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【シャニマス記事】シャイノグラフィが1番好きです。

シャイノグラフィ、素晴らしくないですか??

 細々とシャニマスPをしている限界ヲタクの私ですが、聴けば聴くほどに感動をし、これを生のパフォーマンスで見ることが叶わなくなった昨今の事情を非常に悲しい事だと認識する毎日です。

さて、まずこのシャイノグラフィという曲は3年目におけるメインの全体曲となっています。したがって、この曲を語るにあたって1,2年目の全体曲についても語らなければならないんですよね。ということで適当に書いていきたいと思います。


・Spread the Wings!!

 記念すべき始まりの1曲であるこの曲。注目する歌詞は『君とどこまでも』『あの空の彼方』というもの。歌い出しは「行こう、今始まる奇跡」だ。エモい(よく知らない)ねぇ~。
この曲は始まりということもあって、”新しい夢”や”今”という単語がチラホラ出で来るのが特徴で、上でも挙げた”君とどこまでも”という歌詞が示す通りこれから始まる旅路を共に歩んでいくというような歌詞がとてもGOOD。こんな俺でもついて行っていいのか?このトゥトアスの果てを共に生きよう…。

1st LIVEの映像未だにちょくちょく見直すんですけど、やっぱり翼を広げて(君とどこまでも)あの空の彼方の掛け合いはいつ見てもウルっと来ちゃうんですよね。P達があの部分を歌えるようにしたのほんと天才だと思う。

 私の好きなアーティストにBUMP OF CHICKENというバンドが居るんですけど、去年に行われたライブツアーの最後に語っていたMCが本当に大好きなので紹介させていただきます。現地で聞いたものでうろ覚えな個所も多いので少し違う点もあるかもしれませんがご了承下さい。 


(ライブとかで)今日お前ら(お客さん)が叫んだ言葉っていうのは、俺らに向けて届くんじゃなくて、お前らが未来のお前らに向けて叫んでるんだと思うよ。この会場に居る皆は、それぞれの生活があってさ、今日同じ気持ちでここに居るのに、俺は皆の事なんも知らなくてさ、明日になったらもう皆とは一緒に居られないからもっと一緒に居たいなとか思っちゃうし。このライブが終わったら…終わって欲しくないんだけど…また明日が来て、明後日が来て、一週間、一か月、一年って続いていくんだろうけど、そういう時にふと(嗚呼、あの時精一杯叫んだんだなぁ)って今日の事を思い出すんだと思うよ。
でもさ、きっと、もう駄目だって、もう死にたい、もう頑張れないって、どうしようもない時が来る事もあると思う。そういう時、今日の事を思い出すってことも出来なくなると思う。だから、そんな時に皆が未来に向けて叫んだことを思い出せるように俺らがずっと歌い続けるから。どうしようもなくて皆が皆の事を思い出せなかった時に、今日の事を思い出せるように歌い続けるから。(以下略


 このMC、全てのライブに言えると思ってて、あの場で生まれた感情とか高揚感っていうのはステージ上の人達と自分達両者の物だし、何より一人一人の為にあると思ってます。
だからこそ、”君とどこまでも” ”夢を追いかけて” という合いの手が尚更感慨深いものになるんだと思っています。シャニマス全体を象徴する一曲であり、Pとアイドルが繋がる為の曲としても素晴らしい内容となっていると思います。夢が夢で終わらない場所、最初の奇跡、可能性の羽ばたき。今に繋がる歌詞もいっぱい詰まった素晴らしい曲ですね。

本当ライブ無くした某ウイルス許せねえよ…。


・Ambitious Eve

 2周年目の全体曲であるこのAmbitious EveはSpread the Wings!!とは違い少し明るさが劣る印象の曲である。【旅立ち】をテーマにしたような前曲とは違い、今回は【挑戦】と言った雰囲気の曲になっている。
高山P自身の口からも語られている様に、新ユニットの追加、ファン感謝祭の追加による横と縦両方におけるシャイニーカラーズというコンテンツの拡張、ストレイライトが代表的なユニット内での葛藤,対立、そういう物から感じられる《新たなシャイニーカラーズ》への挑戦の1年を表した、2年目に相応しい曲だ。

 曲の始まりの「空に飛び込んだあの日」とは、シャイニーカラーズが始まったその時の事であろう。"心の光は消えてない ほら 消えない"という歌詞からも伝わるように、光が消えてしまうかもしれない事態に直面する予感も匂わせているように思う。例えるなら、アンティーカの感謝祭における咲耶とその周りの様子がそれに近いだろうか。
2番の歌詞の始まり、「誰に届くんだろう」からのサビ前の「伝わっちゃう 瞳が言うよ 大丈夫!」に繋がるこの流れからはユニット内の更なる絆の強まりを感じる。
暗く影を落としながらも、更なる結束によりイメージした未来へと羽ばたいて行く19人の翼を描いている。”言葉以上にダイスキだから" "急ごう 君と"という歌詞からも伝わる様にシャイニーカラーズという作品の在り方を示すと共にユニット内の結束を高める1年である事を重視した曲になっているのでは無いだろうか。歌詞中にもあるが、この曲の真のテーマは

アイコトバ、「輝け」!

である。
 対立や葛藤の様子に心ぐちゃぐちゃにされた過去の自分の姿は過去記事にて度々確認されています。よければ暇つぶしにどうぞ。


・シャイノグラフィ

ここが、新たなる”空”(始まり)

 今までの2曲ももちろんなのだがこの曲は音楽、歌詞全てにおいて素晴らしく何から言っていいのか分からない。間違いなくはっきり言えることはこの曲は新たなる始まりであり、むしろやっと彼女達が本当の意味で羽ばたき始めたといっても過言ではないのかもしれない。

"空は青く 何処までも澄みきっている
我々283プロダクションは
そんな大空に アイドルを羽ばたかせるべく 日々邁進してきた
だが 忘れてはならない
空を見上げるばかりだった
あの時の気持ちを
いつか羽ばたきたいと願う その思いを
プロデューサー
お前は 少女たちの夢に どう応える?"

ノクチル発表時に、天井社長より託されたこの言葉。空を見上げるばかりだったあの時、いつか羽ばたきたいと願うその思い。そう、彼女達はやっと見上げてばかりだった空に羽ばたき始めたばかりなのだ。夢へと羽ばたく23の翼達の軌跡がこの曲には詰まっている。そんな気がしてならない。
ひとつひとつの歌詞に注目しながらこの曲を分かったつもりになって語って行こうと思う。


1st page
鏡を覗いても 自分色なんて 自分じゃ見えない
だけど君が走る背中は 君色の羽が羽ばたいてる

 まず出だし、さんざん言っているようにこれは始まりの歌であるという強調である”1st page(最初のページ)”の言葉。ここまでの旅立ちを経て、挑戦を乗り越えて来た彼女達をしても未だ見えない”自分色”。でも君が走る背中には、君の色がはっきり見えている。君色の羽が確かに舞っているのだ。


何か言いかけていたね (あのとき)
たぶん一緒に居るだけじゃダメなんだ (きっと)
君が見るこの背中に 翼が見えるように
行こう

 はいもう泣きました。

 「あの時何か言いかけていたね、たぶん一緒に居るだけじゃダメなんだ。」なんて言葉、今までシャイニーカラーズという作品に触れてきた皆々様なら思いつく節は色々ある事だろう。俺は真っ先にイルミネの最強コンボ、Cactch the shiny tailからのStar n dew by meを思い出しましたね。皆さん見ました?まだ見てない人が居たら優先度上げて読もうね…。

そして下の2行の部分、自分でも分からない”自分色”を精一杯携えて羽ばたく彼女達の大きな一歩。ここで注目していきたいのは最初は”君色の羽”がと歌っていたのが”君が見るこの背中に が見えるように”となっている点。
羽から翼という風に描写を変えることにより、君が見るという歌詞からも分かるように誰よりも先に、未知なる未来へと羽ばたく姿が容易に想像出来るではないか。新たな空へ羽ばたきサビへ向かう「行こう」という歌詞も興奮を煽ってくる。続いてはサビだ。


精一杯の先へ
目一杯の未完成で
まだ上昇中の Gradation days
世界の彩りにハート開いて
透明から鮮明に
不可能から可能性に
この空をキャンバスにして
誰のでもない 瞬間を
新しく記してこう
光空記録(My shinography)

 ここのドラムの盛り上がり、めちゃくちゃアガりますよね…。【精一杯の先】、それはきっと最初に語られた【夢が夢で終わらない場所】なのではなかろうか。ここまでやってもまだ始まったばかりの彼女達の、まだ上昇中の、変わっていく途中のGradation days。
まだ見えない透明から、透き通る程の鮮明さで、出来っこないをやらなくちゃの精神で、今まで散々夢見た舞台すらも自分達のキャンバスにして羽ばたき出した彼女達の光空記録が描かれて行くんですよ。空の彼方は夢の到達点じゃ無くて、夢が夢で終わらない場所そのものだったんだぁ…。

この説明、1年ずつの歩みを描いてて好き…


Next page
その羽はきっと 光の当たり方で色を変える
君と笑っている私は 幸せそうな色をしていて欲しい

 羽ばたいた彼女達の次なるページ。幸せそうな色をしていて欲しい、という願いからも感じ取れる様に何処か陰りを感じる出だしとなっている。光の当たり方で色を変える羽という事だが、それぞれの自分色の羽が羽ばたいていると歌われていた筈なのにこれはどういう事だろうか?
先に歌われていた様に、まだ上昇中のgradation daysなのだ。gradationとは段階的な変化という意味だ。つまり変化途中の何色にも変われるそんな状態にありながら、"幸せそうでは無い色"になる可能性を危惧しているのだ。まるで、次なる舞台へと羽ばたき出した彼女達がぶつかる壁の様な物を予感させる様だ。



一人でも独りじゃない (いつでも)
思い立って何かを始める時も (どうして)
挫けそうな時もそっと 何かが支えてる ずっと

 1人でも独りじゃない。G.R.A.D.編で自分という存在を放課後クライマックスガールズそのものと言う様な語り方をした果穂の様に、どんな時でも皆と歩んで来た過去が背中を支えてくれている事を実感する歌詞だ。

なぁめぐる…俺も心の隅に置いてくれないか…?

挫けそうな時が来たってちっとやそっとじゃ倒れやしない。いつだって皆が側に居るから。そう…

たくさんの色は、強い



一直線の流星を
手にギュッと掴む衝動は
まだ成長中の Marble color days
ふとした寂しさも 振り払っていく
パステルより繊細で
モノクロームより純粋で
プリズムより多彩で
世界に希望を 見せたい シャボン玉色の夢は眠らない

 一直線の流星は、空に流れる一筋の希望の光だろうか。掴む衝動とまで言うほどの力強さを持つそれが魅せるものは成長を続けるmarble colour days。うねりながら混ざり合って様々な色に変わる翼達。marbleは大理石という意味だが、語源はラテン語の「輝く石」らしい。
アイコトバ、輝け。

 パステルのような繊細さは1年目の旅立ちの事、モノクロームのような純粋さは2年目の挑戦者としての事、プリズムのような多彩さはキャンバスを彩る3年目の事ではなかろうか。こじつけ?そっかぁ…。
でも、青空へと翼を広げたSpread the wings!!、曇天の雲の向こうを目指したAmbitious eve、海をもう一つのテーマにしたシャイノグラフィと考えれば色(青空)→モノクロ(曇り)→透明(海)と捉えられないですか?無理かな…。
3年目が透明で何にでもなれるって言うのがもう一つのテーマだと思う理由はこの次にあって、"シャボン玉色の夢は眠らない"って部分。シャボン玉って色無いですよね?結局ここが言いたいのってプリズムの様な意味で光の加減何色にもなれる自由な存在を表してるんだと思うんですよね。

どうよ、この説明。凛世こそがプリズム…。



ねえ 最初の色 憶えている?
出会った空の色
一緒だったね (ちぐはぐで)
持っていて (忘れないで)
どんな空を飛んでも
ずっと…

 ここ、彼女達同士にも当てはまるし、私達Pにも突き刺さる部分だと思います。いつ、何がきっかけで始めたか分からないけれど皆様々な思いを持って迎えた3年目だと思います。
私は1年目の12月に始めましたがノクチル来て初めてPカップ本腰入れてやりました。(2度とやりたく無い)
この作品に出会えて本当色々と変わったと思います。他の誰かの事も良い方向に変えてくれていれば良いなと1ファンとして思うばかりです。
なんか自分の事しか言ってないな?もう戻れないから締めますね。


…ずっと
精一杯の先へ
目一杯の未完成で
まだ上昇中の Gradation days
世界の彩りにハート開いて
透明から鮮明に
不可能から可能性に
この空をキャンバスにして
誰のでもない 瞬間を
新しく記してこう
光空記録(My shinography)
いつまでも

 ずっと、いつまでも、新しく記していこう。

 結局いつだってこれが全てだったと思います。これからだってきっと。本当、このシャイノグラフィが1番好きなんですよ。これまでだって輝いて見えた彼女達が、何色にもなって私の元にその輝きを見せてくれるのが本当に嬉しいんですよ。ノクチルという存在もこれからどうなるのか楽しみですし。
本当は全部この位語りたいんですけど、仕事しなくなっちゃうんで駄目なんですよね。皆さんはどの曲が1番好きですかね。僕はよりみちサンセットも激推ししますね。あれ歌い分け凄く無いですか?いつか言葉にしてこの感情伝えたいですね。

皆もシャイノグラフィ、聴こう!!!!!!!!!!!

-終わり-

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