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【読書】日常に哲学というスパイスを『使う哲学』

齋藤孝が好きだ。
正確に言うと、齋藤孝の著作が好きだ。

彼の著作は読書を好きにさせるし、何より「やる気」が出る。
読書に目覚めることが出来たのも、彼のおかげだ。
古典の名著を、分かりやすく紹介してくれる。
深い知識への道しるべとなってくれる心の師匠。
数多い著作の中から、今回は、日々の生活にちょっとしたアクセントを与えてくれる作品を紹介したい。

哲学と言われると何だか、構えてしまう。
ムズカシイ漢字(間主観性)とか、何やら分からない横文字(アウフヘーベン)の言葉とか。
そんな取っ付きにくい哲学を、いつも明るい文体で分かりやすく説明してくれる。

例えば、
「デカルトを学ぶと、オレオレ詐欺にだまされない」
など、具体例と合わせて、西洋哲学の概略と活用法を示してくれている。
本書を通じ、数多くの思想に触れることで、共感できる思想や新たな気づきを与えてくれる思想に触れることが出来る。

古今の哲学者の思想を、日常に取り入れることで、新たな発見や世界が広がる。
哲学は、世界の見え方を変えるスパイスとなる。
そう思える一冊。

あなたも哲学始めてみませんか?



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