32歳独身の妊活本|文学フリマ東京38 U-34
明日5月19日(日)開催の文学フリマ東京38に出展します。そのうちの一冊の内容を少し公開します!
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32歳独身の妊活本(仮)
30代の独身女性であれば、誰もが一度は「自分は子どもが欲しいのか? はたまた産むべきなのか?」と、悩んだことがあるのではないだろうか。年を重ねるごとに自然妊娠が難しくなっていき、35歳以上から高齢出産に分類され母子ともに負担が増していく、身体的なタイムリミットがあるからだ。
結婚の予定もないし、子どもが欲しいかどうかもまだわからないけど、35歳が迫ってきているので妊娠について考えざるを得ない…。それが32歳のフリーランスのライター兼デザイナーとして働くわたしが置かれている状況だ。今はとくに欲しいと思わなくても、将来欲しいと思うかもしれない。でもその時は身体的な機能が下がっていて、子どもを望めないかもしれない。でも仕事は絶対に続けたい…。
気づけば、周りの友達は30歳までに結婚をし、子どもをひとりは産んでいる。いつかは結婚をして子どもを産んでいるんだろうな〜と漠然と考えていた学生時代から、自分自身は精神的には何も変わっていないというのに、いつの間にみんな人生を進めていたんだろう。〝いつかは〟と、未来の自分にぶん投げていた問題が〝いま〟わたしの目の前にぽとんと落ちてきた。
それを拾って、どうにか向き合ってみようと奮闘する記録が、この本である。
妊娠できる体は、期限付きのクーポンみたいなもの
子どもを産める体を持っているのは、有効期限があるクーポンが財布の中にずっとある状態に似ている。クーボンを使うためには、わざわざ使えるお店まで出向かなくてはならない。とくに好きなお店などではなく、たまたま買い物した時にもらったクーポンだ。
絶対に使わないと!と、掻き立てられるわけではないが、なんせ割引率がすごいので「いつか機会があれば…」と、捨てようか迷うたびに財布の中にしまっている。いっそ有効期限が切れたら、すっぱりと捨てられるのに。
そんなふうに産める可能性が残っている限り、子どもを産みたいのか? 産むべきか? という悩みは常につきまとってくる。ならばいっそ、産む選択を取ればいいのではないか? 子どもを育てられる自信はないが、それは母になる前は誰もがそうではないのか? 自分が子どもを産める体なのかもまだわからないが、子どもが欲しくてたまらなくなったときに体のタイムリミットがきていた場合、激しく後悔する気がする。だったら32歳のいまから産むための行動をはじめよう!!と、わたしは動きだした。
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こんな書き出しから始まる「32歳独身の妊活本(仮)」ですが、妊娠までの行動を書き綴るとともに、小さいコラムもちょくちょく挟みます。
目次はこんな感じです。
チャプター1 思考編
・はたして子どもを産みたいのか?
・だれの子どもを妊娠するのか?
【コラム】てか、生理重すぎ問題な
チャプター2 計画編
・年明け早々にたてた妊娠計画カレンダー
【コラム】はじめての占いで告げられた衝撃の事実
チャプター3 行動編
coming soon
はい、お気づきのようにタイトルも未定だし、このnoteを書いている時点でも、本は完成してません!!(恐ろしすぎる)。印刷所で印刷するのは早々に諦めて、自宅にプリンターを購入。シコシコと手製本をする予定です。手製本するなら、ちょっと凝りたいよな?とかも思い始めているので、もうダメです。果たして明日に間に合うのか…。
*5月18日19時更新 書影とタイトル決まりました。
文学フリマには友人と一緒に出展します。友人との合作本も出すのですが、詳細は友人がnoteに素敵に書いてくれているので、こちらをぜひ読んでください!!(友人はわたしと違ってスケジュールは前倒しで進めるしごでき女なので、合作本はすでに納品済み。ほんまありがとう)
文学フリマ東京38
2024年5月19日(日) 12:00〜17:00
会場:東京流通センター 第一展示場・第二展示場(nenneとkehaiは第一展示場)
入場料:1,000円(チケット購入方法)
サークル名:nenneとkehai
ブース:U-34
ぜひ気軽にお越しください〜〜!
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