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カスタマージャーニーマップって必要?生成AIを活用してカスタマージャーニーマップを作成するメリットってなんだろう?



こんばんは、中小企業診断士の杉浦裕文です。


いよいよ来週の日曜日、私の所属する研究会ジェスラボ(実践型!集客戦略ラボ)のセミナーが開催されます。


徐々に席が埋まり始めていますが、お席にはまだ若干の余裕がございます。もし、ご興味をお持ちいただいた読者の方にはお気軽にお問い合わせ・ご参加いただければ幸いでございます。


セミナー詳細に関してはこちらの告知記事をご覧ください。


さて、前回はカスタマージャーニーとプロモーションのお話をさせていただきました。今回はカスタマージャーニーに絞って、セミナーテーマである生成AIとの付き合い方を少しお話ししていきたいと思います。


カスタマージャーニーマップの重要性

その前に、そもそもなぜカスタマージャーニーが必要なのでしょうか。最近は、企業の強みを単に生かしたプロダクトアウトの発想だけでは、消費者のニーズを掴むことが難しくなってきています。変化し続ける消費者の購買行動を分析し顧客視点に立ってプロモーションを行う、マーケットインの発想が必要になってきています。そんな時、刻一刻と変化する消費者の購買行動を分析してどんなタイミングやタッチポイントで、どんなアプローチをする必要があるのかを可視化できるのがカスタマージャーニーマップです。


カスタマージャーニーマップを作成するためには、ペルソナの作成が必要です。

ペルソナに関しては、下記の記事にてご紹介しておりますので、ご興味がある方はぜひご覧ください。


さて、話は戻りまして、カスタマージャーニーマップを活用することでペルソナの行動や心情の理解を深まり顧客起点の施策立案をすることができます。また、タッチポイントを明らかにすることで、タッチポイントごとのアプローチを体系的に考えることができ、一貫性のあるプロモーションを行うことができます。


カスタマージャーニーマップの全体像

カスタマージャーニーマップの重要性について、お分かりいただけたかと思いますが、ではどのように作成していくのか。カスタマージャーニーマップの作成には、マップを作成する際にインプットする情報が重要になってきます。

まずはインプットする情報として、対象とする商品・サービス、顧客の行動のスタートとゴール(興味から購買までなど)、期間、ペルソナの設定を用意します。

次にその情報をもとに顧客視点に立って、ペルソナの行動を洗い出す、その行動の段階ごとに分類する、各段階でのタッチポイントを明確化する、各段階でのペルソナの感情の変化を想定する、といった行動やインサイトの分析を行います。

最後に、タッチポイントごとに対応策を考えます。

実際に作成する際は、メンバーを集めて時間をかけてさまざまな可能性を検証することになります。



生成AIを活用するメリット

これまで話してきた通り、本来カスタマージャーニーマップを作成するには、多くのメンバー・多くの時間・多くの工数やアイデアなどが必要不可欠です。しかし、実際にはそれらのリソースを集める余裕なんてない!なんてことも多いのではないでしょうか。そんな時、生成AIを活用することで、一人でも効率的に市場やセグメントの分析、顧客のインサイトを把握できるだけでなく、カスタマージャーニーマップ作成できるのです。


もちろん生成AIにだって苦手なことがあります。生成AIから導き出される答えは、一般論や蓄積されたデータに基づくものが多く、個別の事象に絞った回答はされにくいという点に注意が必要です。まだまだ最後に大切なのは人であり、生成AIで出たものを自分なりに解釈することを忘れてはいけません。


皆様も普段議論をする際に、たたき台があると議論が活性化しませんか? 同じものを見ながら話す方が、参加者の目線が合いやすいなんてことが多くあるのではないかと思います。では、その「叩き台」を誰が作るのか…。そんな時は生成AIの力を借りてみてはいかがでしょうか。生成AIに唯一絶対の答えを求めすぎることなくうまく付き合うことで、カスタマージャーニーマップ以外でもさまざまな業務が効率化できるのではないかと思います。



最後にお知らせ

繰り返しになりますが、7月14日(日)にジェスラボのセミナー「生成AIとつくる! 次世代型オモウマいマーケティング術 〜売上を劇的に伸ばす4つの実践的アプローチ大公開〜」を開催します。

今回の話の詳細は、第4部の「生成AIを駆使!カスタマージャーニーと効果的なプロモーション施策の立案術~タッチポイント創出&施策で顧客の心を鷲掴み!~」でお話しします。一人でも多くの読者の皆様とセミナーでお会いできることを楽しみにしております。やむを得ず参加できない方は、後日動画の販売を予定していますので、そちらも併せてご検討いただければ幸いです。


セミナー申し込みはこくちーずからお願いいたします。


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