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この夏、感じていた怒り-part2-


8月は、じぶんでもよくわからない、正体不明のイライラを抱えながら、それをまりにもぶつけてしまっていた。

星やカードからのメッセージにもピンとこなかった。


怒りの根っこにある感情に出会う

そうしてある日、部屋でひとり、もう動けないというかのように、ジッとしながらじぶんのなかから聞こえてくる声に耳を傾けた。


もうひとりのわたしの声


そうやって、あなたはまたわたしなんていないみたいなフリをするのね

まるでわたしがいないかのように

じぶんのこころの傷にフタをして、
ほっとけばいつか治るみたいな

そうやってわたしをすみっこの影の暗いくら〜いところに追いやるのね

見たくもないから見ないことにするのね

なんにも問題はなくて、
わたしはピュアでまっさらなわたしであることしか、見せようとしない

じぶんのその一面にしか、
あなたは光をあてようとしない

わたしのなかにある、もっといろんな面があなたなのに

あなたは、まるでその一面だけがじぶんだと思っているでしょう

ときに、そういうあなたの頑なさが、苦しくなるの

どうしても、悲しみがあなたからあふれだしてきてしまう

あなたが見なくていいようフタをしてきたそのこころから

だって見ないフリしてきたあなたのなかにあるいろんな感情は、
それでもあなたにわたしたちのこと、見てほしくて、わかってほしくて、受けとめてほしい、光をわたしたちにも当ててほしがっているから

わたしたちもあなたのなかにいるよ、
大切なあなたのいちぶだよって
思い出してほしいから



あなたがずっとずっとずーっと探していたもの、
ほしくてほしくてたまらなかったものは、
どこに行っても、
だれからももらえないよ


だからわたしは、ずっと悲しかった

だから怒ってた

悲しかったから

その悲しみすら、あなたは、わかってくれなかったから

わたしの悲しみは、ずっとあなたがわたしをわかってくれなかったこと

あなたはずっと、あなたの悲しみを、あなた以上にわかってくれるひとを、探していた

でも、そんなひとは、どこにもいなかった

一番近くにいた、そうであるべきだった、そうであってほしかった父親も、母親も、
わたしのこと、あるがままのわたしを、まるごとわたしだって、愛してはくれなかった

だから、わたしはずっとずっと悲しかった

悲しかったじゃ、言い足りないくらい

わたしにとって、ごはんと同じくらい、
なくては生きていけないものが
わたしはもらえなかった

よく今まで生きてこられた

でもわたしはいつも、"空っぽ"って感じてた

うまくいっていると見せかけは、叩けばガラガラと崩れてしまう気がした

だってわたしにとっていのちのエネルギーとなるものが、与えられていなかったんだから

こんな絶望を、あなたのほかに、だれがわかってくれる?
受けとめてくれる?

わたしがなにを求めていたのか、
ほんとうに必要なものを与えられなくてどんなに苦しかったのか、
言葉でどんなにひとに伝えても、あなたがほんとうにこころで感じているままに、
感じていることそのものをわかってくれるひとは、この世界にあなたひとりしかいないの

あなた以外のひとには不可能なの

だから、あなたの仕事をほっぽりださないで

あなたにしかできない大切なことを、ひとに期待して任せないで

あなたがほんとうにわかってほしいのは、あなたでしょ?

あなたがほんとうにかけてほしい言葉をかけてあげられるのはあなたでしょ?

あなたがほんとうに求めているもの、したいこと、答えを知っているのはあなただけなの

あなたが寂しいとき、辛いとき、
一番そばにいてあったかいハグをギュッとしてほしいのも、あなたなんだよ

あなたがそんな存在であれるのは、世界でたったひとり、あなたに対してだけなの

ほかのだれにとっても、あなたがそのひと以上にそのひと自身をわかったり、愛したりすることはできない

だからね、あなたは、あなたのことを、一番に大事にしてあげてほしいの

あなたにしかできない、いや、あなたにはそれしかできないの


世界でたったひとりしかいないわたしを、わたしが大切にします


世界でたったひとりのわたしを大切にできるのは、世界でたったひとり、わたしだけだから

それがわたしにとって、世界でたったひとつの大切なこと


世界はわたしを中心になんて回ってないからだいじょうぶだよ


だから今は、好きなだけ、あなたのその悲しみに、怒りに、どっぷり浸かっていたって、
世界はちゃあんとあなたのことも乗せて前へ進んでいく

あなたは世界の中心ではなくても、あなたの世界の中心は、あなただからね

あなたの世界は、あなたがいないと回っていかないよ

だからこそ、今までひとに向けていた愛を、じぶんにちゃんと向けて、じぶんを愛で満たしていかないと

そのときがきたよ

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