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ホークスが福岡市に「駅からドームまでの動く歩道を提案!」について思うこと

9月6日、福岡ソフトバンクホークスが福岡市にみずほPayPayドーム最寄駅である地下鉄唐人町駅とドームを結ぶ「動く歩道」を提案したと報道された。

これは福岡市が「交通に関する民間企画」を募集していたためである。(現在は募集終了)

ホークス側はドーム利用者の安全性・利便性を高めるため、高架構造で屋根付きの「動く歩道」を提案したとのこと。

そこで、現状の課題と提案後どう変わるかについて考察してみることにした。


みずほPayPayドームの課題

ホームでホークス戦を観たことある方や、アーティストのドームツアーなどでみずほPayPayドーム(福岡ドーム)に行ったことがある方はご存じだと思うが、帰る時の交通手段である。

福岡ソフトバンクホークスのHPには下記2つ方法が公共交通機関を使う場合のアクセス方法となっている。

電車の場合


福岡ソフトバンクホークスHPより抜粋

わたしもよく使うのがこの方法である。

利点:
空港、博多駅、天神駅からのアクセスが楽
交通渋滞による遅延がない(時間が読みやすい)
駅のエスカレーターの壁にホークスの選手が描かれており、応援のモチベーションがあがる

欠点:
球場まで時間がかかる(約15分)

ゲームセット〜1時間後まで混んでいる

長所は、駅からホークス感があり、高揚感をもって球場へと向かえること。ただ、球場までが結構遠い。春や秋ならともかく、夏場にあの道中を歩くと球場に着く頃には汗だくになってしまう。

バスの場合

ほとんど使ったことはないがバスで球場という手もある。

福岡ソフトバンクホークスHPより抜粋

降車バス停は、3箇所ありどこも最大5分程度では球場に到着する。

長所:
球場からバス停の距離が近い

短所:
帰宅の際、バス停に長蛇の列が出来るため乗車まで数十分かかる

どちらの交通手段を使うにしても、帰りの混雑解消というのは大きな課題のように感じる。

現時点で混雑を回避するためには…

学生時代、ゲームセット直後は混雑するので、「ホークスタウン」で友達とボウリングをしたり、買い物をしたりしていた。(他にも映画館があった)
今は、「マークイズ」や「E・ZO」がそれに当たるのだろうがそういうエンタメ施設で少し遊んで混雑を回避するほかない。


提案が通るとどう変わる??

安全面

ドームから唐人町へ向かう道路というのは大きい道路ではない(ドーム前の道路と唐人町駅前の道路は大きいが、連結するための道路は片道1車線で歩道も狭い)
そこを生活道路として使う歩行者、運転手からするとゲームセット後多くのファンがその道路になだれ込むのだからリスクに感じていると思う。
高架構造の「動く歩道」ができることで幾分か解消され、交通事故リスクは低減されるだろうと思う。

利便性(→生まれてくる第3の手段)

「動く歩道」ができることで第3の手段を利用する人が増えるのではないか?と思っている。

それは、「唐人町駅からバスに乗る」ということである。

今まで20回くらいドームに行ったことがあるが、球場前のバス停に長蛇の列が出来ているのを幾度となくみたことがある。一方、唐人町駅前のバス停に長蛇の列ができているのをみたことがない。

福岡各地から来ているファンには高速の近い球場側から出るバス停から乗降するのがいいかもしれないが、博多・天神など近郊に向かう人は唐人町からバスというのもいいのではないだろうか?

最後に

以上、記憶を頼りにホークスの「動く歩道」の提案について考察してみた。
近い将来、ドームまで「動く歩道」が整備されることを祈っている。

それにしても、福岡は年々進化していていい街だなと感じている。

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