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【日記】お花見いってきた

大学生活ってこんなもんか...と感じてきたこの頃、後は慣れあるのみだと思い、これからも頑張っていくぞと張り切っていきたいのも束の間、ふと周りを見渡せば、街や公園を彩る桜がもうすぐにでも散りそうになっているのを見つけた。

そろそろお花見しようかな~なんてのんきに考えているが、この男、土日バイト入れてるし、来週の月曜にも入っている、ガッツリ三連勤だ。
まぁ別に五連勤とかしたことあるし今更どうでも...

よくねぇよ!!お花見シーズンがマジで終わる!!お花見できないまま!今年が過ぎていく!(心の叫び)

今日は一限目で大学が終わる。糞みたいな時間割だが、興味のない科目しか選択させてくれない大学が悪い。
だがそんなことはどうでもいい、僕が帰る途中、二限の授業に向かう色とりどりの頭をした、先輩なのか同学年なのかもよくわからん大学生の集団をいそいで潜り抜け、駅まで連れてってくれるバスに乗り込んだ。

電車で一駅、向かう先はクソデカ公園。昔から花見のスポットとして有名なこの場所で花見をすることにした。

もちろん一人、そして天候は雲行きが怪しく、四月というにはあまりにも寒すぎる。

一度決めた目標のためなら、どんな劣悪なコンディションでもやり遂げることに定評のある僕に言わせれば、この日にお花見するしかないと心が騒いでいるので仕方ない、コンビニで傘を買い、いざ出陣。
近くのマックでお花見用のご飯も買い、準備もできた。他人に流されやすいことにも定評のある僕だが、それは裏返せば一人きりの状況なら無類の行動力を発揮するということなのだ。

皆さんの周りにも、流されがちな人がいると思いますが、決して一人にさせてはいけません、何をしでかすかわかりませんからね。

何はともあれ、会場であるクソデカい公園に到着、桜は問題なく咲き誇り、風が吹けば花弁が巻き上がり、映像作品にも劣らない光景が広がる。

大きな木の机があるベンチに座り、お花見の準備に取り掛かった。
ちなみにマックで買ってきたのは期間限定のてりたま。
やはり春といえばこれだ。
まぁ、マックのてりたまは初めて買ったんですけどね。

てりたま美味しすぎる

僕自身のお花見が終わった後、ぽつぽつと降ったり降らなかったりした雨は止み、本格的に晴れだした。
家族連れや少年少女が次第に公園の中に増えだした。

中には車いすの女性やそれを押している男性。
介護士に手を引かれ、楽しそうなおじいちゃんおばあちゃん。
向こうの遊具で遊ぶ子供たち。
ただデカいだけの公園に、同じはずなのに全く違う人たちが集まっている。

ほんと、いろいろな人生があるなぁと一人でニヤニヤしてしまった。
顔を出し始めた青空の下、一人ぼっちだが満足げに帰路につく私がいた。

終わり

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