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苦しみの先にあるもの

「ゴッホ展~響き合う魂 ヘレーネとフィンセント」の続きです。「悲しむ老人」の絵を、ヘレーネさんは“人間の苦しみを、慰めの域にまで昇華させた”と表現したそうです。

後からメモしたのでちょっと違ってたらすみません。そして油彩の元になったリトグラフの方ということだったかと思います。

この前々日だったでしょうか、数年聞いてなかったCDをとつぜん聞きたくなり、何回かくりかえし聞いてました。


誰でも知ってるこの軽やかなメロディ。でもこんな歌詞だったとは知らない人も多いのではないでしょうか。
訳してみました。ちょっと長いです。動画の方は間奏のギターも素敵です。

この苦しさがあと少しして
このままだったら
さあこうしよう 決めた
あのタワーへ行く てっぺんに昇る
そして飛ぶんだ
心をくだかれるってどんなことか
みんなにわかってもらいたいんだ
教会に ひとりぼくだけ
みんな言う ああかわいそうに
彼女が来ないそうだよ
いてもしょうがないね 帰ろう

こうなるって決まってたみたいに
またひとりか

そんなものか
ぼくはひとりだ


つい昨日のこと 最高に輝いて
元気いっぱいだったのは
これからの幸せに期待いっぱい
それがぼくの役だったはず

とつぜんつき落とされ
こなごなにくだかれて

なんでこんなことに・・

どん底の中で一人つぶやいた
なんで神さまは

神さまがいるんだったら
どうして見捨てたんだろう

助けてほしかったのに
ほんとうに ほんとうに

またひとりか
そんなものか
ぼくはひとりだ


世界は もっと心をくだかれて
しまった人たちでいっぱい

傷口もそのままに
ひとりほっておかれ

ぼくらはどうしたらいい
ぼくらはどうしたらいいんだ


またひとりか
ぼくはひとりだ ほんとに


昔のことを思い出した
いろんなことがあった
父が死んで とても悲しくて
涙もかくさずに 泣いた

それから母が死んだ 65だった
ずっと納得がいかなかったんだ
なんであの人は
こんなに自分を傷つけ取りのこし
逝ってしまったのかって

ぼくがいっぱい励ましても
無口になってしまって
そして死んでしまった

ぼくは泣いた 一日中
泣いて 泣いた

またひとりか
ほんとに

またひとりになってしまった


同じなような気がするんです。
なんか、つきぬけてますね。

これは何なんでしょうか。とてもかるく静かな、澄んだ空気を感じます。祈りのような。

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その前日私は、私の記事を読んで、とてもほっとして、ずっと息がつまっていたのが、自然にふっと呼吸が通る感じがした、というコメントをいただきました。

うれしかったです。
私は最近、結局のところ自分は何がしたいのかということをずっと考えていました。絵と歌と言葉から、何かを伝えてもらったような気がします。

ポストカードを眺めて、あの空気感を思い出してます。
こちらの映画もオススメです。


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