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働き方は自分で決める~僕の働き方~

スタートから書いていた自分のお店の話をお休みして
今日は変人梅田の働き方の話にします。
(これがここまで書いてきたnoteの結論でもあります)

昨今言われている「働き方改革」色々ありますね
タイムシフト、テレワーク、就業時間や残業の管理もそうだし
一番肝心なのは賃金ですね。

僕はひねくれもので変わっているから
そもそも、この仕事を選んだ理由というのが
食いっぱぐれない事と、独立が早そうな事、であり
実を言うと
職人技を極めようとか、誰も作っていないすごい料理を作ろうとか
そっちの方はそれほど熱くなかった。

仕事を始めた19歳の時に考えていた事というのが

料理人として修行して独立をしたいという目標は当然だけど
自分のお店を持つという夢を叶えたら
お客様じゃなくて、自分が好きな物を好きなだけ作りたい
それをお客様が受け入れてくれるならそれが一番幸せで
自分が好きな時に期間も自由にお休みを取って
何処でも行きたい所に遠慮なく出掛けたい

そして、その金銭的余裕もしっかり確保したい。

そのために今は一生懸命働くんだという
めちゃくちゃ図々しい考えを持っていたんです。

20代の修業時代はいわゆる雇われですから
金銭的な余裕も少なく、休みは限られていましたが
責任というプレッシャーがない分、
結構行きたい所には自由に出かけていました。

でももうすでにワーカホリック状態にあり
長い時間ずっと働き続けるという形は染み付いていました。

30代は独立してお店を持っていましたが
30代のちょうど丸10年を仕事に捧げました。
僕の「失われた10年」です
もう一歩も日本を出ないどころか、一度も飛行機にすら乗らなかった。
趣味もなく、お店を運営する事だけをひたすら考えていたから
10年間で連休は2~3回しか取っていないと思います
それが当たり前になっていて、変だと思っていなかった。

お客様が来る=○
お客様が来ない=×
それしか考えてない。

もう全て忘れちゃったの、痛みと共に
もう何も感じなくなってた。

視野の狭い軽率な行動を繰り返し
大切にしていたはずの家族も顧みず
全部失って気が付く。
「なんだったのか?」

初めて19歳の自分が正常だった事に気が付きました。

何のために働くのか?
まずは自分のために働くんです。
自分と自分の大切な人のために働くんです。

19歳の正常だった僕が考えていた

お客様じゃなくて、自分が好きな物を好きなだけ作りたい
自分が好きな時に期間も自由にお休みを取って
何処でも行きたい所に遠慮なく出掛けたい
そして、その金銭的余裕もしっかり確保したい。

もうこの事には徹底的にこだわりたい。
それを我慢してまで店を続けなければいけないなら
独立した意味なんてないのかもしれない。

だから、働き方は大切なんだと
社会的な成功は小さいけど、その方が幸せを感じられるならば
「働き方を自分で決められる」事を最優先で、
それが長続きするように仕事全体のバランスを考えよう
それが小さく無名でも幸せなお店の姿だと思うから。

僕には人を巻き込んで(会社を大きくして)
その人まで幸せにしてあげられるほどの器量はないようなので
偉そうなことは言えませんが
幸せなワークライフバランスと仕事に見合った収入を得るためには
自分も本当にそのために奮闘しないといけないのは確かです。
待っているだけで、主張するだけで、
簡単に人から与えてもらえる物ではないような気がします。

向こうから歩いてくるのを待つばかりではなく
自分からも近付いていかないと。

皆様それぞれの仕事の立場で闘っていらっしゃるでしょうし
状況は様々だと思いますが
自分にとって何が一番の幸せなのか?という事を
もう一度考えてみてはいかがでしょうか。

意外な所に答えが転がっているかもしれませんよ。

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