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【参加レポ⑤】過重労働解消のためのセミナー~他の企業はこんな対策をしています!~

こんにちは。
東京都新宿区にある株式会社リーガルネットワークスでアシスタントをしている新井です。
本日は、新宿の事務所へ出社しての勤務です。
ラジオからはJ-Waveが流れていて、選曲から冬の季節を感じています。

さて、

11月16日に参加した過重労働解消のためのセミナー(無料)について

【参加レポ①】過重労働が経営に影響!?
【参加レポ②】約9割が80時間以上の時間外労働!?
【参加レポ③】健康経営を目指すには?
【参加レポ④】パワハラ防止措置義務化迫る!

と、報告してきました。


今回で過重労働解消セミナーの参加レポは最後です。


「過重労働解消に向けて、何か取り組んでいかなければ・・・。」


と頭では分かっていても、何から取り組んでいけばいいか?という方もいらっしゃるかと思います。


今回は、セミナーのテキストにあった企業事例より

・過重労働解消や業務効率化に取り組み始めたきっかけ
・認識していた問題点・課題
・実際に行った取り組み

を私なりにまとめてみました。



1. 各社が過重労働解消や業務効率化に取り組み始めたきっかけとは?


きっかけ

社長が交代したタイミングで企業風土を刷新しようと取り組んだり、外部セミナーに参加した際に人事労務担当者が主体となって動いたりというものもありましたが、


やはり!!長時間労働がきっかけとなっている事が多いようです。
 当然、長時間労働の解消がされていない企業は

退職者も多く、人材確保が難しい・・・。

という状況もあるようですね。


2. 認識していた問題点や課題とは?

同じような問題点や課題を抱える企業はまだまだいらっしゃるのではないかと思います。ぜひ、自社ではどうか?という意識で読んでみてください。


☑ 企業風土・残業に対する意識
残業するのは当たり前という企業風土。残業=美徳という意識がある。

☑ 残業の常態化
管理職や、みなし労働時間制の適用を受ける労働者に多く見られる。

☑ 残業時間の把握・管理ができていない
残業時間は自己申告制になっており管理体制が整っていない。

☑ 年次有給休暇取得率の悪さ
年次有給休暇が消化できていない。

☑ 従業員の定着率の低さ
一定レベルに達すると職員が退職してしまう。

☑ サービス品質の低下
従業員が定着しないこともあり、サービス品質が悪くなっている。

☑ 業務の属人化
特定の職員が休むと様々な業務に支障がでる。
休み中に電話してしまうこともある。

☑ 業務効率の悪さ(会議・ムダな作業・手書き業務)
重複する手書きの記録業務がある。
会議の運営方法や制限時間のルールがない。
複数のシステムへ同じような内容を入力する必要がある。

☑ 固定的な勤務時間の縛り
柔軟な働き方ができずプライベートの充実や業務満足度の障害となっている。

いかがでしたか?


3. 実際に行った取り組みとは

 上記のような問題点や課題を持っていた各社が実際に取り組みを行っていった施策として以下のようなものが紹介されていました。


〇 ノー残業デーの導入

〇 全体への意識づけ
  年間の残業時間数の目標を部署ごとに決定し取り組んだ。
  管理者への指導・啓発を行い、残業時間の管理を徹底した。

〇 クラウド勤怠管理システム導入 ★弊社の得意分野です★
  勤怠状況、年休取得状況を可視化できた。

〇 フリーアドレス制の導入
  職場の整理整頓ができた。
  携帯内線を利用してどこでも繋がれるようになった。

〇 会議や打ち合わせ時の心得ルールを決定
  不要な会議・打合せが削減された。

〇 業務のマニュアル化
  社内共通マニュアルを作成し、属人化していた業務がなくなった。

〇 フレックスタイム制や分断勤務制度の導入 ★弊社の得意分野です★
  一時帰宅し家事や子育て、授業参観などのイベントで抜けた後、テレワークで会議に参加するなどが可能になった。

〇 リモートワークツールの導入
  ノートPCを持ち帰るだけで、会社の内部システムを使用でき在宅勤務が推進した。

〇 機械による自動化
  人には人にしかできない仕事をしてもらうことができた。

〇 CRM(顧客関連管理)の活用
  顧客情報を一元化して、担当者でなくても顧客対応ができるようになった。



思い切った取り組みとして、こんなものもありました!!

〇 電気の消灯や機械の動力を時間が来たら自動で切るようにした。


また、精神的な負荷に対する取り組みとして「なるほど~」と感じたのが

〇コールセンターの部署のみ業務内容を加味しプラス30分の休憩を付与した。


です。座りっぱなしのしゃべりっぱなしという業務でお客様からのクレーム対応などストレスを感じることも多いでしょうから適切なタイミングで休憩を入れて、リフレッシュしてもらうのは良いかとだなと感じました!


また、


「意識をカエル、早くカエル、業務をカエル」


を合言葉に『カエル会議(業務改善会議)』を開いて改革に取り組んでいる企業もあり、ネーミングから参加しやすい感じで良いな~と思いました!



4. 過重労働解消に取り組むための3ステップ


1) 見える化 
 
・問題点や課題を書き出す。
 ・業務内容を洗い出す。⇒ムダな作業がないか。
 ・勤務状況(長時間労働状況)の把握。⇒原因を追究。

 2) マニュアル化
  ・属人化をなくすために情報を共有する。

 3) ICT化
  ・事務作業を減らすためのツールの導入
  ・人手不足を補うためのロボット接客
  ・クラウド型システムの導入


他社を参考に、まずはできることから取り組んで、働き続けたくなる企業を目指していきましょう!


5回に分けて、過重労働解消セミナー(無料)に参加させて頂いた内容を簡単にまとめて報告させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?



企業の状況によって、必要な情報も異なると思いますので、実際にセミナーに参加してみると対策も検討しやすくなるのではないかと思います。

過重労働解消のためのセミナーは12月まで開催中です!
▶詳しくはこちら「令和3年度厚生労働省委託事業 過重労働解消のためのセミナー


私はこれにて業務終了!みなさま良い週末をお過ごしください♪


それでは。

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