𝐒𝐨𝐮𝐥 𝐉𝐨𝐮𝐫𝐧𝐞𝐲 𝐢𝐧 𝐎𝐊𝐈𝐍𝐀𝐖𝐀 ❺

すべてのワークを終えた次の日の朝、きのうの嵐は過ぎ去り、まるでわたしたちのこころのように晴れやかなお天気。

わたしとsoul sisterのうめねは、今帰仁の魂喜村を出て、那覇へ向かう。

その道中で、突然はじまったうめねのセッション。

それは、わたしが沖縄に来る前から浮かび上がっていた"自信のなさ"について、ふと話しはじめたことからはじまった。

そして、わたしの魂を通して見たことをうめねが伝えてくれた。

アフリカの女の怒りの根っこ

そのとき見えたのは、アフリカの女戦士で、大地を守るお役目のひとだったらしい。

しかしその女性は、大地を破壊され、貶められていくのを見ているだけで、なにもできなかった。

そのことで、じぶんを責め、激しく嘆き、怒り、悲しんでいた。

それはまさに、24日のダンスメディスンで、わたしを通して現れたアフリカの女性の怒り、嘆き、悲しみだった。

わたしは、生きているだけで、無条件に愛されるということを認めることに抵抗があった。

価値のあるひとしか、生きていることを認められないと頑なに信じていた。

それは、存在しているだけで、自然を壊し、汚していく人間への怒り。

こんな人間になるくらいなら、人間になんて、なりたくなかった。

こんな人間が、ただ存在しているだけで、価値があり、愛されるなんて、許せなかった。

大切にするべき怒りもある

そんなわたしに、彼女はこう言った。

みんなが、解放とか浄化とか、そういう流れで癒されていって、じぶんのやりたいことをやって、自己実現していくなかで、
こんな怒りを持ってちゃダメだ、と焦って手放そうとしなくていい。

怒りは、今世のわたしが大切にしたいなにかを、守ってくれているのかもしれない。
だから、無理に癒そうとしなくていい。
手放そうとしなくていい。

癒されるべきものは、
癒されるべきタイミングが来るから。

今は、その怒りを大切に持っていてもいいのかもしれないね。

それを聞いて、わたしは、ホッとした。

怒りは、大切にするべきものがあることを教えてくれている。

わたしは、このひとの怒りを、忘れてはいけないんだと思った。

わたしがないことにしてはいけない。

それは、彼女が守りたかったもの。

そして、彼女からわたしが受け継いだもの。

お役目が果たされたら、きちんと、天に、地に、お返ししよう。

それはきっと、愛に還る道へと導いている。

だからわたしは、これからも、怒りをじぶんの大切な感情として、
ていねいに大事にしようと思う。

怒りが伝えているメッセージに、耳を傾け、その叡智をカタチにして、言葉にして行いにして、伝えていこうと思う。

それがわたしのお役目だ。

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わたしが怒りを感じるとき

そこにはわたしが大切にしたい

なにかがきっと沈んでいる

怒りは

猪狩となって

そこに

大切にすべきなにか

忘れてほしくないなにかを

思い出すきっかけをくれている