chaleur
いつか
もしかしたら
なんて
仮定は嫌いだけど
もし
わたしが消えたなら
あなたは
泡になりたい
誰にも気付かれぬまま
弾けて消えることが出来たら
誰の心も
傷つけなくて済む
ただ
あなただけが
水面になった
わたしを見て
思い出して
泣いてくれたなら
幸せ
かも
傷つけたくはない
でも
傷付けずにいられない
矛盾の連鎖
迷走
この想い
に
終焉など
きっと無くて
わたしの
良心が尽き
涙が枯れる
までは
苦しみ続ける
あゝ
言葉が紡げない
わたしの言葉
が
熱を帯びて
わたしの視界を
歪ませて
動けずに
瓦解してしまう
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