condamnation
何か
に
寄りかかったとしても
想うのは
矢張り
あなたのこと
胸の内に
巣食った影を
消し去ることも来ないまま
只
あなたを想い
言葉
なんて
陳腐で
簡素なもの
では
到底
表せない程に
わたし
は更に
同じ倒錯を繰り返す
苛まれたままの
胸は癒えることはなく
贖罪なのだろうか
見上げた空には
月すら見えはしない
わたしには
免罪符など
無意味
この
仄暗い闇
の中でも
あなたの声さえ在れば
ほかに何も
意味を成さないのに
わたし
が
与えられるもの
は
とても少ない
探し出して欲しい
細やかな断罪
を
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?