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これからのこと

これまで自分は自分を誤魔化してやってきた。
理由はいくつもあるけど、世間からの

『おまいう?』


と言われる(のを勝手に想像して)無意識に抑えていたのだと思う。あまりにも自分らしくない数年だった。

起業は一人の創業者のエゴから始まる。創業者の妄想が膨らみその大小で事業の規模が決まってくる。最初から綺麗なストーリーなんてありっこない。やりながら辻褄を必死で合わせて合わせて後から美しく仕上げていく。
ところが、ほとんどの起業家たちは毎日何かに追われていく中で、そこをぼやかしいつのまにか『他人』の人生を歩んでしまっている。銀行、ステークスホルダー、クライアント。あれ?自分の夢は?
むしろ金銭的に成功してる人のほとんどはこの中に入っていると思う。多分気付いていないけどね。だから自戒を込めて僕はいう。

本当にそれがやりたかったことなのか?


僕は個人の人生で達成したいと思ったことはほぼやってきたと思う。学校、仕事、健康、出会い、遊び、お金、家族、、目線の高さは人それぞれでも、もう思い残すことはないくらいやってきたと言い切れる。
ここから先は小さい頃にファミコンに触れた時以上の驚きと感動は得られないだろう(子供の誕生は殿堂入り)。だからこそこから先は全て日本と地球を主語にしてやっていきたいと強く思うのだ。
グローバリズムが叫ばれようと、AIが世界を席巻しようと僕は日本という国力だけで圧勝したい。
だから個や会社で勝っても今の自分には全く意味がない。ここの違いは僕の創業の原点なのであえて強調しておきたい。

さっき個人のゴールはないと言ったが、強いて言えば『社長引退』が最後の個人ミッションだ。
僕の引退は、この温泉バブルに向けた市場の流れが『自転』してきた時点で訪れる。理由は簡単で自分の存在が不要になるからなのだけど、そのトリガーポイントは一瞬の出来事で、それがいつかは僕もわからないから常に意識しておかないとやがて自分の存在が『老害』になる😭 そんなの絶対嫌だ。
しかもこれは体がしっかり動くうちに実現しなきゃダメなのだ。なぜならその新しい日本を国民として僕は堪能したいからだ。温泉バブルに沸く日本、想像するだけでワクワクする。バブル経済未経験の僕がUAEで見てぼんやり想像してきた光景が日本で見られるなんて夢のようだ。少しくらい日本は調子に乗っても良いのだ。いまの日本はみていると自虐的だし内向きだしとてももったいないと思う。
バブルに浮かれてみよう。
しかもこのバブルは不動産バブルやITバブルと違い、実態や利益の裏付けがあるので中長期に渡り続く。いまのUAEやサウジがその好例だ。使用するほど地球環境を改善するのでCOPのような規制の枠組みも不要だ。病気が減ることが困る人(以外略)以外、基本的に誰も困る人がいないからだ。

だから僕たちは行動指針の第一に『国益』を掲げているのだ。さらにそれは地球の利益につながっていなくてはならないので、『三方よし』も大切な合言葉だ。国益=球益(惑星の利益)であることが必須。

まとめ。
これまで無意識に様々なことを気にして我慢してきたけど、僕はもう綺麗事をいうのはやめる。
金輪際クラフト温泉を売る(作る)ことしか考えない。みんなもそれだけを考えよう。足りないお金はどんなことをしててもかき集めて出来るだけ付加価値をつけて世界中にたくさん売るんだ。本質的なものは必ず売れるから僕は日本中の温泉をクラフトにして鬼の在庫を抱えて耐えてみせる。その費用はボランティアでも寄付でも売上でもなんだって構わない。とにかくかき集めよう。僕はお金のことを気にすることを完全にやめたんだ。
そして地方ほど潤う仕組みを作る。そこにはDXや年功序列問題とかの生産性の改善等の議論はたぶん不要だ。そもそも政治も今の日本の社会制度も僕が生きてるうちには変わらない前提で動いているし、温泉が資源になればその議論自体がもう誤差の範囲になるから、めくじらを立ててどこかに原因を見出そうとするのはやめよう。世の中がギスギスしちゃう。
ただし上の人たちは下の人たちの足は引っ張らないでね。

終わり・・・にしたかったけど、ここまで話してくると、必ずそんなの無理やでーと言われる。中東でも毎日言われる。そんなのいいから儲けろよと言われる。
ダメな理由は油と違って温泉はnecessary material てはないから、とか風呂文化がそもそも海外にはないよねとか、そもそもそんな資金力ないじゃんなど『無理』理由は無数に生まれてくる。そもそも市場さえもないし、ないない尽くしだ。
ただ僕はリスクとって行動している人の声にしか耳を貸しません。僕に残された時間はそんなにないんだ。

大半の人たちは直線の人生を生きる。
直線の上を順番にゆっくりと、敷かれたレールの上を生きていく。つまり先が見える。安心する。

でも突き抜けて成功する人はそんな枠に収まらない。彼らは一足飛びの人生を選ぶ。直線上を一歩ずつじゃなくて、段階を飛ばして進む。またはエレベーターやタイムマシンを開発して異次元へと進む。

アップルCM「Think Different.」(声:スティーブ・ジョブズ)[日本語字幕]

僕はこの映像を毎日のように見ている。なんなら仕事のBGM代わりに聴いている。無宗教の自分にとってのバイブルだ。

(個人的には全く信者ではないけど)ジョブズはもう一ついい事を言った。

未来に向かって(人生の)点と点をつなげていくことはできない。できるのは、振り返ってつなげることだけだ。だから僕らは信じるしかない。今していることが、いつか何らかのかたちでつながっていくんだ。

一つ一つの行動を切り取ってみたら無意味や無駄に見えるかもしれない。なぜ僕が交通費使って中東の山奥まで行くのか、なぜ文化の習慣も違う人たちに温泉を売りにいくのか。なぜ来る日も来る日もお客様がいないのに汗まみれになって風呂掃除を続けてきたのか。
その答えは未来にしかない。


僕はもう手段を迷わないことにする。
この湾曲されたと言われる自分の妄想を必ず現実にする。それは日本も世界も地球も本当によくなっているから誰も損しないから安心してほしい。僕は自分の子供世代のことまで考えて行動している。

一緒に働く仲間たちはこれから大変だと思う。特に小村は僕の通訳者として相当苦労するだろう。だから官房長官という企業らしからぬタイトルをつけたのだ。
さっきの映像ではないけど僕は色々なことを言われる。もちろん離れていく人も多い。でも過去を振り返っていては世界は変えられない。未来だけをみて偏狭的にやり続けた人にだけに見える世界がある。
断言する。日本は中東に並ぶ資源大国になる。世界中から温泉を買い求めて地方に殺到する時代が来る。国内に第二第三のロックフェラーがバンバン現れる。それは僕自身ではない。

僕はもう自分を誤魔化さない。やりたいことをやる。

みなさま良いお年をー

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