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繊細な「HSP」の妊娠中。いつもより感覚が鋭くなる。

こんにちは。nami(leilei_candle)です。

HSPとは「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」の略で、非常に感受性が強く、繊細な気質を持った人のこと。

周りからの刺激にとても敏感で弱いため、生きづらさを感じながら生活している方が多いと思います。

今回は「繊細な『HSP』のわたしが妊娠中に感じたこと」について書いてみたいと思います。

「HSP」は生まれつき繊細な人

「HSP」という言葉は、数年前から世間的に言われるようになりました。

アメリカの心理学者であるエレイン・アーロン博士の研究によると、「生まれつき繊細な性質を持った人」が5人に1人の割合で存在することがわかりました。

わたしは、この言葉に出会って、とても心が救われたのを覚えています。繊細すぎてストレスを抱えることが多く、生きづらさを感じることが多かったからです。

ちなみにわたしは、妊娠を望んでいたもののなかなかできず、不妊治療検査から子宮の手術を経て、ようやく妊娠することができました。(その過程でもかなりのストレスを感じました。。。(^^;))

妊娠してからも身体の変化についていくのがやっとで、体調が良い!と感じることはほぼなかったような気がします。

それでも、自分の声かけに胎動を感じたり、自分の身体の中に命を感じながら生活する日々はとても貴重で、この経験をさせてもらえて本当に赤ちゃんには感謝しています。

脳の神経システムが刺激に反応しやすい

HSPの性質がある人は、HSPの性質がない人に比べて、脳の神経システムが刺激に反応しやすい特徴があるようです。

ハーバード大学の心理学者であるジェローム・ケイガンさんの研究では、繊細な人は赤ちゃんの頃から刺激に反応しやすく、神経が高ぶる時に分泌される「ノルエピネフリン(脳内物質)」や「コルチゾール(ホルモン)」が多く出ていると発表しています。

このように生まれ持った性質と書かれていると、しょうがないのかなという気持ちになってきますね。

HSPの性質があると、体のまわりを囲っている繊細さがむき出しのまま生活しているような気がして、身のまわりのあらゆる物事が身体にピリピリ刺さってくるような感じがします。

繊細な「HSP」の方が妊娠中に感じたこと

ここからは、「繊細な『HSP』のわたしが妊娠中に感じたこと」について書いていきたいと思います。個人差があるので、人によってばらつきがあると思いますが、少しでも参考になったら嬉しいです。

1.においにかなり敏感になる

妊娠にHSPの性質が加わり、妊娠初期のつわりの頃から、嗅覚がいつにも増して敏感になりました。

つわりの時期には、特に化学薬品の香りを受け付けなくなりました。洗濯洗剤や、香りつきのトイレットペーパー、香りつきの入浴剤、歯磨き粉などなど。

そして、妊娠後期にもにおいには敏感のままです。特に油がダメになりました。菜種油、オリーブオイル、ごま油などを使って料理をした後のにおいです。

換気扇をまわしても、窓を開けて換気をしても、ちょっとのにおいが鼻にひっかかり、ものすごい不快感に襲われましたね(笑)。

なので、できるだけ心地よい香りの中にいられるように意識をしていました。妊娠中でもOKなアロマの香りをたまに香ったり、散歩中の植物の香りに癒されて気分転換をしていました。

2.人混みがさらにダメになる

基本的に人混みはとても苦手なのですが、ドラッグストアやスーパー、ショッピングモールへ行くのもさらにストレスを感じるようになります。

人だけでなく、目に入ってくる商品や文字、色が多すぎるのです。情報過多と言いますか。もちろん人も多すぎます。

ドラッグストアはそもそも蛍光灯が白くて明るいし、化学薬品のにおいもすごいので、できるだけ避けていました。

赤ちゃんグッズをそろえるために、そういう場所に行く機会が増えたのですが、普段の食材や日用品は宅配にしたり、夫に頼むなどして対策していました。

3.身体に優しい食べ物しか受けつけなくなる

妊娠してから食べたいものが変わりました。

よく、マクドナルドやケンタッキーとかジャンクフードが食べたくなると言われていますが、わたしの場合それらは全くダメになりました。

そもそもそんなに食べる機会はなかったのですが、美味しいと感じなくなったのと、食べた後に胃痛が起こるようになったのです。

お肉よりお魚、ラーメンよりそばやうどん、こってりした味付けより薄味でさっぱりしたものを好んで食べていました。添加物の影響なのか、市販のルーを使ったカレーライスやハヤシライスでも胃痛が起きるようになってしまいました。。

夫にも「あっさりしたごはんばっかりだね」と言われてしまい、ごめん。。。という感じでしたね(笑)。

食べ物は体質や好みもあると思うので、自分が食べたい!と思ったものを素直に摂るのが良いと思います。

4.人の発言を深く受け取ってしまう

「人の発言を深く受け取ってしまう。」

これは妊娠中に限らず、ずっと昔からその傾向はあります。でも妊娠中はさらに繊細レベルが増すのか、受け取った発言をいつまでもくよくよ悩んでしまうようになりました。

例えば、人の発言。テレビのニュースの情報。

人やメディアが自身の価値観を通して話す言葉を重く受け取ってしまうんですね。

きっとわたしの中の価値観とぶつかって、人の価値観にひっぱられそうになるからしんどくなるのかなと思います。自分の価値観を強く持ちたいと何度も思いました。

できるだけ偏らず、真ん中にいること。
揺れ動かない心でバランスを意識しました(;´・ω・)。

HSPの性質がある方は気苦労が多いと思うので、妊娠中は特に情報を遮断するのが一番かなと思っています。

HSPの方が生きやすい世の中になるように

今回は「繊細な『HSP』のわたしが妊娠中に感じたこと」について書いてみました。

身体の中に命を宿すということは、とても神秘的なことで、とても貴重なライフイベントです♡

上手に刺激や情報を遠ざけて、快適な妊娠ライフを送りましょう!


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