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糖鎖のリングのねじれによる違和感の分布と病気の発症と薬の関係

キラン草を使ったエクジステロンの自己治療を去年の年末から続けていたのですが、ある程度上手い使い方がわかってきたのでご紹介します。

当初私は次のような量を使っていました。

・大匙3杯分を小鍋に1リットルの水を入れて煮だし半分の量まで煮詰める
・それをさらに6倍の量の水で薄める
・180ccの量に対してあんこ50g入れて溶かしたものを子供に飲ませる

これを1回飲ませるとその後2週間開けてから次を飲ませていました。

とても効果を感じていました。

子供にはそれでよかったのですが、正直この作り方だと9割以上のお茶が余るので私はついついもったいないと思ってがぶがぶ飲んでしまいました。
すると私は体調に変化があったんです。

最初は脳の血流が良くなったのを感じました。思考の速度が速くなり、認知が上がった実感がありましたがその後がぶ飲みを続けていると頭痛が酷くなり物忘れがひどくなり視力が低下し恐ろしく感じていました。漢方の先生に相談したところ「その反応は悪い反応。もしも飲むならもっと少量を緩やかに。明らかに飲みすぎ」と言われました。

エクジステロンを含む他の漢方薬といえばゴシツという生薬があります。ゴシツもキラン草も両方単体で使うことはなく何かの生薬に足して使うそうです。それは「痛みを取るため」に入れるそうで、下半身の痛みなどによく効くそう。確かにうちの子供はキラン草を飲み始めてから「足が痛いの」とは言わなくなりました。私と違って上手く使えている証拠でしょう。

飲みすぎた私が膝が痛くなっているというのは、テストステロンなどと同じで「取りすぎると体の中で作れなくなる」というのに似ているのかな??


そこでお茶の煮だし方を工夫しました。

①煮出す時間

まず何度か煮出しているうちに「時間が短いとあまり効果がないな」と思いましたし、「時間が長くても効果が低くなってしまっているような気がする」と思いました。

・水にキラン草を入れて沸騰してから2分のもの➡効果が低い
・水にキラン草を入れて沸騰してから15分のもの➡効果が高い
・水にキラン草を入れて沸騰してから30分のもの➡効果が低い

結局は沸騰してから最低5分以上、10~15分くらいは煮出したほうが良いとわかりました。1番茶と2番茶を比べてみても、当然1番茶のほうが効果は高いのですがあまりにも味が苦くて渋いので飲みにくいです。

煮出すときに失敗をして苦くなりすぎた時は頭痛などの悪影響が強かったです。苦くなりすぎるときというのは一度に使用したキラン草の量が多かった時です。

適正量を探るということはとても重要だと思います。

結局のところ、

小さじ1を2リットルの水に入れて沸騰してから10分以上煮込んだものを自然に冷まして飲みやすくなったころに飲むのがとても効果がありました。

ただし食事の時に一緒にとると効果が低かったです。炭水化物や糖質を沢山取った時にキラン草のお茶を取ると不思議と太りません。ただしキラン草本来の能力の発揮度合いも低くなっている気がしました。

ただキラン草単体だと明らかに頭痛などの不具合が出ます。これは低血糖による不具合なので、糖質と一緒にとることでバランスを取るのが重要だと思います。

あんこと一緒に飲んだ場合は効果がないということはないのですが、「食事と一緒にとる」というのは効果がなくなりすぎるように思えました。

今現在は、
小さじ1を2リットルの水に入れて沸騰してから10分以上煮込んだもの
・あんこ50gに対してお茶150ccを加えてよく混ぜる
・それを毎日3~4杯を子供が飲む
・できれば食事の間や空腹時に飲む
という形で摂取しています。


以前は2週間に1回でしたが、現在はほぼ毎日飲んでいます。ある程度のところで休薬期に入ろうとは思っています。

吃音障害などはほぼ収まり、難しい言葉を自然に使えるようになりました。過去にあったことなどを質問してもちゃんと間違えずに答えられることも増えてきたので、大きく発達したという実感があります。

キラン草の「効果を感じたかどうか」というのは単純に幹細胞を増やすために必要な量を煮出せていたかどうかと直結すると思います。食事で失われているということは他のアミノ酸などと結合すると相殺されている可能性があります。

「少ないと飲んでも効果がない」
「多すぎると糖質が失われすぎる」

キラン草は元々「鼻詰まりの原因菌が脳に悪影響を与えているだろうから殺菌したい」と思って中国のサイトをさんざん調べて見つけ出したものですが、それに含まれるエクジステロンについて調べていくととても面白いことがわかりました。

それはエクジステロンは「幹細胞の増殖を増やす」ということです。

幹細胞については以前記事を書いたのですが、脳性麻痺の子供にとってはとても重要なものです。最初に脳にダメージがあった時に幹細胞は沢山使われてしまい、その後体を発達させるために必要な量が足りなくなってしまうんです。

それで幹細胞を移植することで脳性麻痺の障害を取り除くことが可能になるだろうと言われているのですが日本の研究は世界の中でも特に遅れています。今は癌や認知症や難病と言われている病気に対する研究なら盛んに行われているのですが脳性麻痺に幹細胞移植を利用する研究者はとても少なく、5年ほど前に研究している人に電話で質問したところ、「この研究をしても需要があるとは思えないしもうすでに別の対象に先生たちの興味は移っている。もしも可能だとしてもおそらく50年はかかるだろう」などと言われました。

熱意をもってやってくれる研究者がいないという問題は絶望しかありませんが、その根本原因が「脳性麻痺の親が医療に対して期待をしていないがために研究者に対して訴えかけが足りていない」という部分だと感じました。

実はこれらは「自己幹細胞移植」の話なんです。

自分のものではない幹細胞の移植に関しては民間では割と進んでいて美容目的などに使われいるんです。再生医療の専門医の方とお話する機会があった時に「美容目的とは言え、幹細胞のケアはものによっては病気に効果があるものもあるんです。小児医療がそれほど遅れているなら、もしかしたら私たちのほうが先にそれに取り組むことが可能かもしれないですね」と言われていたんですよ。実際に最近その先生の病院では幹細胞を美容と病気に使えるサービスが開始されました。

自己幹細胞移植の大きな問題は一番は安全性です。

その点美容目的で培養されたものはウイルスなどのチェックが完了していて安全性がある程度保証された商品なんです。こちらの方は1回10万円以上かかるし何度も行わないといけないだろうからおそらく費用は掛かるけれども数少ない選択肢の1つにはなるかと思います。問題は「どのくらい効果があるか」ということですよね。

その時に力になってくれるのがエクジステロンのような気がしていて、注目しています。

それまでにキラン草の使い方にもっと慣れておかなければ。


そういえばキラン草を飲むときに一緒に飲むと効果が高くなると感じるものがあります。

それが「アジスロマイシン」です。

元々抗菌薬を探してキラン草に行きついたのですが、同じ抗菌薬であるアジスロマイシンは同じ日に飲むと次の日明らかに子供の発達が進んでいると感じます。

そしてキラン草を始めてから大きな発作は1度も起きていませんが、これは怪しいと思ったことが一度だけありました。それはしまじろうの動画を真似て「私もパンを作る!」と言ってキッチンのイースト菌を見つけてきて「お母さん手伝って!」と言ってきたときです。私はパンを焼くのが好きでよく焼いてやっていたのですがその日はうちの子供が計量やこねるのを手伝ってくれました。

その後数時間で座っていると思った子供の顔が発作を起こしたときと同じようになっていて、大きな声で名前を呼んで話しかけたら30分くらいで回復したのですが魂が抜けてしまったかのようになっていました。呼吸が止まったりなどはしませんでしたが、脳性麻痺児特有の発作の軽めのものだったのだと思います。

パンを焼いた後に具合が悪くなったことは実は何度かありました。「まさか焼いただけで」とその時は思っていたのですが抗菌薬がこれほど効果があるとわかれば話は別です。パンが悪いわけではありません。イースト菌が悪いんです。家で焼くと部屋中に菌が増えるのだと思います。

私や子供が食べると具合が悪くなるものの共通点の一つが酵母です。

・イースト
・麹漬け
・ビール
・きくらげ
・クロレラ

私は豚骨ラーメンは好きですがきくらげを食べると嘔吐します。クロレラも体にいいと薦められて飲んだことはありますがお腹の調子が悪くなりました。お酒は好きですがレクチンの濃縮した物質だと思うと飲む気にはなれません。それでもラム酒やモルトはおいしいと感じますが、ビールはどう頑張っても匂いだけで吐き気がします。飲むと食道や胃が切り裂かれるような痛みがあります。麹漬けは気が付けばもう40年は食べていませんし、パンは好きですがイーストの匂い自体はちょっと苦手で強いにおいを嗅ぐと吐き気がします。

・水虫
・カンジダ

実はうちのシッターさんはアレルギー体質でカンジダに特に強くアレルギーが出ます。同じマンションのエレベーターに乗った時に他の住人の方がカンジダだとくしゃみが止まらなくなります。そして家に帰ってから「あの人間違いなくカンジダ。あんなにきれいな人なのにおマタ絶対臭いよ」というのです。最初のうちはカンジダの匂いというのが全然わからなかったのですが、そんなことを繰り返すうちに私もカンジダの匂いというのがどんなものなのかわかるようになってきました。ビールやイースト菌に近いと言えば近いかもしれません。

私は脳性麻痺に悪い影響を与えているのはジンジバリス菌とコリネバクテリウムの菌だと思っていました。でもそれは1つの菌が原因なのではなく、酵母も関係しているという実感があります。いくつもの菌たちがグループになって働いているのだと思います。

パンを焼いたときは家じゅうアルコールで除菌して、抗菌薬を飲んでから寝るようにしています。そうすれば発作は起きないです。


エクジステロンがなぜ幹細胞を増やしてくれるのかというメカニズムはまだわかっていません。

ですが「幹細胞を増やして働かせること」と「いかに除菌するか」がつながっているとしたら、面白いですね。

「抗菌」「エクジステロン」「その他の抗菌剤」「幹細胞の増殖」

これらのキーワードがつながるころには、幹細胞移植も夢ではない時代が来るのでしょうか。

たとえ自己幹細胞移植を受けることができなかったとしても、まだまだ私にはできることが沢山あるはずです。


前置きはこのくらいにして、今回はここ5~6か月の間ずっと私の頭の中でもや~っとしていたものをまとめていきます。今までで一番新しい糖鎖のリングの理論です。

今までの理論のベースはこちらにまとめてありますが、今回はさらにそれにある要素が加わりました。

(部分的に過去の情報の間違いがあったので今回の記事で少しずつ修正していきます。)


それが「糖鎖のゆがみによる違和感の分布と発症と薬の関係」です。

私ががんになった時のことを糖鎖のリングを元に解説していきます

私が去年の3月に乳がんになった時は、「尿漏れ、咳、物忘れ、視力低下」という違和感がありました。(ちなみに私と子供は糖鎖のリングの図式で言うと偏りはAタイプなので今回はAタイプを基準に説明します。)

これは「病気とは言い難い程度のちょっとした不具合や違和感」です。便秘とか歯石とかニキビとか視力低下とかです。誰にでもあることですよね。でもこれが発がん期には集中して起こります。実際に乳がんになったことのある女性に聞いてみると私と同じような違和感を感じている人が多かったのです。

どの部位に最初に癌が出来たのか、どういう順序で転移したのかというのはこれらの違和感と共通点があるように思えました。

乳がんになった時私は立効散を飲みました。スッと体質が変化して普段通りの自分に戻ったという実感がありました。でもこれは歯痛の薬であって乳がんの薬ではありません。そんなものでよくなるはずがないじゃない?!と普通の人なら考えると思います。でも実際に良くなったんです。

私は自分の理論を試したいがために癌になるのを手ぐすね引いて待っていたのでここぞとばかりにやれることは全部やりました。主に人体実験的なことを。立効散の力だけではないはずですが、大きなきっかけになるものでした。

なぜ効果があったのかというと、3つのブースをエネルギーが行ったり来たりするような糖鎖のねじれがあった時にはC’用の薬を飲むと体質の偏りがC’からAに戻るからです。


はじめて糖鎖のリングについて知る人は何のことを言っているのかわからないという状態だと思うのでもう少し詳しく説明します。

そもそも糖鎖とは何かというと、生物の細胞を作るときの要素の1つです。これが上手く作られていないと病気になります。人間は必ずこのA~Dまでの4タイプのいずれかの偏りが生まれながらに持っています。食べたものやウイルスなどの感染によってこの偏りは変化します。

・持って生まれた偏りの場所
・その時傾いている場所

この2つが同じこともあれば違うこともあります。この変化を正しく知ることができるなら、病気を治す手助けになります。


糖鎖のリングは基本的に4つに分かれ、4つの区分はさらに3分割され、12に分けられますが、一部が重なっています。そしてこれには表と裏があって表は左回りに偏りのエネルギーが回転し、裏は右回りに回転しています。

熱を作るプラスの因子とマイナスの因子を交互に回転することでエネルギーが生み出されます。常にこのリングの上をエネルギーが循環しているのです。これは糖鎖の働きを図にしたものなので、「なにそれ?!」と思われると思いますが、正常な細胞分裂をしたりするためには必要なものだということだけは覚えておいてください。

どの部位に病気が発症しやすいかはその人の糖鎖のリングの偏りを見ればわかります。ホルモン量に影響があるので、BとCは男性で、AとDが女性です。エネルギーはリングの上をグルグル回っているので体質もグルグルと目まぐるしく変化していますが、少しだけどちらかに傾いているのでそれぞれに特徴的な体質というのが形成されます。

私はいつも鼻水の風邪をひくのですが、治りかけると下痢の症状がちょっとだけ出て、頭痛や寒気の症状はほとんど感じることがありません。咳の風邪をひく時はとてもつらくこじらせてしまって、熱が下がってからも2か月近く咳だけが残ったりします。なぜ風邪の話をするのかというと風邪も糖鎖の作用によるものだからです。

これはウイルスの感染などによって起こるものですが、これを治すときの身体の働きは「自分本来の偏りに戻す作業」なわけです。

風邪はそれ自体によって体に被害をもたらすものであるけど、「病気の根本になる体質を正常に戻すための作用」なので単純に迷惑なだけのものでもないのす。だからずっと風邪をひいたことがないという人ほど急に癌になったりしますよね。それに風邪を折角引いたのにちゃんと治せないでいると妙にこじらせて長引かせてしまったりします。そんな時はそれをきっかけに発がん期に突入してしまう可能性もあります。

もっとざっくりいうと、顔の中だけならこのように症状が出ます。基本的には中央で線が引かれるので、ABタイプはお互いに近く、CDタイプもお互いに近いです。これは植物のタネなどに多く含まれるガレクチンという種類の糖鎖を食べることができるかできないかでABとCDが分かれていくのです。

そして糖鎖のリングには重要な仕組みが1つあります。

糖鎖のリングの偏りが「持って生まれた偏りの場所(先天的偏り)」で表ならば症状はなく、裏面に入っていれば普通に悪いです。そして1つ進むと症状は軽く対角線上の表ならば症状はありませんが裏に入れば死ぬほど悪い状況になります。1つ下がればとても症状が重く出ます。

Aタイプで説明したらこういう図式になります。

・自分の偏りから1つ前に進むと症状が軽くなる
・1つ後ろに下がると症状が重くなる
・対角線上の表は症状がなく、裏は死ぬほど悪い
・自分の本来の偏りの表にいるときは症状がなく、裏に入ると症状が重い

この「発症する時期の糖鎖の偏り」をさらに説明すると、先ほど「病気とはいいがたい程度のちょっとした不具合」の症状がどの部位に出ているかでわかります。

・自分の本来の正しい偏り(先天的な偏り)なら病気にならず健康である
・全体的にバランスがとれていれば健康である
・自分と相反する体質に近づくということはバランスが取れるということである

この3つがとても大事なんです。

そしてその後天的な偏りができた時の構造はちょっと複雑です。

順番に見ていきましょう。

もう一度この図を見てください。症状が出た場所をピンクで囲っていきます。

まずはコレ。自分の本来のタイプがAならばそこから後ろに3つ分の違和感が出るパターン。

私はこのタイプで乳がんになりました。でも別の偏りで乳がんになる人もいます。

前に対して3つ分の症状が出るパターン。

自分を中心に前後の症状が出るパターン。

Aタイプの人が自分の本来の症状が一切出ずにそれ以外の症状が出るパターン。

乳がん(A)をやって子宮がん(DA)をやって大腸がん(B)をやって脳(C)に転移した人がこのタイプの違和感を訴えていたのでこのタイプも存在します。

次は自分の本来のタイプと1つ前の症状が出るパターン。

自分の本来のタイプと1つ後ろの症状が出るパターン。

自分の本来のタイプとその対角線上の症状が出ているパターン。

次の2つは本来の自分のAタイプの症状を含まないパターンです。どちらもまれだと思いますが難しい癌の転移をしたりしたときはこのような形になると思います。


病気でも何でもないときはこうなるはずです。

それぞれに4つ全て症状が出るときもバランスがある程度保たれているはずです。ちょっとずつ全部あり、特に酷い症状は出ていないということになるのかな。

私はこの構造については前回の玉川温泉の湯治中に思いついただけでまだ名前をつけてないのですが、ねじれのタイプについても説明するときに呼びやすいように考えたほうがいいかなと思っています。どなたかいいアイデアがあったら教えてください。できるだけ専門用語を使わずに普通のお婆ちゃんでもわかるようにしたいです。


「誰もが持って生まれた偏りはあるものの、バランスがとれた状態で回転していれば健康」なんです。

これがねじれるんです。

ねじれがこういうふうに交差したときが「発熱」です。

交差した部分がグチャグチャになってるときはエネルギーの動きも滅茶苦茶になるので「発がん」です。癌ではない難病の場合も、同じように糖鎖のリングのねじれが起きています。

脳性麻痺もねじれた状態のまま戻っていないので、このねじれを漢方薬などで取ってやれば正常に発達して健康になります。

なぜ私が漢方薬を使うのかというと、漢方薬はほとんどが糖鎖のバランスをコントロールする働きのある薬です。「風邪症状を改善する」生薬の組み合わせは糖鎖のねじれを取ることによって治していくわけです。

でも「漢方薬は効かない」という印象を持っている人も多いと思います。それは漢方薬を処方する人が患者さんの体質を理解せず「この症状にはコレ」という感じで雑に処方されているからでしょう。中医学や漢方を理解しようとしたら奥が深すぎて相当な達人でなければ完璧に正しく処方するのは難しいです。でも糖鎖のリングから漢方を考えていくととても分かりやすいはず。

中医学の陰陽五行とは私の理論はちょっとだけ違うんです。それはなぜ違うかというと、「日本人の体質がとてもレアだから」です。中国で生まれた経験に基づく理論の中に世界の貴種であるたった人類の2%しかいない体質の人のことがあまり含まれていないんです。日本人の84%がABタイプで世界の人口のたった2%です。中国人やインド人や黒人はCDタイプが多いんです。だから「これでいいはずなのに漢方薬を飲んでも効果がない」なんてことが起きていたんですね。

だけど糖鎖のリングを理解したうえで漢方薬を使えば、これほど凄い味方になってくれるものはありません。



今現在私が自分の身体などを使って試してみたところわかっているのは次の通りです。

Aタイプの私がACDの違和感を感じるとき、Aの部位で症状が出た時はCタイプ向けの薬を飲むと治る。

この図式は確実に正解だと思います。この飲み方をすればぐるっと偏りは変化します。

それ以外に関しては実際に私に症状が出ないと人体実験ができないのでまだ確定ではないのですが、次のようになるのではないかと予想しています。

ここまでは自信があります。

こうなると思った理由は、Aタイプの人はそもそもDタイプの人にとって良いものは悪いのでDで症状が出てもDの治療薬は一切飲めないです。糖と水と油を沢山取って寝るしかないかも。飲めたとしてもAタイプ向けのものだけです。

そしてこのようなこともあるでしょう。

これは今の私の状況なのでこうかなと思ってやっているんですが、まだちょっと自信がありません。

こんな風に「症状」と「飲むべき薬」がズレるので「この症状にはこの薬」というような処方の仕方だとたまたま運よくねじれのタイプが一致した人しか薬が効きません。

私が癌を頻繁にたとえに出す理由は、癌細胞とは糖鎖のゆがみによってできる病気の1つだからです。同じ乳がんでもこの薬はこの人には効いたのにこっちの人には効かなかったということがありますが、これはねじれによる違和感タイプの概念が西洋医学の世界にないからです。

中医学はそれを証という形で分類していますがとても複雑で難しいです。



ここで食事について考えてみましょう。

Cタイプの部位に効果のある薬というのは本来は「C'」の薬です。これは食事においても同じことが言えます。つまり「Cの人が健康な時に食べていい食べ物がCご飯」だとするとC'はその逆で、構造的にはAご飯と同じものになります。

C'の’意味は何かというと、Cの裏面です。つまり否定に当たるので「Cが元気な時は食べてはならないもの」こそが「C'」ですね。

生体異物除去食的なものの見方で具体的に言うと「乳がんになりやすいAタイプの人はネギや餃子が薬(Aご飯)」だけど「糖尿や花粉症になりやすいCタイプの人はネギや餃子が毒(C'ご飯)」です。

でも病気になったら?

同じ食べ物で良い場合と変えたほうがいい場合があるはずです。

C’ご飯はAご飯です。シアル酸を増やして男性ホルモンを増加させる食事療法です。

逆にCご飯はA'ご飯です。男性ホルモンを減らすご飯です。これは結果的に女性ホルモンも減らします。するとタイプはAからDに行くはずです。

そうするとDご飯を食べたほうがいいのかD'ご飯を食べたほうがいいのか?
迷いますよね。

この状態の時、私はいろいろなものを食べて試しました。Aご飯は普通でした。CD向けの柿を食べた時は一気に具合が悪くなりました。3つのブースで違和感を感じているときのAタイプの発がん期は、CD向けの食品を摂取するとAの症状が重くなりました。

Aご飯はC'ご飯なので普段通りの食生活でよかったんです。

ですがその後体質がこのように変わりました。

立効散とキラン草を使ったらこのように変化したんですよ。

この状態では頭痛や寒気と背中の痛みを感じていました。めまいも酷く気分も落ち込むことが多かったです。不安を強く感じていました。歯がボロボロになって3本抜歯しました。さらに副鼻腔炎が酷かったです。

違和感はCタイプとAタイプの両方に出ていましたが本当に悪いのはCの部位でした。血液検査をしてみると肝臓の数値がとても悪かったです。Aタイプの私がこのような違和感を感じているときはCタイプで発症するのだと思いました。

この時にキラン草を続けて飲んだら効果がありました。キラン草はこのタイプの時によく効くのだなと思いました。

なぜなら私の子供の症状も「てんかん様発作、吃音障害」というCタイプの症状と「低緊張」というAタイプの症状がでていたのが、一気に改善したからです。A-Cのゆがみがある時ですね。

でもいいことばかりではありませんでした。副作用が大きかったんです。視力低下とひざの痛みが強く出ました。ひざの関節が痛くなって椅子に座るのもたつのもつらくなりました。正座なんてもってのほかです。一気に老人になった気分です。

キラン草を単体で使うことは良くないことだということはわかっていましたが、思った以上に辛くて私はいくつかの工夫をしました。それが「枸杞の実と人参のマリネ」を食べるとか、「ニンニクの料理を食べる」ということです。普段の私は絶対に食べないものです。これらはCDタイプの食品ですよね。

問題は人参や枸杞の実がCご飯なのかDご飯なのかが私にはわからないことです。Cタイプのうちのシッターさんはどれも普段好んで食べません。発症後に食べさせるとおいしくないし食べると気分が悪くなると言って嫌がりました。Cご飯かD'ご飯の可能性があります。これに関してはすぐに答えが出ないまましばらく続けていましたが、体質がさらに変化し、私は酷い下痢になりました。水分をかなり取っているのに喉は常にカラカラでした。

これはこのような状態だと思います。

そこで私は試しに八味地黄丸(Aタイプ向けの薬)を飲んでみました。膝が痛いという症状自体が中医学でいうところの「腎」の気が弱いというものです。これは糖鎖のリングで言うとABに偏っているということです。視力低下はおさまったけれど胸は張ってパンパンで痛いです。触るとチクチクとする場所が何か所もあります。以前に良性腫瘍ができた時と同じような痛みと熱感を感じました。これは薬を間違えたと思いました。

とにかく今回は膝が痛かったので麻黄湯を辞めて牛車腎気丸を選びました。これはBタイプ用の薬です。元々膝の痛みの薬です。視力低下にも効果があります。これは本当によく効いてくれました。おかげで視力の低下が緩やかに改善してきました。もう少し続けてみて、胸に影響がなければ膝の痛みまで治療できればいいなと思っています。

漢方の先生は「胸の被害がないようにしないといけない。これは優先すべきことで膝は後回しにしてでも胸に影響が出る薬は使わないほうがいいと思う。」という判断をされていました。牛車腎気丸の胸への影響の度合いを慎重に観察しつつこの違和感がある時の対処方法を見つけ出したいです。


ずっと継続していたわけではありませんでしたが、この図式のように感じた時もありました。そしてその時こそ胸にしこりができかけていてとても痛かったんです。

このことで私は乳がんになるときの2種類の状態を体験しました。薬や食事で糖鎖のリングを回せています。予想外の回り方ではありましたが、上手く正常なところまで回したいです。



このことではっきりと次のことが言えます。


同じAタイプでもこれだけ違います。Dタイプの人も偏りによっては乳がんになります。そうなると「何を食べたらいいのか」というのは簡単にわかりません。

特に癌患者界隈では絶対的な「玄米菜食ブーム」が存在します。私が「トマト食べないよ」なんて言うと、大騒ぎですよ。でも玄米菜食毎日食べても癌が良くならなくて死んじゃった人大勢いるじゃないですか。絶対それだけじゃダメなんです。もっと一人ひとり自分がどうしたらいいのかを簡単にわかる方法が必要なんです。

「癌になったら玄米菜食がいい」というのはCDタイプの人に言えることで通常はABタイプの人には当てはまりません。ですがそれでも発症した部位や違和感の場所によっては玄米菜食のほうが相性がいいこともあります。それは同時にCDタイプの人であっても条件次第では玄米菜食が合わないということです。

でもそのややこしさもこれでサヨナラです。それはこれらの違和感の分布に気を配れば答えが見つかるはずです。

だってこれは糖鎖の仕組みによって出来上がるものだからとても論理的なんです。あとは私の体質以外の部分をうめていって、この理論が合っているかどうか調査するだけです。


私の子供はキラン草で酷い便秘になりました。便秘が酷くないときは筋肉がシャキっとしていますが酷い時はよだれが出たりして低緊張が強く出ます。

それはこの状態だということです。

となると便秘の薬は効果がありません。Dタイプというのは「薬が効きにくいタイプ」です。薬で治すのではなく、食べ物で治すべきものかなと思います。子供はAタイプ用のご飯である納豆と餃子と鰹節を一生懸命食べています。Dは糖質と水と油をよく取ることで治るのであんドーナツを揚げてたべさせたりしました。

そして麻黄湯を飲ませてみたところ、凄く軽いてんかん様発作の前兆のようなものが出たので、すぐにキラン草を飲ませました。すると元気になりました。麻黄湯は1/2包を飲ませたのですが量が多かったのだと思います。以前に比べて体重も55kgに増えていて、体の大きさから言うとそこまで多い量ではないとは思ったんですが多かったです。もっともっと少ない量でよかったんですね。

もうちょっと頑張ってA単体の偏りになるように工夫をしてみましょう。

ここまでは「どのような偏りがあるのか」を説明しましたが、便秘などのちょっとした違和感に対して人は無関心です。嫌だなと思っていてもそこまで重要視していないというか、癌になった時と同じレベルで大騒ぎする人はいません。でも細かく見ていくと、「どの薬を飲めばいいのか」がわかります。

違和感のある場所と数
症状が出た部位
食べてもよいもの悪いもの

この3つにつながりがあるなら、違和感の場所と数さえ正確にわかれば食べたもの次第で症状を抑えることができるということです。

そして同時に「薬がどの部位に対応するものなのか」が正確にわかれば効果のない薬の選び方にはならないはずです。



新しいことを発見するときは必ず「間違ってはないけど知らなかった。ただ単にそれだけじゃなかった」ということの繰り返しです。

今回の「違和感のタイプの分布の図」に関しては去年の10月に玉川温泉で大勢の「乳がん」の患者さんと同じ場所で寝泊まりして何を食べているのかを実際に見て知ることができたからこそ気づけたことです。

「こういう違和感があるのよ」と沢山話を聞けました。どの部位に癌が出来たのか、どの順番で転移したのか、どんな薬が効かなかったのか、どんな食養生をしたのか、本当はどんな食べ物が好きなのか、子供の頃は何を食べていたのか、家族はどんな食事が好きなのか、など話を聞くうちに少しずつ共通点が見えてきました。

大抵の乳がんの人は「歯が悪い」し「尿漏れ」したときに発がんしていたという共通項がありました。もちろんすべての人がそうであるわけではありませんが、多いと思います。沢山転移した人は特に違和感の出方がコロコロと変わっていて複雑でした。

皆何かを間違えていて、治療も食事療法も頑張っているのに効果がなかった。そのつらい気持ちが一緒に湯治をしていると伝わってきて、私は何かスイッチが入りました。

誰かに愚痴ることもなく泣き言をいうわけでもない、残された時間を穏やかに暮らし少しでも人の役に立ちたいと思って懸命に生きている女性ばかりでした。どうしてこんなにいい人が病気にならなければならないのかと不思議でなりませんでした。

助けたい!と、強く感じた時にこの図が頭の中に浮かびました。


実は過去のnoteを読み返していただけたらわかると思いますが、勉強するにつれて少しずつ私は正解に近づいて行っています。ですが未熟だったがゆえに過去に書いていたことの中には間違えていたことがかなり沢山あります。それらはこの「糖鎖のリングのゆがみからくる違和感のタイプ」についての概念がない頃にnoteに書いた内容なので正直「人によっては当てはまらない」ということがあったはずです。それを思うと恥ずかしく申し訳なくて堪らないです。

このnoteは私が独学で勉強したもので、特に糖鎖のリングに関してとそれに付随する生体異物除去食に関しては自分で考えた理論です。そしてまだこの理論は完成していません。また変更があるかもしれません。

でもあともうちょっとです。

私はすべての人類の「何を食べれるのか」を解明したい。

さあ、考えよう。




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