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7/20 ホークス戦観戦vs.西武-蒸されたドームとアップルパンチ


試合前、西武鉄道と西武球団について思うこと(行き方のわからない球場と蒸されたドーム)

この間GWに行った時は球場入りしたことが直前だったこともあり、気づかなかったのだが今回約2時間前に球場入りしようと思い、池袋から西武線に乗ることにした。
ただ、
西武池袋駅から西武球場前までのアナウンスがない

ドーム開場が16時だから池袋駅には15時すぎから両チームのファンが集まると想定できるはず。
結局、乗換案内のアプリを開き、小手指行きの電車で西所沢駅まで行き、そこから狭山線に乗り換え西武球場へ行くことを確認した。

池袋駅にベルーナドームに行くにはどう乗り継ぐか看板でアナウンスもなし、構内アナウンスもなし、電車に乗ってからも狭山線への乗換についてはアナウンスするも西武球場前はここで乗り換えなどの車内アナウンスはなし。
つくづく不親切な対応。ドームに人を呼び込む戦略を立てるつもりはないのか?と思ってしまう。上記にあげた対策はどれもコストとしてはかからないはずなのに…

そしてベルーナドーム。暑いとは前々から聞いていたが、想像以上に暑い。入口でビオレの冷タオルを一本配っているのだが、それで対処できるレベルでは残念ながらない。(せめて配るなら2本かな)

昨日の所沢の気温は35℃。7時前から断続的に雨が降っていたものの気温は30℃はあったと思われる。そして、雨が降ったことによるドーム内の湿度上昇。ご存じの方も多いと思うが、湿度が高いとその分熱中症リスクは高くなる。

そしてその暑さを解消するための設備は大型扇風機のみ。暑い空気をサーキュレートしたところで場内の温度は下がらない。屋根をつけドームにしたことで暑い空気は逃げない。30年前の気候ならその対策で良かったのかもしれないが、時代の変化についていけてない感を感じた。

売り子さんの販売もそう。PayPayドームや楽天生命スタジアムなどを筆頭に今やほとんどの球場でキャッシュレス決済がスタンダードになってるなか、ベルーナドームだけは未だ現金のみの決済になっている。お客さんは今のご時世、そこまで現金を持ち歩いていない。売り子さんもこの暑い球場で、重いビールサーバーを持ちながら、指の間に畳んだ千円札を持ちながら販売をしている。

ビジネスではよく「三方よし」という言葉を使う。これは、売り手よし、買い手よし、世間よしの三方を指している。

その「三方よし」が西武球場からは全く感じない。
球場の暑さは、観客のこと、働き手のこと、そしてここでプレーするライオンズの選手のことを全く考えていない。この暑さでプレーしたらパフォーマンスは落ちるし、怪我のリスクだって高くなる。
またキャッシュレス非対応も、顧客や現場のことを考えてない。

西武球団の偉い方たちはいったいどこを向いて働いているのだろう…


べるーにゃドームデー2024

昨日はべるーにゃドームデーだったようで、ユニフォームが配られていた。入り口でSサイズかLサイズかを聞かれた。サイズフリーではなくサイズを2種類用意する気配りは良いなと感じた。

配られたユニフォーム(Lサイズ)

獅子まんま

ベルーナドームの球場グルメ。通称:獅子まんま。
ドームに行く前に獅子まんまに関してはリサーチしていた。シャカさんの書かれたこの記事が参考になった。

私もこの中で1番気になった宮木牧場さんのローストビーフ丼を食べてみることにした。
このローストビーフ丼、今まで食べたローストビーフ丼の中で1番!と言っても過言ではないくらい美味しかった。お肉も柔らかく、にんにく醤油ベースのタレも上手くマッチングしている。ベルーナドームの球場グルメってこんなに美味いのかと感服した。

普通に店舗を出しても評判になりそうなお店だった。

宮木牧場さんのローストビーフ丼 ¥1,100

だが、この日長蛇の列をなしていた獅子まんまは期間限定の「べるーにゃ焼き」だった。出店していたのは新井園本店さん。

ここから400mくらい行列ができていた
モニターでも紹介されていた

試合展開

野村大樹選手の先制ホームラン

1回表、ホークスは三者凡退。1回裏先頭の源田選手がショートゴロに倒れる。先発の大津投手はブルペンでは良さそうにみえたが、なんか球威がいつもよりなさそうにみえた。続く、鈴木将平選手に一塁線を破るツーベースを打たれる。(とれた気もするが山川だから仕方ない)続く、野村大樹選手への初球。浮いた変化球をレフトスタンドへホームラン。

ホークスでなかなか出場機会のなかった野村選手のホームラン。嬉しいような、でもホークス時代に打って欲しかったような複雑な気持ち。でも、ホークスは親心でトレードにだした側面もあるのだからここは喜ぶべきなのだろう。

柳町選手の同点ホームラン

その後蛭間選手にもホームランを打たれ1回終了後で0-3。
2回表、山川選手があっさり倒れ1アウト。その後近藤選手、正木選手が四球を選び1、2塁のチャンス。バッターは柳町選手。この回、1点は返して欲しい…そう思っていた矢先に2球目をライトスタンドへホームラン。今井選手からは簡単に点がとれないと思っていたが、一打同点!さすがギーマ。
その後、牧原選手、海野選手と凡退。流れを作るためには出塁してほしかった。

両チームの好守が続く…

2回表で3-3。乱打戦の様相を呈していたが状況が変わった。大津投手はあまり本調子ではないもののどうにか西武の攻撃をかわしていく。一方、今井投手は四球を出すものの持ち前の球威でピンチを抑える。また、両チームの好守も光った。4回表、柳町選手の三塁線のあたりを滝澤選手が上手く裁く。5回表には周東選手の左中間の抜けそうなあたりを松原選手がスライディングキャッチ。今日はトレード組がよく活躍する試合だなと感じた。

ホークスも7回裏、2アウト2塁から奥村選手のセンター前のあたり、タイムリーになるかと思ったが、本塁タッチアウトにする。海野選手はここで負傷交代になってしまうが、お互いの好守により7回裏まで無失点が続く。

3回以降は投手戦へと様変わり

またしてもアップルパンチ…

8回表、ボータカハシ投手に無失点に抑えられ、8回裏、鈴木選手、野村選手に連続死球を与え、山村選手がヒット。蛭間選手がセカンドゴロで2アウト満塁。バッターボックスは外崎選手。
なんか、GWに観に行ったときとシチュエーションが似ている…嫌な予感が…

やっぱり打たれた…高めの直球をレフトにヒット。しかも2点タイムリー…

9回表、2アウト1、2塁のチャンスも川瀬選手が抑えられゲームセット。

またも観に行った試合は西武に連敗。いや、外崎に連敗。ヒーローインタビューに野村大樹選手が呼ばれてたことをせめてもの救いと思い、球場を後にした。


指輪問題について

8回裏、ヘルナンデスが登板中に指輪をつけたままだったという点で審判に注意されるというシーンがあった。

こういう時は、まず「そのルールがあるべき姿」なのかを考えるべきである。

翌朝のサンデーモーニングで上原さんが指輪をつけると変化球の曲がりがすごくよくなるとの事。
となると、指輪をしてはいけない。という決まりには正当性がある。

では、このルールなぜ守れなかったのか?

まずは本人、つけたりつけなかったりしていたということは多少の自覚はあったのだろう。投手なら指輪の有無で感覚が変わるだろうからなおさらだ。
だが、大小あっても言われなければズルをしてもいいだろうと思ってしまうのはなおさら。個人を責めるほど品行方正な人はそうはいないだろう。

ただ、組織に関しては別。同僚の選手含めホークス内で気づかなかった人が全くいなかったとは考えにくい。首脳陣やフロントが知らなかったわけがないのだ。しかも今回のように最悪の場面で発覚し、勝敗に影響する可能性だって予見できたはず。全くもってリスク管理がされていない。しかも、小久保監督は就任時「美しい野球」を掲げていただけに「美しくない」この姿勢には残念でしかない。

そして、審判。西武のブルペンが気づいたという美談にしてはいけない。ヘルナンデスは2シーズン目なのに今まで気づかないというのは為体といっても過言ではない。気づいていたとしたらもっとたちが悪い。注意するタイミングが悪い。本来は対戦が始まる前に注意するべきである。対戦が始まれば、ピッチャーもバッターも集中する。その集中力をそぐようなことはしてはいけない。


夏場にドームに行きたい人への暑さ対策

ひとまず、子供やお年寄りには夏場のベルーナドームはおすすめしない。熱中症のリスクが高いからである。
この試合も涼しさを感じたのは8回に入ってから。試合開始から2時間を過ぎた20時すぎだった。

それでも、生でプロ野球選手を応援したい!そんな人のため暑さ対策を紹介する。

◎ 熱さまシート
◯ 保冷の効くペットボトル
△  手持ち扇風機

熱さまシートはおすすめ。持ち運びの負荷はほとんどなく体を冷却することができる。リンパ節などに貼れば熱中症対策にもなる。
保冷の効くペットボトルも同様の効果はあると思うが、荷物にはなる。
手持ちの扇風機は暑い空気しかないところではイマイチ。(配布されるうちわに比べれば、だいぶましだと思うが)


最後に

夏場のベルーナドームがこんなにも暑いとは思わなかった。これからは春先か初秋にのみ観に行こうと思った。
球場グルメは他にも美味しそうなものがあるみたいなので、またの機会に。
そして、今年の観戦成績は0勝3敗。チームは首位をひた走るのにどうなっているのだろう…

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