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恋って、わくわくするって、トキメクっていいね


ハローワークに行ったら、好きなひとにhelloした。

もはやエンターテイメントレベルで一目惚れをするわたし。

いやどんなレベルだよ。


わたしがひとを好きになるのは、ビビビッと来るのか来ないのか、とにかくそれは一瞬のことだ。

"なんかわかんない、惹かれる"

その時点でもう、好きになっている。

ひとめぼれ。

面食いなんだね、と言われればそれまで。

でも、ただ"カッコイイ"だけじゃない。

だれにとっても"カッコイイ"ひとがいいわけじゃない。

わたしにとってはちゃんと(無意識だとしても)"カッコイイ"と感じる(言葉では説明できない)理由があるのだと思っている。

息をするレベルで、氣づいたら恋に落ちているので、一目惚れはもはや宇宙がわたしを楽しませるためのエンターテイメントなんだなと思う。


"ああ、なんでぇ〜好きぃになぁちゃったん〜だろぉ〜"みたいな歌があったよね。


こんな感じの理性とも呼べるエゴの声が、頭のなかでさっそく交錯しはじめる。

必死で、また失敗して、ドジして、傷つくのを止めようとするわたしがいる。


だから今回は、ただスベッて台無しにして、ハイチャンチャンでなんて終わらせない。

それはラクだよ。

一番ラクで手っ取り早い自滅のしかただよ。

でもなんにも残らない。

ちゃんとじぶんの好きってきもちに向き合いたいんだ。

なにもはじまる前に、すべてを破茶滅茶にしてしまうのではなく、ちゃんと相手を知って、恋を育んでみたいんだ。

焦ったくてうっとおしくて、一氣に破壊してしまいたくなる衝動と闘うのだ。


そうして、ちゃんとじぶんのこころに、だれかを好きになるきもちを、じっくり育てて味わうのだ。


はじまりはいつもinstantだけれど、その過程をゆっくり見守るslowな恋を楽しみたい。


いきなり完璧になりだそうとするじぶんも、こんなじぶんじゃダメだとジャッジするじぶんも、"理想"を演じようとしはじめるじぶんも。

"恋"が動き出したから見える、そんな今までひとりでは見えなかった新しいじぶんを、たくさん見つけていく旅。

そして、すべてのじぶんを、わたしへの愛でくるんでいく旅。

相手とうんぬんではなく、わたしは"恋"をとおして、"ひとを好きになること"にしかできないじぶんのこころの成長をとげたいのだ。


恋に怯えていたじぶんに、

"恋は怖いものじゃないよ。
ひとを愛することは幸せや愛やぬくもりや安心をいっぱいくれるんだよ"

と教えてあげたいのだと思う。

いや、知らないんだけど。

きっと、こころのどかで。
わたしのなかにいる叡智をもった賢いわたしが。


そしてなにより、"ビビビ"のじぶんの感覚を信じてみたいのだ。

その先にどんな展開が待っているのか、じぶんで見に行きたいんだ。

だってその答えは、だれも知らないんだから。





"ねぇ、あなたの素顔を見せて"

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