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見えづらい困りごとを持つ人がウェブサイトを見るときに困ること【メルマガアーカイブ】

Ledesoneではメルマガを通じて様々な取り組みを配信しています。今回は2024年6月13日に配信した内容をお届けします。


こんにちは、合同会社LedesoneのTenです。

インターネットはいまや私たちの生活には欠かせないツールです。

デジタル化が進み、スマホやパソコンの利用率が飛躍的に向上したことで、ウェブでの情報収集はもはや当たり前になりました。しかし最近、ウェブサイトの見えづらさを感じている人は決して少なくないことが明らかになってきています。

そこで重要なのがウェブアクセシビリティの改善です。そのためにもまずは、ウェブアクセシビリティが整備されていないウェブサイトを見るときに、どのような困りごとがあるのか理解することが大切です。
今回はウェブサイトを見るときの困りごとの一例をご紹介します!


文字量の多さや表現方法、フォント・行間による困りごと

・長文は集中力がきれる
・複雑な情報や言語が理解しづらい
・読みづらいフォント(例:明朝体)や行間が狭くて読むのが疲れる

アニメーションや音声などの動きのあるサイトの困りごと

・聴覚過敏の特性がある場合、急に音声が流れるサイトでストレスを感じる
・動きのあるコンテンツは注意を散らし、集中できない
・識字に困難がある場合、文字を認識するのに時間がかかるため、読んでいる間に文字が動くとさらに認識が難しくなる

色やコントラスト・レイアウト関する困りごと

・視覚過敏の特性がある人は、色の多いサイトで疲れやすく見えづらい
・ウェブサイトのレイアウトが変更されると混乱する
・コントラストが不適切だと文字認識が困難になったり、使用する色が多すぎるとパニックになってしまうことも。

この他にも、「数字の表記や入力に関する困りごと」「ブログ・メディアサイトの構成による困りごと」「キャプチャ認証に関する困りごと」などを感じている方々がいます。
※これらについては別途まとめた資料がありますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。

ウェブアクセシビリティはシンプルだから良いというわけではなく、わかりやすい色のコントラストや適切なフォント、行間を使うことが大切です。また最も重要なことは、さまざまな特性を持つ人に自社のサイトを見てもらい、多くのフィードバックを共有することです。

Ledesoneでは自社内だけでは難しい、ウェブアクセシビリティチェックについてのご相談やサポートも受け付けております。

ご質問やご相談がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
ご相談はこちらから↓

次回は、ウェブサイトが見えづらい困りごとを持つ人は、どのような工夫をしているのか?についてご紹介します!

今後も、皆様に役立つ情報をお届けしてまいります。


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