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夏の旅行、仙台、松島、平泉【後編】

旅の一日目のnoteはこちらから

二日目の初まりは松島の島々を望むフェリーから。人生初フェリーだったのだけれど、冗談抜きで出発五秒後くらいから酔ってしまった。

フェリーを降りると、酔いと暑さのダブルパンチで、へとへとになりつつ、それでも、私持ち前の謎体力で乗り切り、散歩した。

それから、円通院へ。数珠づくり、楽しくて一時間くらい時間をかけてしまった。リバーシブルみたいになってるのがこだわりポイント。

それから、ガイドのおじいさんのお話をじっくり聞いた。すごくお話の旨い方で、観光客一同大盛り上がりで、(酷暑×蚊がぶんぶん飛び回っていた)ぐっと今回の旅に深みが出た気がして大満足だった。円通院の中にはバラ園があるのだが、なぜあるのか、だったり、装飾の模様にまつわるお話だったり、とてもおもしろかった。すごく優しい方で、記念にツーショットまで撮ってもらった。もし自分にドキュメンタリーを撮る大チャンスが舞い込んできたら、絶対に出演してもらいたいと思う、そんな方だった。

温泉がたくさんある宿なので早めにチェックイン。ロビーには金魚。ウェルカムドリンクで私はスープを飲んだ。ホッとする味。

ここでの夕食。私はウニが苦手なのだが、ここのウニで初めてウニのおいしさに気づいた。酔い止めの効きが良すぎて、次の料理が運ばれるまでの間で寝てたらしいけど…

三日目、朝食は焼き立てのクロワッサン、ソフトクリーム、カレー、ラーメン、フレンチトースト、具が選べるオムレツ、野菜ジュース、ヴィシソワーズスープ、種類豊富なフルーツ、五種類から選べるミネラルウォーター。もはやアトラクション。実は興奮と感動で記憶システムがバグってたのか味が思い出せない(かなしい)

平泉に到着。金色堂までの道のり、なかなか長かった、道中芭蕉さんに出会う。芭蕉さん、体力すごいですね、と話しかけながら撮った写真。気に入っている。

金色堂は撮影不可なので、しっかり脳に刻んできた。金ぴかで想像以上に大きくて、エネルギーがすごいなあと感じた…あんなにすさまじいものを見たのに感想が、う、全然言語化できていない。

旅は家に着くまでが旅。帰りのSAでの夕食含め、私は大好きで。しかし、父が寄ろうとしていたSAを逃し、昔ながらこじんまりなSAに。遠くから見るとちょっと心配になるくらいの薄暗さでどきどきだったが、食券を買い、でてきたのは昔ながら感あふれる濃いめな味付けの炒め物×山盛りご飯のボリューミー定食。なかなかおいしかった。シンプルで、心がほかほかする系の味。これこそ旅行の醍醐味!だと思った。思いま寄らぬ出会い、旅の最後にふさわしい夕食だったな。と。今回の旅は出会いに満ちていい旅だったな、と、ご飯と共に噛みしめていた。

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