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オルタナティブ福祉後述

昨夜11月25日。
初めてのオルタナティブ福祉を終え、今に至ります。

元々ある福祉という単語に『オルタナティブ』を付けることにより、それは何か新しい物事に感じる反面、個人的に「オルタナティブなんだから」などと言って逃げに走らないようにと意識をしながらも、やはりオルタナティブに福祉を皆で話し合えたらと思っていました。

小さな喫茶店ことタイニーカフェに満員に集まってくれた皆様と、長引きましたが3部構成のイベントは、個人的な感触としてとてもとても、とてつもなく良いものとなりました。

ひとえにご参加いただきました皆様、共に場をつくってくれた田渕徹さん、タカハシさん、制作スタッフさきちゃん、そしてわたしの大切な場所、タイニーカフェとその店主のおかげです。

誰かひとりでも欠けていたら、昨日の会は成立しなかった。

本当にありがとうございました。

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さて。

母へ

実はわたしはあなたから、とてつもなく強い水圧でくる水鉄砲のような愛情を、時折感じていました。

昨日の会の中で、「子供は放っておいても育つ」と、「わたしがその証拠だ」と皆の前で話しました。
しかしそれはもしかしたら思い違いかもしれない。

例え一筋だけでも愛のようなものの感触を感じれさえすれば、それは例えば隣の家族と比べて愛の大きさは違えど、わたしがそれしか知らなければ、わたしの心はそれで満タンになる。

家族とは不思議な集団だなと思います。

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昨夜の会では予想以上に皆さんに声を発していただき、積極的に意見交換ができました。

皆それぞれ様々な悩みや問題を抱えていて、やはりそれは日々の生活と隣り合わせで、しかし何からどうして良いのかわからない。

「問題ごとは大ごとにならないと他言するのはいかがなものなのだろうか」と、自身の悩み事を謙遜して内に秘めている人も沢山いる現状を生で知ることができました。

『オルタナティブ福祉』というタイトル通り、本当にオルタナティブに福祉の話を参加者の皆で輪になって話し合うことができたように思います。

わたしが先に脱いだことにより、「じゃあわたしも…」「僕も…」とみんな次々に裸になってお話ができた感覚です。

noteでは公開できなかった母の顔出しのお写真も皆様に見ていただけ、「こうなることの恐ろしさ」を具体的にお伝えすることもできました。

家族と言えども他人。
他人や世の中を変えることは不可能でも、個人がより意識を持つことは可能だと思います。

あなたの近くにいる大変な方に、先ずはあなたが
「have to」(〜しないといけない)から
「want to」(〜したい)に意識を置き換えて接することができると、見える世界も変わってきます。

これはわたしが母に関わっていた時は勿論、
日々何をする時もわたしが念頭に置いていることです。

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最後になりますが、オルタナティブ福祉は始まったばかり。
今後も不定期に続けていきます。

vol.2は大阪で開催を予定しています。

この活動が徐々に広がり、今はまだ閉鎖した心で孤立しかかっている人たちに届き、皆でオルタナティブに福祉を捉えれる日がくるよう、
日々の生活が今日より明日の方が悩みがひとつでも少なくなり、気持ちが楽になる時がくるよう、
今後も活動していく所存です。


本当にありがとうございました。


2022年11月26日
リー・アンダーツ

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