです。
HSPが仕事で生きづらさを感じる場面
例えば、仕事のケースでいくとこんなことを感じることはないでしょうか。
人の会話や電話対応の声が耳に入り、仕事に集中できない
機嫌のわるい人がいると、仕草や表情が気になってしまう
他の人が怒られていると、落ち込んでしまう
細かいことが気になって、集中力が途切れてしまう
たくさんの仕事を同時にこなすことが苦手である
大人数の前でプレゼンをする場合、人の反応が気になってしまい恐怖を感じる…etc
仕事は好きですし、職場の人のことも好きなのに、自分の中に入ってくる情報が多くて敏感に受け取ってしまうので疲労感がすごいんですね。
職場で受け取った刺激や情報を、家に持って帰ってきてしまい、家の中でも考え事をしてしまう、そんな毎日でした。
仕事をしていると自分の評価も気になってしまって「自分は仕事ができているんだろうか」「自分には価値があるのだろうか」と考えてしまうこともありますよね。
脳の神経システムが刺激に反応しやすい
HSPの性質がある人は、HSPの性質がない人に比べて、脳の神経システムが刺激に反応しやすい特徴があるようです。
ハーバード大学の心理学者であるジェローム・ケイガンさんの研究では、繊細な人は赤ちゃんの頃から刺激に反応しやすく、神経が高ぶる時に分泌される「ノルエピネフリン(脳内物質)」や「コルチゾール(ホルモン)」が多く出ていると発表しています。
このように生まれ持った性質と書かれていると、しょうがないのかなという気持ちになってきますね(笑)。
普通に生きているだけで生きづらさを感じてしまうのであれば、別の方法で仕事をしやすくしていく必要があります。
繊細な「HSP」の方が仕事をしやすくなる方法
ここからは、「繊細な『HSP』の方が仕事をしやすくなる方法」について具体的に書いてみたいと思います。
HSPのタイプによっても変化すると思いますが、非HSS型HSPの方や、HSS型HSPの方には参考になると思います。
1.在宅勤務もできる仕事を選ぶ
HSPの性質を持っている方にとって、職場に通って色んな人がいる中で仕事をすることが一番刺激を受けてしまうと思います。
わたし自身、世の中の変化もあり、在宅勤務も選択できるようになってから仕事のパフォーマンスを出せるようになってきました。
人の声や表情に左右されずに、集中して仕事に取り組むことができるようになったからです。
在宅勤務のオンラインでのMTGは苦手ですが、時間が限られているのでなんとかやっていけています。
人と会話がしたい時や相談しながら仕事を進めたいは出社するのもいいですね。
もし、自分がHSPという自覚があって、生きづらさを感じているのであれば、出社勤務も在宅勤務もできる仕事を選ぶと幸福度が増すかもしれません。
2.1つの勤務先にしぼらないようにする
1つの会社で平日週5日フルタイムで働いている人にとってはちょっと難しいかもしれませんが、勤務先をしぼらないことも仕事がしやすくなるような気がします。
わたしは今は育休中ですが、平日週4日勤務のスタイルをとっていて、平日も週1日は休んだり、副業に時間を使ったりするようにしました。
1つの会社で1つの仕事に絞ってしまうと、そこでの情報や人間関係にしばられて、刺激過多となり、バランスが崩れてしまう気がしました。
HSPでフリーランスの働き方を選択している方もいるので、そのような働き方もおすすめかもしれません。
3.得意な仕事をなるべく選ぶ
HSPの方以外にも当てはまることですが、「得意な仕事をなるべく選ぶ」ことをおすすめしたいです。
わたしはもくもくと集中しながらもコントロールができるマーケティング職を選びました。
適職は人によって異なりますが、下記3つの軸で仕事を選べると幸福度が増すと思います。
自分のやりたいことが実現できる
自分の得意なことが活かせる
労働環境、職場環境が合っている
ポイントは「すごくがんばらなくても好きでやってしまうこと」だと思います。ここに得意のヒントがあるような気がします。
4.苦手なことは他の人に頼れるように意識する
HSPの性質がある方は、マルチタスクが苦手な方も多いと思います。
ですが、NOと断れない方も多いため、仕事を抱えすぎてしまう方もいると思います。
仕事を丁寧にやりたいという想いがあり、一つひとつ大切にやっていきたいのです。
そんな時は、仕事を抱えすぎても周りの方に迷惑をかけてしまうので、スケジュールと相談しながら、他の人に仕事を頼むようにすると気持ちが楽になって、仕事がしやすくなります。
HSPの方が生きやすい世の中になるように
今回は「繊細な『HSP』の方が仕事をしやすくなる方法」について書いてみました。
HSPの方は生まれつき繊細な性質を持っているので、様々な刺激や情報にストレスを感じ、生きづらさを感じることが多いと思います。
上手に刺激や情報を遠ざけて、働きやすい環境で仕事をしていきましょう。
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