見出し画像

癌の転移でシーソーが変化した場合の食事療法

先日、糖鎖をベースに発熱と発がんを考えるという記事を書きました。できるだけ専門用語を使わずわかりやすい表現を心がけてみたのですが、読んだ人のほとんどが何を言っているのかわからんと思ったに違いないと自分では思っています。

その中で脂肪系ガンのCとDのブースを細かく分けることができずにいたのですが、ちょっと考えて大まかに分けてみました。形質細胞腫瘍と膵がんに関してが自信がないですが、漢方薬を参考に考えたらこんな感じ。

先日玉川温泉で膵がんの女性と肺転移した乳がんの女性と会話したのですが、好きな食べ物の話が真逆で興味深かったのです。

乳がんの女性はレクチンごはんをたくさん食べて「絶対に治す!」という意欲の強い方でした。もともと食べるのが好きで嫌いなものはほとんどなく、たくさん調べて勉強して誰よりも努力する人です。牛肉より安いという理由で豚肉が好きで、コーヒーも大好き。人参のジュースを飲んだりして、とにかく頑張っているのに転移した。このときAからCではなくAからDに行っているというのが興味深いことだと思いました。同じ右側のBへは流れやすいはずですがそうはならず、Dに行った理由はAなのにCD向けの食事をしていたせいなのかもしれないと思いました。

1つ後ろに下がると症状が重く出るという法則があるなら、それは重大ですし、シーソーが変化したとき食事療法はどうすべきなのか私はずっとわからずにいたんです。でもこの女性に会って答えが出ました。

そもそもシーソーは上から見たときはこんな感じなわけだから、もともとAの人がDに移行した場合はD´の状態なので「Dのやり方をすると効果が出ない」ということになるはず。ということは「レクチンを食べないほうがいい」ということになるので、転移後もAの食事を取り続けるべきだと思いました。

症状の度合いで言うなら実際はシーソーの真ん中らへんは問題がないはずなのでこんな感じになるのかな~。

合ってるのか?違ってるのか?

もしくは、ABCDが発症前でA´B´C´D´が発症後かどちらなのか。

Aに比べたらBは糖鎖を作ってるんですよね。Aは作るのが下手なうえに溶かすのがうますぎる。AもBもグルコシノレートが増えすぎると病気になってしまう。AとCは向かう方向性が逆なので食べていいものや薬の種類は必ず相反するはずですが、AとC´の状態であるならば、同じ食べ物でいいということにもなるのかもしれない。発症前と後で食べ物が変わるのは単純にCとAとは言えないのかもしれないですね。A´とC´の人だと考えるとうまくいくかも。


膵がんの女性はもともとはある程度偏食をしていたようでしたが病気になってから絶食していました。高齢だったので何も食べないと弱ります。ご家族の方はとても心配していろいろなものを作って差し上げていたようでしたが難しいようでした。私は彼女の食癖を聞く限り発症前はDだと思いました。でも発症後の食事はAでした。誰に指導されるわけでもなく自然とそうなっていたというのは興味深いです。

そして膵臓の癌なのであらゆる酵素が作られていませんでした。糖尿の傾向は出ていませんでしたが、リパーゼやアミラーゼを作れていないなら何を食べても苦しくなって食べられないという彼女の気持ちもわからなくはないです。実際私の子供は小さいころに酵素サプリを飲んでいました。私の子供も小さいころは絶食していました。

Dは発症後はAの食事で良い場合もあるなら、膵臓に限るのかそうでないのか今後考えていかないといけないです。

でもDにとって「食べたほうがいいもの」というのがあるならば、イソチオシアネートのような気がします。だって糖鎖を溶かしたほうがいいんだもの。だけどイソチオシアネートがグルコシノレートになったら体内でビタミンB1を作ってしまいます。だからアリシンを含む単子葉植物を食べたらグルタチオン-s-トランスフェラーゼが作られてしまう。

Cが「ビタミンB1を多く含む豚肉、ビタミンB1を作ってしまうアブラナ科の植物、アリシンを含む単子葉植物」を食べてはならないというのは確定だと思います。

最近私が通っているストレッチ専門店の店員さんはアトピーが酷い男性でしたが「肉ダネを辞めてみたら?」というと数週間で首や顔周りのアトピーが収まって「あとは体だけ!」と嬉しそうでした。もっと効果を感じたいなら、アブラナ科の植物を辞めてみることをアドバイスしたのですがもともとあまり食べてないみたいでした。となると、セレクチン除去したほうがいいんだろうなと思って「乳製品を辞める」ということになります。「飲むヨーグルトは毎日飲んでるからやめてみる」と言っていたのですが、その結果が興味があります。

Dの食事は難解でいまだに答えが見つかりません

DなのかD´の状態なのかを判別する方法がなければ、Dの症状が出ているからと言って単純にアブラナ科の植物の生を食べろとは言えないと思いました。だからこそDはいくつかのパターンがあるように思えるのです。

となるとその対極にあるBももしかしたら何かあるかもしれない。


なんて考えてたら夜も眠れません。

あ~!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?