Naoki Mita
僕のライフワークであるクラフト温泉についての記事です。
人生は生きてるだけで丸儲けなんだよ。 それ以上はオマケだと思えばいきること、めちゃ楽になるよ
三田直樹といいます。話す時目が合わせられなくていつも横向いてます。 株式会社Le Furoというクラフト温泉の資源開発会社を経営しています。東京の西麻布とUAEのドバイにラボと事務所を構えています。西麻布の加工場に加え神奈川と栃木に物流と製造工場があります。 1 事業について 僕にとって事業=ライフワークなのでルフロ=僕として続けます。僕は自分の事業セグメントを一次産業、かつ資源会社と位置づけています。通常石油産業は二次産業に区分されますが、クラフト温泉が土地から生産物を抽
素晴らしいのでそのまま転載します。企業は本来存在理由(パーパス)がありそれを追求する事が世の中のためになるという当然のことをしている会社ですが これだけ素晴らしいなと感じるということはそうじゃない会社がいかに多いかということの裏返しとも言えます。 『お客様が当社を訪ねてくるのは、生活が混乱しているときです。事故に遭うというのは、悲惨な試練です。そして、誠実で、効率的な修理工場を見つけ出さなければならないというプレッシャーにさらされます。保険でどこまでカバーしてもらえるのか、
石油と温泉は基本的に同じ、と僕はよく話します。いわゆる兄弟みたいなもので石油がお兄さん、温泉は弟です。その理由を少し難しめに書きます。 まず石油から 続けて温泉 クラフト温泉は私たちの開発なので自分で付け加えていますが、石油と温泉がなんとなく書き方が似てるな、くらいに感じて貰えたら十分です。 つまりどっちも鉱物由来なんですね。温泉は石湯と書いた方がむしろ整合性が取れて僕的にはわかりやすい僕はクラフト温泉で起業する前は石油やガスなどの資源ビジネスに携わっていました。資源ビジ
仕事とは別に僕はここで前向きなトピックをひたすら拾う作業をしようと思ってます。ただひたすらに。 幸福度ランキングというものがあります。 評価基準としては、富裕度、健康度、人生の選択における自由度、困ったときに頼れる人の有無、汚職に関するクリーン度や同じ国に住む人々の寛大さなどの要素が考慮されるそうで、2021年の日本は56位という報告がありましたが、僕的にはダントツの一位なのでこの場で修正します笑。そもそも幸福は主観だから他人が決めるもんじゃあないす。 僕は仕事で海外に行
中学1年の正月に幼馴染の親友が脳溢血で突然亡くなってしまった。 約束していた大晦日も初詣も全部予定が無くなって現実が受け入れられず、空虚な悲しみと共に強烈な怒りが湧いてきた。神様ってやっぱりいないじゃん。 怒りを通り越したとき、僕は悟った。人間は生きてるだけで丸儲けなんだ。であれば与えられた生を最高のものにしよう。人生は何かを為すにはあまりにも短いんだ。 そこからは僕は元気に生きてる限りは常にラッキーだと思って生きてきた。フラれても、事故っても、仕事で失敗しても ああこうし
良い温泉は良い土壌に宿る。僕は全国の温泉地を巡ってそこの山や岩肌に向かい、そこにある石や土を口にした。日本中の土を見ては食べ、触れては舐めているとそこに含まれる成分がわかるようになってきた。ミネラルが乏しいとパサっとしているけど豊富に含まれている石は重くて苦いがその中に独特の酸味とコクがある。粘土質で酸味があると胸が高ぶる。 地球の生物は大地に眠るミネラルを媒介して誕生した。生命活動は細胞分裂の連続で、それはミネラルを媒介して行われる。そのミネラルが地球上に現存し、最も豊富
温泉は良質な天然水をベースに、土壌に含まれるミネラルが長い年月をかけ溶解してできた太古のミネラルのスープが地熱で温められたものだ。つまり温泉は風土が作るとも言える。 日本は火山国で海底隆起した肥沃な土壌と豊かな水資源を持つ世界で最も温泉資源の豊かな国である。その証拠に確認済みの世界の総源泉数の実に9割近くが日本に集中している。 温泉は実は石油とその構造が極めて似ている。 まずは原油の定義。 そしてこちらが温泉。 構造的にはほぼ同じと言っても良いほど似ている。そこに気づ
My name is Naoki Mita. I can't make eye contact when I talk, so I always turn my head to the side. I run a craft Onsen resource development company called Le Furo Ltd. We have labs and offices in Nishi-Azabu, Tokyo and Dubai, UAE. In additi
温泉でもいこうか。 その時は震災の後なんかとても疲れていた時にふと浮かんだのが温泉だったに過ぎなかった。当時の僕にとって温泉はリラクゼーションの手段だった。 色々調べていくと、「湯治」という温泉場があることを知った。「温泉」とはちょっと違う、何か力を持った言葉の響きだなと思った。 そこで知ったのが秋田県にある「玉川温泉」だった。 早速連絡をしたところその時に予約がすでに1年半待ちとのことで驚愕した。湯治だけなら日帰りでも大丈夫とのことだったので、すぐ向かってみた。 ものすご
2011年3月11日、当時アメリカの金融機関に勤めていた僕は出張で訪れていた名古屋で打ち合わせに参加していた。次のミーティングを前に遅い昼食を取っていた時、ゆらゆらと揺れた。その時は随分長く揺れるなぁという程度だったが、その後の打ち合わせは全て中止となった。 東日本大震災だった。 当時僕が担当していた国際商品市場部門は、現物に加え先物市場も有する自由市場で、石油市場も実需家以外にも投機筋などが参加し市場に十分な流動性を供給し活発に取引が行われていた。この時の大震災もいわゆ
2011年、震災の年、僕は秋田の玉川温泉で湯治に初めて出会った。これまでの温泉とは明らかに何かが違った。あの時は精神的にもちょっと特殊な状況だったと思う。でも明らかに何かが違った。散々入ってきたくせに僕はこの時温泉という存在に初めてきづいたのだ。そしてその秘密がミネラルということを知って、ミネラルからポーリング博士の遺した言葉を知って、そしてハートを撃ち抜かれた。初恋以来のトキメキだった。 ライナス博士は、あらゆる病気の根源を辿るとミネラル不足に辿り着く、と言った。ミンデル