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心に残った言葉

こんばんは。

改めましてれふとです。
人に言われて心に残った言葉って、ありますよね。
自他共に認める変わった人間である私もたくさんの言葉をかけていただいて、
今でも心に残っている言葉はたくさんあったりします。

もちろんその中には良い事だけではなく、その中には多少の悪い言葉も。

基本的に根暗でネガティブの鬼である私なんかでも、良い意味で心に残った言葉、
心に響いた言葉を今回はシェアしたいと思います。

それは以前、何気なくアンジー(仮)から言われた一言。
当の本人は今聞いたとしても「そんな事言ったっけ?」くらいなのではと思っています。

心に残る言葉はどうしてかなそんなものなのだと思うのです。



『れふとってクソネガティブな癖に人に対してはクソポジティブだよね。』


目から鱗とはまさにこの事。
眼球という物質を写す部位、時に涙を流し感情を表す事もあり、
苦手だと思うだけでその眼球を直視する事はできず、
好きであれば瞳孔さえ無意識に開いてしまうと聞いたこともあります。

そんな眼球という不思議且つ、なんとも神秘的な部位から
魚と言う生き物の皮膚を守る為に生成されている鱗という物質が、
眼球からまさか零れ落ちてくると言うことわざ。


…つまりはどう言う事?


私はアンジーに言われた意味がわかりませんでした。
意味もなく鬼のような形相で直接アンジー問い質し、
真意について話を聞きました。

基本的に自分に対しては非常にネガティブで、
褒めてもらえても素直に受け止められない、
正確にはお世辞で言ってくれているんだろうと言う思いが拭い去れないような私ですが、
今働いてくれているみなさんに対しては病的な程ポジティブであるとの話でした。

ある日辛くなるようなミスがあって、そのままその日は退社し、
次の日熱が出てしまい声も出ない為お休みをいただきたいとレネー(仮)が言ってきた時、
「熱が出たって本当?昨日ミスって凹んでたから嫌になったんじゃないの?」
みたいな会話がどうしても生まれます。

とてもナイーブでみんなに愛されていながらも、少し心の弱さが表に出てしまう。
機嫌が良ければ子供のように笑い、機嫌が悪ければ返事一つでわかってしまうような。
レネーはそんな子でしたので、そう思われてしまうのも仕方ないとは思いました。
それでも私は
『昨日の今日で元気になれるわけがありませんし、心は体調を本当に左右しますから、あとでLINE送ってみますね。』

と、その子を信じる事にしました。
疑う気持ちがゼロとは言えないのが悲しいですが、疑うよりも信じてあげたいのです。

他にも、新しいことにチャレンジをして、
なかなかうまく事が進まずに心を痛めているアレン(仮)に対して、
「仕事中に泣いたらダメよ。泣いちゃったらそこで終わり。」
とみんなが帰社した後、アンジーは言っていました。

アンジーはいつも的確で、情に流される事なく、仕事として考え、正しい事を言ってくれるのです。

確かに泣いてしまって解決するお仕事なんてこの世にはありません。
しかし、それでも私はアレンの涙はそう言った涙ではなくて、
チャレンジを諦めず、習得したいと思っているからこそ出てきたような、
そんな涙なのではないかと信じ、

『アレンはよく泣いてしまう子だけど、あの涙は諦めの涙ではないと思うんですよね。
もう少しチャレンジを見守ってあげませんか?私が全力でサポートしますので。』
と、アンジーに伝えた、その時に言われました。

『れふとってクソネガティブな癖に人に対してはクッソポジティブだよね。』

あのシーンと言葉は今でも心に深く刻まれていて、
今でも鮮明にその時の事を思い出せます。

何故ならそんな昔に言われたことではないからです。

その日の夜。
自分の事を心の底から信じる事が出来ない私が、
何故人に対してはそこまでポジティブになれるのか、自問自答してみました。

一つ思える事はきっと「今の会社で私ができる事、すべき事、あるべき姿」
と、言う事を考えた時、
疑うよりも信じて、信じきる事で花開く才能やセンスがあるとしたら、
その可能性を私が潰してしまう事は絶対にあってはならない。

と思ったのです。

疑われながら毎日仕事をするだなんて知ってしまったら、きっとその子のたくさんの可能性を、
私は潰してしまう事になるかもしれない。

そう、考えていました。

私は若い頃に裏切られて、捨てられて、今やっと拾ってくれるところに拾われて生きているので、
同じような思いをこの子たちにはして欲しくない、
私が当時いて欲しかったような味方、上司、助けてくれる存在。
自分自身を信じて、応援してくれるような存在、そんな存在に私はなりたいと思っていたので、
それがこう言った形を生んだのだと思うのです。

私はネガティブ過ぎるほどネガティブで、
何度も心が死んでいき、それに対して乗り越えられないまま今も生きています。

ポジティブになれないまま、悲しんだ時に元気になろうともしないまま生きていた私が、
気がつけば人に対してはポジティブに考える事ができるようになっていた事に、気付かせてもらえました。

と、同時にこれからもこれまで通り、人の為に生きていこうと改めて思わせてくれました。
アンジーにはこれまでもこれからも感謝しかありません。


今、能力で、歴で、歳で、入れ替えの時期で、運が良くて、運営者に気に入られて、
色んな形で人の上に立っている皆様。
あるいは経営者の方。

一緒に働いてくれている方々へのリスペクトはちゃんと持てていますか?
形上でも部下となる人達の事、未来を真剣に考えてアドバイス、指導、教育をできていますか?

私なんかが言えた事ではないですが、それでも私は全力で一緒に働いてくれてるみなさんの事を考え、
働きやすい職場、成長できる環境、叶えたい目標の出来る限り、
その全てに対して誰よりも向かっています。

実現出来ているとはとても言えませんが、しようと思い続けるポジティブな想いは
一緒に働いてくれているみなさんのおかげで持ち続けられています。

諦めなければ途絶えた夢にはなりません。
みなさんが一緒にいてくれる限り私は何度でも立ち上がりたいと思います。

私が唯一ポジティブになる事が出来るみなさんの為に、私は働きたいと思うのです。
その為ならいくらでも犠牲になれる覚悟だけは持ち続けたいと思います。


なんか、柄にもない感じになってしまったのでこの辺で。
今夜もどうか、いい夢を。

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